凡人だって悟れるもん

自我は幻、大体そんな感じ。

中央アジアの北朝鮮ことトルクメニスタンに行って来た

2014年10月06日 | たびにっき
世界を冒険するのが夢で、いつかバックパッカーの真似事のような事が出来たらいいなぁと漠然と思っていました。

それが今年になってから仕事にかなりの余裕が出来、休みも取りやすい状況になってくるわ、英語が出来ないから勉強しなきゃな、なんて思っていたら、なんと英語の出来る旅好きの友人から海外旅行のお誘いがあり、苦労せずに世界を冒険出来る事になりました。

渡りに船とはこの事、実にラッキーです。

後はあれこれ煩雑な手続きやら何やらも全部友人にやってもらい、僕はアホ面で待っているだけという完璧なオートマチック具合。

しまいにゃ職場で、ただの観光旅行なのに壮行会と称した飲み会までやってもらえる始末。

お膳立てが上手く行きすぎて怖いくらいです。まあ日頃の人徳ってやつですかね。

まあ何やかんやで僕の冒険の旅が始まりました。

ただ漠然と旅がしたいと思っていた僕には行き先へのこだわりも特になく、友人の行きたがっていた国「トルクメニスタン」に行く事が決定。

このトルクメニスタンという国、ネットなりで調べていただくと分かるんですが、国土のほとんどが砂漠であり、数年前にニヤゾフ前大統領が亡くなるまで、大統領による独裁政治が行われる、通称中央アジアの北朝鮮とも呼ばれる程の独裁国家だった国です。

その独裁っぷりをトンデモ政策を通して軽く紹介すると・・・


「田舎もんはどうせ本なんて読まないから、首都と大学内を除く図書館を廃止」

「ニヤゾフ大統領の大好物がメロンだから、8月の第二日曜日をメロンの日として国民の祝日に」

「音楽の発展を妨げるから、コンサートやテレビ結婚式などで、口パクで歌う事を禁止」

「男性の髭禁止、なぜなら見苦しいから」


等々、面白くかつ理不尽な政策を連発しておりました。

2014年現在ではニヤゾフ大統領の死後、選挙によって選ばれた大統領が民主化路線を推し進めているとの事ですが、現状に関する情報が皆無な為、調べれば調べる程僕の不安は大きくなっていきます。

それに対して、世界中を行き尽くして旅慣れた友人は、地球の歩き方に5ページしか載っていないこの未知の国への興奮がどんどん高まっている様子。

出発前日にサイゼリアで行われた作戦会議の結果は、とりあえず行ってみなきゃ分からない事だらけだという事でミラノ風ドリアを食べただけで解散。

そんなこんなで?始まったトルクメニスタン観光。

笑いあり、涙あり?のトラブルに見舞われる事もありましたが、冒険心さえあれば何のその。

ついでに、トルクメニスタンの隣国ウズベキスタン、帰国途中にストップオーバーを使って韓国に一泊、と合計三カ国を訪れたんですが、サイゼリアで膨らんでいた不安はどこ吹く風!刺激的な経験だらけであっという間に2週間は過ぎてしまいました。

よって


結論:超楽しかった!


・・・と一言で締めるのはあんまりなので、写真を交えつつ数回に分けて書いていこうと思いますです。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まさに (ひまま)
2014-10-07 01:00:43
引き寄せた旅でしたのね(^-^)
トルクメニスタン、てっきり某Gブリのトルメキアかと思ってしまったw巨神兵は居ませんでしたかw
続き楽しみにしています( ´ ▽ ` )ノ
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Unknown (呉一郎)
2014-10-08 21:24:38
多分元ネタは案外中央アジアにあるんじゃないでしょうかw
装飾品とか民族衣装なんか、風の谷の人々を彷彿とさせるものでしたよ。
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Unknown (ひまま)
2014-10-10 00:00:44
そうでしたか!Gぶりのロケハンは実写の映画を撮る以上にきめ細やかにすると聞いたことがあるので、モデルはこの辺りなのかもしれませんねー( ´ ▽ ` )
リアル風の谷、一度は行ってみたいものです^ - ^
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