子供との関わり

今日も又、上の娘に「クッキー作ろ～！！」と、朝から叩き起こされ（*_；）〉ヤレヤレ・・恒例のクッキングタイムが始まった。とかく誰かに似て？せっかちな娘達は、生地作りの最中も、早く、早くと私を急かす。子供達と関わっていると、つくづく自分は気が短いな～と思う。
子供に自分のペースを乱されると、イライラして「いいかげんにせ～い！」なんて気がつくと怒鳴っていたりします。いつも後になってから（あんなに怒るんじゃなかった、トラウマになったら如何しよう？）なんて後悔している・・・御免よ、子供達・・・。やっぱり“鬼の形相”の母さんは良くないよね。これから意識して直します。でも、こんな母親の元に生まれてくれて有難う。（つくづく・・・いつもこんなふうに思う事の繰り返しだったりする。）

娘達の保育園では、お楽しみ会やクッキングetc・・・様々なイベントがある。遅くまでイベントの為の準備をしている保育士さん達の様子を見ていたら、感謝の気持ちが沸き起こり、ああ、我が子達もこうやって皆の協力があって健康に育っているんだな～そして子供達も頑張っているんだ・・・と思い、よし、自分も今置かれている環境の中で、ベストを尽くしていこう。という気持ちになる。

子供達の「生」を守るとは、子供達の「権利」を守るとは、地域社会全体で子供達に“愛の眼を向ける”という事なんだと・・・。勿論、母親にも・・・母親の精神状態が良好でなくては、健全な子育てが出来ない。子育てっていうのは、競争とか、戦争とか支配的社会環境とは対極にある。
最近は保育士も女性だけの仕事ではない。男性保育士も増えている。これはとても喜ばしい事だと思う。“保育”という環境を通して、“男性が母性的な意識と繋がる”という事は、現代の私達の社会にとっては重要な事だと思う。

何だか、クッキー作りの話から意識が拡大してしまったようだが、私達の何気ない日常の中に、人間の本質や、真実へのヒントが常に隠されているという見解らしい。

クッキーは、生地を充分寝かせないうちに型を抜いたので、形は多少崩れてたけれど、味はバターが効いててとても美味しかった。
　

（KIN:145　赤い月の蛇/本能を安定させる）