自由意志の正体２

前回のあらすじ：
「オッス！オラサトル！つらい人間界を生きる一般庶民だ！前回は自我が幻だから、原因と思っていた思考も幻で、そうなると最初から自由意志なんて無いって話だったぞ！っひゃー、不安でオラどきどきしてきたぞ！」


・・・。


(´自Д我)「自由意志がないなんて嫌っす！自分で選べない人生なんて意味ないっす！」


と自我さんは言っています。

しかし自由意志があるはずの私たちは、思い通りに結果を選べているでしょうか？

時には思い通りになる事もあります。

でも大抵の場合はそうじゃないですよね？

想像と全く逆の結果になったり、思いもよらない結果になる事ばかりです。

その度に私たちは、予想と違った結果に悩み、怒り、苦しんでいます。

そう！

自由意志があっても、私たちは結果をコントロール出来ていないんです。

私たちは、自由意志があると思い込んでいるだけ。

起きた結果に対して、あーでもない、こーでもないと評価をしているだけなんです。


「あの時こう考えた結果が、やはり正しかったから・・こうなったんだ！」
「あの時の行動が、今回の失敗に繋がったんだな・・・」

「「よし！次の為にもっと考えよう！もっと悩もう！」」


と自分で選んだ結果だと思っているからこそ、未来の結果をコントロールする為に考え、悩んでしまっています。

実際は、自由意志なんてものは自我があるからそう思うだけ、つまり幻です。

そんなもん無くても生きていけますし、不幸にはなりません。


では自由意志が無い事に気づくとどうなるんでしょう？


「考えないロボットのようになる？」

いいえ、自由意志と思っていたものは変わらずそこにあります。

意味が無いことに気づいただけですから、今までと変わりません。

結果考える事は減るとは思いますが・・。


「悩んでないフリをして、ポジティブな痛い人になる？」

まず深く悩む事自体がありません。起きた結果に大して原因を求める意味がありませんから。

ただ起きた結果を楽しめるようになります。それは思い込みとかそういう程度のものでは決してありません。



自由意志を持ったまま、自由意志の意味の無さに気づく。

原因なんてどうでもいい、意味がないものと気づく。

それはつまり、結果をすぐに受け取れると気づくということです。

原因について考えず、悩まず、結果だけをすぐ受け取れる。

これって願望実現の究極の姿ですよね・・・？

だから自由意志が無いと気づくと、願望が叶うんです。

願望ってそもそも、自由意志があるという勘違いで生まれたものですから。

叶っていない原因を考えて、未来に結果を求めているのが願望なんです。

まあ実際には願望自体が意味なくなっちゃうので、原因には後から気づくことが多いです。

つまり、結果が出てから「あぁ、僕はこれを望んでたんだな。」と原因を知るといった感じですね。


自分という可能性の枠の中で私たちは究極に自由です。

原因があると感じるということは、すでに結果があるということ。

つまり考えが出てくる時点で、すでに叶ってるに等しいんですよね。


・・じゃあ自分の枠ってどこまであるのかって？

それは悟りを開いてからのお楽しみってことで（笑）

まあ、少なくとも「自由意志を持つあなた」が思っているより、あなたの可能性はもっともーっと広いはずですよ。

結局考えれば考えるほど、最終的に気づくしかないってとこに行き着きます。

理屈で考え尽くしたら、今度こそ諦めて悟っちゃいましょう！（笑）



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(´自Д我)　「よくある、スピリチュアルなおすすめ動画とか紹介しないんすか？」
呉　「えっと・・・萌えアニメでもいい？」
(´自Д我)　「（駄目だこいつ・・・）」