今年は遅いヒガンバナ

ヒガンバナは秋の彼岸の頃に合わせたように咲くことが多い。が、今年は、彼岸が過ぎてから赤い花を咲かせ始めた。去年は彼岸の中日ごろに咲いた。が、一昨年は確か彼岸より遅く咲いたと思う。それ以前は、ほぼ、彼岸中に咲いていたような。今年は、暑い日が9月に入っても続いたからか。その割に、ツクツクホウシがまだ、鳴いていると、感心するほど遅くまで、（確か24日は鳴いていた）鳴いていた。今年は、一か月以上鳴いていたことになる。
ヒガンバナは、かつて、田の畔や墓地でよく見かけたが、今は、ここらの田の畔には殆どない。ちょっと、遠出した田の畔にまっすぐ、ヒガンバナが咲いていた。ゴンの童話の話に出てくる、赤いじゅうたんのように、とまではいかないが、友達がゴンの話の発祥地のちかくに住んでいるので、その近くの堤防を見に行ったことがあるが、それは、見事なヒガンバナの大じゅうたんであった。町おこしにもなっていて、イベントが行われる。
彼岸の仏教行事は日本独自のものだと、今日（インターネットで見て）知った。昔は、彼岸に、字にある禅寺参りに多くの人が来たものだという。確かに、縁日のような店もでていたような。
仏教といっても、本当のところ何も知らないことが多いように思う。観音信仰もかなり後世になってから流行しだしたらしいとのこと。