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ぶら~り散策

ぶら~り散策した「街の景色」、「おいしいお店」、「おすすめ本」などを気ままに紹介します。

新宿山ノ手七福神めぐり

2009-01-02 | 七福神
お久しぶりです、管理人代理のポメラニアンの菜々です。
毎年恒例、管理人さんのマイブームにお付合いしてあげちゃいました。

ガッタンゴットンに乗って、東京メトロ丸の内線「新宿御苑前駅」下車。


新宿山ノ手七福神めぐり』スタート
通年のご開帳で、約2時間30分時間でお参りできるそうです。

巡拝路は、昭和中期に入ってから創設されたようで、新宿区内の山手地区を
めぐるもので、全長約8Kmのコースなんだって。
かつては甲州街道最初の宿場町として栄えた新宿。
高層ビルが建ち並ぶこの街にも、七福神めぐりがあるんですね~。




「新宿御苑前駅」から約2分

霞関山太宗寺(かかんざんたいそうじ) 布袋尊 新宿区新宿2-9-2

太宗寺は、慶長年間初年(1596頃)に僧太宗の開いた草庵を前進とし、のちの
信州高遠藩主内藤家の菩提寺として発展した寺院だそうです。

かつての 内藤新宿の仲町に位置し「内藤新宿の閻魔」「しょうづかのばあさん」
として江戸庶民に親しまれた閻魔像・奪衣婆像や、江戸の出入口である
甲州街道沿いのこの地に安置された「江戸六地蔵」のひとつである銅造地蔵菩薩
など当時の面影を残す多数の文化財が伝えられています。




左は、閻魔像は像高5.5mあり都内最大みたい。
奪衣婆(だつえば)像もあったんだけど江戸時代には、願い事を叶えてくれる
綿のおばばとして人気があったみたい。

右は、江戸六地蔵のひとつ「銅造地蔵菩薩坐像(どうぞうぢぞうぼさつざぞう)」。
像高は、267cm。
夏目漱石が子供の頃に上って遊んだことが小説『道草』に書かれているんだって。




「霞関山太宗寺」から約25分

稲荷鬼王神社(いなりきおうじんじゃ) 恵比寿神 新宿区歌舞伎町2-17-5

承応2年(1653)大久保村の鎮守として稲荷神社がこの地に祀られたそうです。
鬼王神社は、宝暦2年(1752)田中清右衛門という百姓が、紀州の鬼王権現を
勧請したもの。天保2年(1831)両者を合祀して稲荷鬼王神社となったそうです。
ちなみに稲荷鬼王神社では、ご開帳はありません。




恵比寿様をお参りしてから、「手水①」から柄杓で、「かえる石⑤」に水を掛け、
次に「かえる石⑤」をさすりながら、次の言葉を三度唱えるんだって。

一日の無事を願う人、苦痛安全や旅行の安全を願う人は『無事かえる』
開運を願う人は『良き運にかえる』
金運を願う人は『金かえる』
縁結びを願う人は『思いの人の心が自分にふりかえる』『待ち人かえる』
健康を願う人は『若がえる』
あらゆる願いを『かなえる』
その後もう一度、恵比寿様にお参りするの。

②は水琴窟。③の竹筒に耳をあてて音を楽しむんだって。
不思議な澄んで透き通った音にビックリ。




うずくまった鬼の頭上に水鉢を載せた珍しいもの。ハトさんも気持ちよさそう。




「霞関山太宗寺」から約10分

大久保山永福寺(おおくぼざんえいふくじ) 福禄寿 新宿区新宿7-11-2

もとは大窪山と言ったみたい。開基の貴雲尊悦は慶長15年(1610)入寂、
開山の桂屋瑞漱は万治2年(1659)入寂ということなので、それ以前の
創建。薬師堂の薬師如来は慈覚大師の作と伝えられるそうです。
寿老人さんは、小堂に祀られて見ることが出来ませんでした。




「大久保山永福寺」から約5分

厳嶋神社(いつくしまじんじゃ) 弁財天 新宿区余丁町8-5

伝承によれば、後三年の役で奥州に向かう八幡太郎源義家がこの地に陣を張り、
厳島神社の弁財天に戦勝を祈願したそうです。無事に奥州を平定した義家が
奉賽として厳島神社の御分霊を勧請したのが始まり。

厳嶋神社でのご朱印等の受付は正月7日迄。以降は西向天神社
(にしむきてんじんしゃ)となるそうです。
ちなみに厳嶋神社では、ご開帳はありません。




厳嶋神社は、境内を南北に通り抜けられることから「抜弁天」と呼ばれ、
義家の故事にあやかって「苦難を切り抜ける」弁財天として信仰を集めた。
不忍池・冬木・木場などとともに江戸の六弁天に数えられたそうです。

こちらでは、温かいお茶をいただきました。




「厳嶋神社」から約5分

春時山法善寺(しゅんじざんほうぜんじ) 寿老人 新宿区新宿6-20-16

実相院日相上人が鳥取藩二代藩主・池田綱清から中正院日護上人作の七面明神像を
寄進され、一宇を建立して祀ったことに始まるという。甲州の七面山に鎮まる
という七面明神は七面天女・七面大菩薩とも称し、身延山の鎮守である。
法華経守護の神として信仰を集めたが、江戸で祀られたのはこの寺が最初だそう。
七面明神は本堂に祀られ、新宿区の文化財に指定されているそうです。




「春時山法善寺」から約30分

大乗山経王寺(だいじょうざんきょうおうじ) 大黒天 新宿区原町1-14

尊重院日静上人により市谷田町に創建。明暦の大火により焼失し、寛文8年
(1668)市谷川田久保町に移転、さらに天和2年(1682)現在地に
移ったそうです。
その後も火災によって何度も堂宇が焼失したが、その度に再建されたという。
札所本尊の大黒天は、日蓮聖人の高弟で中老僧の日法上人作といい、日静上人が
身延より移してきたもの。開運大黒天として江戸庶民の信仰を集めたとのこと。
大黒天さんは、1月1日~7日と年6回の甲子の日のみご開帳。




「大乗山経王寺」から約30分

鎮護山善国寺(ちんござんぜんこくじ) 毘沙門天 新宿区神楽坂5-36

佛乗院日惺上人は関白二条昭実の子で、徳川家康と親交があった。
日惺が池上本門寺貫首に迎えられてから9年後の天正18年(1590)、
徳川家康が江戸城に入った。
日惺はさっそく祖父伝来の毘沙門天の前で天下泰平の祈祷を修した。
これを聞いた家康は日本橋博労町に寺地を寄進し、自ら鎮護山善國寺と
名付けて開基となったそうです。
水戸光圀もこの毘沙門天を深く崇敬し、寛文10年(1670)に善国寺が
焼失すると、麹町に再建。

その後、寛政4年(1792)の大火により神楽坂の現在地に移転、以来、
神楽坂の毘沙門さまとして広く信仰を集めたそう。
界隈は善国寺の門前町として賑わい、明治の初期には花街もでき、また、
東京で縁日の露店が出るようになったのも善国寺が発祥とされています。




毘沙門天は本堂内、向かって左側に祀られ、正月の初寅・二の寅、5月と9月の
初寅の日にご開帳。




毘沙門天と虎とのゆかりは、物部守屋征討の戦勝祈願をした聖徳太子が、
寅の年の寅の日の寅の刻に毘沙門天を感得したという信貴山の伝承による。

毘沙門天を祀る寺院には狛犬の代わりに虎の像を置くことが多く、善国寺も
狛犬ではなく虎の石像となっているの。




これで、『七福神めぐり』制覇
ここまでで、10,088歩、2時間のぶら~り散策だったわ。
せっかくなので、管理人さん達「神楽坂」をちょっと散策。



行ったお店は、「ペコちゃん焼き」で有名な不二家。
不二家のお店は、いっぱいあるけど「ペコちゃん焼き」は、
飯田橋神楽坂店でしか売っていないんだって。




「鎮護山善国寺」から約10分

帰りは、ガッタンゴットンに乗って、JR線「飯田橋駅」でお家に帰ります。





今日の頑張ったで賞は、これで~す。

今日は、色紙(500円)を購入して、御朱印を(各300円)を各神社で頂きました。




他に、宝船(1,000円)と各社で御像(各300円)を頂くというものもありました。




「稲荷鬼王神社」では、お札と神供を頂きました。




「霞関山太宗寺」では、こんな可愛らしい紙袋に色紙をいれて頂きました。




新宿山手七福神めぐりの切手。1,200円也。
こちらは、新宿区内の郵便局で平成21年2月3日まで販売だそうで~す。




五十番の中華まん。




不二家飯田橋神楽坂店限定の「ペコちゃん焼き」。

ちなみに、チーズ・あずき・チョコ・カスタードの4種類が定番で、
プラス2種類「月替わり」と「季節替わり」が1種類ずつ加わるんだって。
現在は、キャラメル・苺ミルクでした。



今日の散策は、これまで。

さて、今度はぶら~りどこへ行くのかしら。

虹の橋へと渡り天使となった管理人代理の菜々ちゃん、
6年間楽しい思い出をありがとう。これからも、ずっと一緒だよ。

<本日の歩数> 10,747歩

新宿御苑駅~霞関山太宗寺~稲荷鬼王神社~大久保山永福寺~厳嶋神社~
春時山法善寺~大乗山経王寺~鎮護山善国寺~飯田橋駅

菜々のアンヨで、9:10~12:20まで散策して3時間10分かかりました。


池上七福神めぐり

2008-01-08 | 七福神
こんにちは、管理人代理のポメラニアンの菜々です。

世間では、昨日から仕事初めの企業が多い中、管理人さんは、
次の勤務まで、ずっとお休みで昨日が仕事納めのような感じなんだって。
そんな訳で、管理人さんのマイブームに付き合ってあげたんだ。

ガッタンゴットンに乗って、東急池上線「池上駅」下車。


『池上七福神めぐり』スタート
通年のご開帳で、約2時間でお参りできるそうです。

多摩川と、多摩川の支川である呑川(のみがわ)に挟まれた地域に
点在する『池上七福神』。
多摩川の改修以前は“あばれ川”とよばれ、橋をかけるのが難しかったため、
この辺りは数々の「渡し跡」も残されているんだって。



「池上駅」から約5分

曹禅寺(そうぜんじ) 布袋尊 大田区池上7-22-10


こちらは、ペット霊園もあるんだって。


写真の右に太い柱があるんだけど分るかな~
これは、東海道五十三次の京都三条大橋に建てられていた柱で、昭和9
(1934)年の室戸台風によって橋が決壊したさい、一本だけ残ったものを
祀っているそう~です。


今日の七福神めぐり最初の場所だったんだけど、お寺の方が、
まわり方について親切に説明してくれたの。
ありがとうございました。


綺麗なお庭だね~。


布袋尊 福徳、円満、忍耐を授ける彌勒菩薩の化身神


アップで~す。
布袋尊は、本堂の左手にぎやかな社に祀られていたよ。



「曹禅寺」から約10分

微妙庵(みみょうあん) 毘沙門天 大田区池上3-38-23


微妙庵では、毎年11月1日ににぎやかな纏(まとい)を掲げて練り歩く
御会式が行なわれるそうで~す。


毘沙門天 威光と財宝授与の北方守護の武神


アップで~す。



「微妙庵」から約5分

馬頭観音堂(ばとうかんのんどう) 大黒天 大田区池上3-20-4
池上警察署の裏手にあって、20段ほどの階段を登るとお堂があったよ。


慶応3年に本門寺を本営とした戦いで惨殺された、渡辺建造のお墓の
あった場所を、昭和37(1962)年に新築したものだそうで~す。


こちらが、お堂で~す。


大黒天 米俵をふるまえる有福の台所守護神



「馬頭観音堂」から約10分

本成院(ほんじょういん) 福禄寿 大田区池上1-35-3


本成院は、宝永年間(1704~1711)の火災で焼失し、享保年間(1716~1736)に
現在の地に再建されたそうです。


福禄寿 福と祿と寿命を授ける老人神



「本成院」から約5分

妙見堂(みょうけんどう) 寿老人 大田区池上1-31-11
この階段は「妙見坂」と言って、111段あるんだって。
梅雨の頃は、紫陽花が綺麗らしいの。


碑によると、「妙見堂、妙見坂の上にあり、妙見大菩薩を安置す...(続く)」
とあります。坂(長い階段)の名前はこれにちなんだもので、妙見大菩薩
(非公開)とは、徳川家康の子の頼宣のために造像されたんだって。


寿老人 寿命と学を授ける南極老人神

寿老人は、お堂の中に祀られていて、このお堂は造った人以外は
開けられない仕組みになっているそうなんだ。


ちょっと見ずらいですが・・・。

菜々も、111段ピョンピョンしたんだ。



「妙見堂」から約5分

養源寺(ようげんじ) 恵比寿 大田区池上1-31-1


呑川沿いの養源寺は、八代将軍吉宗が鷹狩りの際に膳所として使用した
こともある歴史のあるお寺で、昭和20年までは尼僧寺だったそうです。


綺麗なお庭だったよ。


恵比寿 商業、漁業繁栄、家庭円満の福の神


住職さん及び関係者が、丁寧で色々質問しても優しく教えてくれるの。
振る舞い酒やお茶を勧めてくれたの。
管理人さんも当然頂いていたわ。


このあと、ちょっとぶら~りして、池上本門寺に行ったんだけど・・・。
詳しくは、また番外編で紹介するね。



「養源寺」から約15分

厳定院(ごんじょういん) 弁財天 大田区池上2-10-12


開創は正応2(1289)年、現在の地に構えたのは天文5(1536)年という
由緒あるお寺です。


弁財天 芸術、弁舌、才智、財宝を司る女人神


アップで~す。
弁財天は、石造りの弁天宮に祀られていたわ。


これで、『七福神めぐり』制覇
ここまでで、11,723歩、4時間15分のぶら~り散策だったわ。
途中、ちょっと脱線して散策したけどね~。

「厳定院」から約15分
帰りは、ガッタンゴットンに乗って、都営浅草線「西馬込駅」でお家に帰ります。

今日の頑張ったで賞は、これで~す。

今日は、色紙(500円)を購入して、各寺院で無料朱印を押しました。
スタンプラリー感覚で、楽しめるの。
色紙は、曹禅寺・養源寺で買うことが出来ます。

こちらは、各寺院で頂ける無料のお札で~す。



今日の散策は、これまで。

さて、今度はぶら~りどこへ行くのかしら。

今日は、お天気が良くて、気持ちよく散策できたね~。

<本日の歩数>13,076

池上駅~曹禅寺~微妙庵~馬頭観音堂~本成院~妙見堂~養源寺~
池上本門寺~厳定院~西馬込駅

菜々のアンヨで、10:15~14:45まで散策して4時間30分かかりました。

番外編『池上本門寺』のぶら~り散策も見て下さいね~。

草加宿七福神めぐり

2008-01-03 | 七福神
またまた、管理人さんのマイブームにお付合いしいてあげちゃいました。
こんにちは、管理人代理のポメラニアンの菜々です。


ガッタンゴットンに乗って、東武伊勢崎線「草加駅」下車。


草加駅前で、何やら怪しげな人を発見
「すみません、何をしているんですか?」


この人は、“おせんさん”と言って、せんべいを始めて焼いた人なんだって。

言い伝えによると、街道で団子を売っていた“おせんさん”が、売れ残った団子
をどうしようか困っていたところ、通りがかったお侍さんが「つぶして焼いて
みてはどうか」とアドバイス、それが大評判になったのが“草加せんべい”の
始まりなんだって。


『草加宿七福神めぐり』スタート

1月1日~1月7日のご開帳で、約1時間30分でお参りできるそうです。

『草加宿七福神めぐり』は、平成13年から始まった比較的新しい
七福神めぐりなんだ。


「草加駅」から約10分

まず最初に、駅から一番近い「三峰神社」に行ったんだけど、
ちょうど団体さんが来て、お参りまで時間が掛かりそうなので、
次の目的地へGO


「三峰神社」から約15分

谷古宇稲荷神社(やこういなりじんじゃ) 福禄寿


草加市神明2-2-25


こんな感じで~す。


福禄寿 幸福・財運・長寿



次の目的地に行く前に、とっても綺麗な札場河岸公園と言う公園があったの。
ここでちょっと、公園をお散歩しちゃった。
詳しくは、また番外編で紹介するね。



「谷古宇稲荷神社」から約15分

出世弁財天(しゅっせべんざいてん) 弁財天


草加市松江町3-27-2


こんな感じで~す。


赤い鳥居が、目立つね~。


弁財天 福徳財宝・家内和合
こちらの弁財天さん、鍵のかかった所にいて、御神体が見づらかったの。



次の目的地に向っていたら、おせん公園と言う小さな公園があったの。


「草加せんべい発祥の地」碑で~す。

大きな丸い石がお煎餅、後ろの細長い石がお煎餅を返す
火箸をイメージして作られたんだって。



「出世弁財天」から約25分

氷川神社(ひかわじんじゃ) 大黒天・毘沙門天


草加市住吉1-11-66


大黒天 商売繁盛・子孫愛育


毘沙門天 開運厄除・学業成就



「氷川神社」から約5分

八幡神社(はちまんじんじゃ) 恵比寿神


草加市高砂2-20-7


こんな感じで~す。


草加市の文化財に指定された、見事な獅子頭にビックリしたわ。


恵比寿神 除災招福・商売繁盛



「八幡神社」から約5分

三峰神社(さんみねじんじゃ) 寿老人・布袋尊


草加市高砂2-21-30


寿老人 長寿・富貴・招福
布袋尊 知恵・福徳


これで、「草加宿七福神めぐり」制覇
ここまでで、10,645歩、3時間のぶら~り散策だったわ。
途中、ちょっと脱線して散策したけどね~。


「草加」は、草加と言えばお煎餅、お煎餅と言えば草加というくらい、
お煎餅の町として有名だよね~。
管理人さん、お土産にお煎餅を買っていたわ。
散策した時に、「大臣賞受賞」の看板が気になっていたみたいなの。


今日の頑張ったで賞は、これで~す。

『草加宿七福神めぐり』の5つの神社は、無人で御朱印活動はやっておらず、
無料スタンプがおかれていました。

7つ全てのスタンプを集めた方には、草加の伝統技法、注染染めのふきんを
記念品として先着500名様にプレゼントという企画はあったようです。


これは、管理人さんの頑張ったで賞らしいわ。


今日の散策は、これまで。

さて、今度はぶら~りどこへ行くのかしら。

お正月の三元日を七福神めぐりして、今年もいいことありそうな予感。

<本日の歩数> 13,179歩

草加駅~三峰神社~谷古宇神社~札場河岸公園~出世弁財天~
氷川神社~八幡神社~三峰神社~草加駅

菜々のアンヨで、11:00~14:30まで散策して3時間30分かかりました。

番外編の『札場河岸公園』のぶら~り散策も見て下さいね~。

谷中七福神めぐり

2008-01-02 | 七福神
新年おめでとうございます。管理人代理のポメラニアンの菜々です。

昨日に引き続き、またまた、七福神めぐりをしてきたよ。

ガッタンゴットンに乗って、JR山手線・京浜東北線「田端駅」下車。


『谷中七福神めぐり』スタート

1月1日~1月15日のご開帳で、約3時間でお参りできるそうです。

『谷中七福神めぐり』は、江戸で最も古い歴史を持ち、その起源は、
江戸中期まで遡るんだって。
田端から谷中寺町、不忍池へと街並みを散策しながら楽しめるんだ。



「田端駅」から約10分

東覚寺(とうかくじ) 福禄寿 北区田端2-7-3

全身に赤紙が張られた二体の赤紙仁王尊があって、身体の悪い部分に
赤い紙を貼って祈願すれば病気が回復すると信じられているんだって。
また、祈願をして病気が回復した人のワラジがお礼として奉納されて
おり、もともとは江戸市中に流行していた疫病を鎮めるために造立
されたと伝えられているそうです。
でも、管理人さん勉強不足で、大切な撮影を忘れちゃったの。


「東覚寺」は、石庭の素晴しいお寺なんだって。


福禄寿 人望の神


木彫りの七福神さんの置き物があったよ。



「東覚寺」から約15分

青雲寺(せいうんじ) 恵比寿 荒川区西日暮里3-6-4


この地は江戸時代中頃より「日ぐらしの里」と呼ばれて、四季折々の花を
楽しむ人々で賑わったんだって。修性院などと共に「花見寺」とも言われた
みたい。境内には滝沢馬琴の筆塚の碑をはじめ、江戸を代表する文人の
碑が多く残っているんだ。


恵比寿 正直の神



「青雲寺」から約2分

修性院(しゅうせいいん) 布袋尊 荒川区西日暮里3-7-12


青雲寺と共に四季折々の花樹をうえて「花見寺」の名にふさわしい庭園
だったそうで~す。


布袋尊 大量の神

「日暮の布袋」とも言われ、見ているうちに日が暮れてしまった、
という言い伝えがあるんだって。



「花見寺」をイメージさせるピンクの外壁には、春夏秋冬の布袋尊が
描かれているんだ。


他にも、こんな布袋尊が描かれていたよ。


次の目的地に行くまでに、ちょっとぶら~りしちゃった。


菜々もアンヨして坂道を登ったよ。
どんな景色なのかな~。


「富士見坂」を上りきったら、きれいな「富士山」が見えたよ。
写真だと、わかりずらいかな~


ぶら~り「谷中銀座商店街」に来たよ。



夕やけだんだん
夕日がまっすぐこの階段に当たり、夕焼けがゆっくりと
この階段を赤く染めていくさまは実に風情があるんだって。


よく日が当たるためか、この坂には猫が多く「ねこ坂」
とも呼ばれ、谷中めぐりの人々が多く集って来るんだって。



修性院から約15分

長安寺(ちょうあんじ) 寿老人 台東区谷中5-2-22


明治初期の日本画家、狩野芳崖の墓所があるんだって。


寿老人 長寿の神
この寿老人像は、徳川家康が納めたものなんだって。



「長安寺」から約5分

天王寺(てんのうじ) 毘沙門天 台東区谷中7-14-8

天王寺は室町時代の創建と言われ、都内有数の古寺なんだ。


江戸時代には「富くじ(現在の宝くじ)興行」が開催され、目黒の滝泉寺、
湯島天神とともに「江戸三富」と呼ばれて賑わったらしいの。
そして今は焼失してしまいました幸田露伴の「五重塔」のモデルとなった
天王寺五重塔跡地は、今も谷中霊園の駐在所の隣に残っているんだって。

この「毘沙門堂」は、五重塔の焼け跡の木材で建てたそうで~す。

毘沙門天 威光の神 


お庭の手入れが行き届いた広々とした境内で、とって綺麗だったわ。


菜々は、なんちゃってモデル業。


皆さん、のんびり休憩していたわ。


大仏様がいらしたの。


井戸があったよ。



「天王寺」から約20分

護国院(ごこくいん) 大黒天 台東区上野公園10-18


護国院は天台宗寛永寺の子院で、寛永元年(1624)に創立。
現存する本堂は釈迦堂とも呼ばれ、唐様建築で本尊釈迦三尊坐像
を安置しているの。


菜々もお参りしたよ~。


大黒天 富財の神

江戸時代、大黒天に供えたもちを煮溶かしたお湯を飲む「福湯」の
行事があり、以来幸福を授かると言われているんだって。
お参りする時は、自分の福と、全ての人の福をお祈り
するのが、ご利益を授かる秘訣だそうで~す。



「護国院」から約20分

不忍池弁天堂(しのばずのいけべんてんどう) 弁財天 
台東区上野公園2-1

1625年天海僧正が比叡山延暦寺にならい、上野台地に東叡山寛永寺を創建。
不忍池は琵琶湖に見立てられ、竹生島に習って島(弁天堂)を築き、更に
竹生島宝厳寺の大弁財天を勧請してお祀りしたと言われているの。
当時は小舟で渡っていたそうで~す。


たくさんの参拝客の列にビックリ。


弁財天 愛敬の神


天才犬に、なれますよ~に。
でも、ちょっと煙たかったよ。



これで、「谷中七福神めぐり」制覇
ここまでで、10,715歩、4時間のぶら~り散策だったわ。

駅に向いながら、ちょっと散策。
「不忍池」で、カモさんがスイスイ気持ち良さそうに泳いでいたわ。


駅伝発祥の地なんだって。
箱根駅伝が、今朝スタートしていたわね。


上野恩賜公園に来たよ。


たくさんの動物達が大集合
暗くなったら、イルミネーションが点灯するのかしらね。


ペンギンさんと記念撮影
ペンギンさん達、菜々のお洋服と同じ色のお洋服を着ていたわ。


さて、ガッタンゴットンに乗ってお家に帰りま~す。


今日の頑張ったで賞は、これで~す。

今日は、色紙(500円)を購入して、御朱印を(各300円)を各神社で頂きました。

他に、木版刷りの和紙(1,200円)を購入して、各社でスタンプ(各200円)を
頂くというものもありました。
(色紙計2,300円、木版刷りの和紙計2,400円)

無料スタンプもあったので、地図に押してみたんだ。


今日の散策は、これまで。

さて、今度はぶら~りどこへ行くのかしら。

管理人代理の菜々ちゃん、またまた七福神めぐりのお供お願いしますね~。

<本日の歩数> 12,304歩

田端駅~東覚寺~青雲寺~修性院~長安寺~天王寺~護国院~
不忍池弁天堂~上野駅

菜々のアンヨで、10:30~15:00まで散策して4時間30分かかりました。


浅草名所七福神めぐり ~前編~

2008-01-01 | 七福神
明けまして、おめでとうございます。管理人代理のポメラニアンの菜々です。

元旦早々、昨年に引き続き、管理人のお正月のマイブーム、七福神めぐりを
してきました。

まずは、ガッタンゴットンで東武伊勢崎線「浅草駅」下車


『浅草名所(などころ)七福神めぐり』スタート

『浅草名所七福神めぐり』は、通年のご開帳で、約3時間30分でお参り
できるそうです。

九社寺をめぐるんだけど、九社寺あるのは「九は数の究み、一は変じて七、
七変じて九と為す。九は鳩であり、集まる意味をもち、又、天地の至数、
易では陽を表す」という古事に由来したと言われているそうで~す。


この七福神めぐりでは、東京の有名な観光スポット「浅草寺」が入っているので
初詣のこの時期、とっても込んでいるのかな~と思いきや、通常通りの込み具合
「仲見世」は、こんな感じでした



浅草寺(せんそうじ) 大黒天 台東区浅草2-3-1
「五重塔」で~す。青空にきれいだね~。


「浅草寺」は、東京最古の庶民信仰の寺。
「観音さま」の呼び名で多くの人々から親しまれているんだ。
推古天皇の御代、漁師の檜前浜成・竹成兄弟が隅田川の駒形のあたりで漁
をしていると、一寸八分の観音像がかかった。その尊像を土師真中知が自宅
を寺として祀ったのが浅草寺の開創と伝えられているそうです。


それにしても、すごい人だね~。


大黒天 五穀豊穣、飲食の神
札所本尊の大黒天は「米びつ大黒天」として信仰を集めているとのこと。


普段は本堂に向かって右側にある授与所(朱印所)の脇に安置されているみたい。
正月期間は、大黒天・朱印所ともに裏側に移動しているんだって。



浅草神社(あさくさじんじゃ) 恵比須 台東区浅草2-3-1


「三社さま」の愛称で親しまれている浅草神社は、観音像を隅田川で発見した
桧前(ひのくま)兄弟浜成(はまなり)、竹成(たけなり)と、それを安置した
土師真中知(はじのまなかち)の三神を祀ったことから「三社様」と言われる様
になったんだって。創建年代は鎌倉初期というのが通説になっていて、のちに
家康も祀られているそうです。


恵比須 漁業、労働、商売などの守護神
浅草神社では、御神体を見ることは出来ず、お写真のみでした。


可愛い熊手を発見したわ。


ワンちゃん大集合の熊手だよ~。


あら、この石碑は、なにかしら


こち亀の両さんだ~。



待乳山聖天(まつちやましょうでん) 毘沙門天 台東区浅草7-4-1


縁起によると推古天皇9年(601年)、この地が干ばつにみまわれた際、
十一面観音菩薩が現れて人々を救い、これを聖天様と称して祀ったのが
起源と言われ、江戸時代には隅田川に臨む眺望の名所として錦絵にも
描かれていたんだって。待乳山聖天の紋章には巾着と二股大根が使われ
ていますが、巾着には商売繁昌を、二股大根には無病息災、夫婦和合、
子孫繁栄を意味し、ご本尊の大聖歓喜天の福徳を示していま~す。


毘沙門天 人倫の道、仏教の守り神
札所本尊の毘沙門天は、正月期間中、本堂内にて御開帳されているみたい
だけど、御神体が、見当たらなかったの。
大きな福笹に福絵馬が飾ってあったよ。



今戸神社(いまどじんじゃ) 福禄寿 台東区今戸1-5-22 


康平6年(1063)奥州の安倍氏討伐に向かう源頼義・義家父子が石清水八幡
を勧請したことに始まると伝えられるんだって。戦乱によりたびたび社殿が
焼失したが、その度に再建され、寛永13年(1636)には徳川家光の命により、
舟越伊予守と八木但馬守によって再建されたみたい。昭和12年(1937)
白山神社を合祀し、今戸神社と改称したようで~す。


今戸焼の招き猫発祥の地として、大きな一対の招き猫を飾っているんだよ。


福禄寿 幸運、生活安定、長寿の神


招き猫さんとスリーショット。



橋場不動院(はしばふどういん) 布袋尊 台東区橋場2-14-19


良弁上人が相模国の大山寺に留錫していたとき、不動明王の霊告を受け、
一本の霊木から一刀三礼して3体の不動明王像を刻んだんだって。
そのうち1体を大山寺に納め、1体を自らの念持仏として、残る1体を
寂昇上人に託した。寂昇上人はこの不動尊像を奉じて上総国へ向かったが、
途中、この地で不動明王の夢告を受け、ここが有縁の地であることを悟った。
そこで村人に呼びかけて一宇を建立し、尊像に安置したのが橋場不動の草創
であるといわれているんだ。


大きな福絵馬が、あったよ。


布袋尊 吉凶の占い、家庭円満など、福徳の神
この布袋様は、肩に袋がなく、おなかが袋代わりの形をしている珍しいものなんだ。


浅草名所七福神めぐり ~後編~』へ続く。