勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『フォールアウト』がアマゾンプライムで動画配信されていた

2024-04-12 05:14:11 | ゲーム・日本橋
昨日の夜に、アマゾンのプライムビデオを何となく眺めていたら、
『フォールアウト』のドラマが配信スタートしていた。

おぉっ、一体いつの間にっ!?と思ったが、丁度昨日から配信スタートしたらしい。
しばらく前に、ドラマ化が進んでいるというニュースを見て楽しみにしていたのだけれど、
気が付けば始まっていて、非常に喜ばしいことだ。

『フォールアウト』は元々、ベセスダ・ソフトワークス作成の、世紀末の荒廃した世界を舞台としたRPGゲームだ。
今回のドラマは、恐らく3作目の『フォールアウト3』を元にしたものと思われる。

『放射性降下物』を意味する『フォールアウト』というタイトルのこのゲームは、
1950年代のいわゆる冷戦時代に核戦争が勃発したという設定の元で、
当時のデザイン・センスや流行が、核戦争を経て22世紀の世界に引き継がれたような、
とても不思議な雰囲気の世界観が人気の元となっている。

言ってみれば、1970年の大阪万博が来場者に見せてくれた、
レトロフューチャーな世界がゲームの中に再現されているようなもので、
1956年に公開された名作SF映画『禁断の惑星』では、意志を持った二本足のロボット・ロビーが登場して、
観客に未来世界を強烈にアピールしていたが、

『フォールアウト』では、平成・令和のSF映画に登場する人間そっくりなロボットではなく、
あえてあの雰囲気のロボット達を22世紀の世界に登場させている。

今回のドラマでは、巨大な退避シェルターであるVoult33で暮らす少女ルーシー、
世界秩序の回復を目指す団体BOSに所属する男性マクシムス、
そして、不気味な外見のグールの賞金稼ぎの3人が主人公となって、ストーリーが展開していく。

3人が3人とも、ゲームの雰囲気を忠実に再現していて素晴らしいの一言だが、
特に素晴らしいのがウォルトン・ゴギンズが演じるグールの賞金稼ぎで、
こんな人、ゲームの中にいたよねぇ、と思ってしまうぐらいのグールっぷりがたまらない。

ドラマは11日からいきなり8エピソードが公開されており、
俺様もまだ第1話を観ただけなのだが、
ゲーム世界の再現にとても力を入れているように感じられ、第2話以降が大いに楽しみな作品だ。
安全なシェルター生活から外の世界へ飛び出したルーシーが、
荒廃した世界で、ハイテク兵器で身を包んだ武装集団の一員として日々を送るマクシムスが、
そして、まだまだ謎だらけのグールの賞金稼ぎが、
これからどんな冒険を繰り広げるのか、期待して続きを観たいと思う。
久しぶりに『フォールアウト3』を遊びたくなってしまった。



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