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長生きのスイッチはオンに変えなさい(藤田紘一郎医学博士1939年生まれ、による)

2016-12-10 09:37:45 | 医学

人の寿命は、遺伝などの要素よりも食生活やストレス、適度な運動など生活習慣の影響が大きく関わっている、日本は長寿国といえども、残念ながら元気に暮らしているのではなく何らかの介護を受けながら暮らしている高齢者が多いことに驚かされる、本書は長生きのスイッチをオンに変え、何時までも健康で生きられることを指南している。

第1章 長生きのスイッチは誰でも持っている

            テロメア(染色体の末端にキャップのようにかぶさっている小さな粒子)の長さが寿命を決める

    細胞が分裂すると染色体の末端のテロメアが少しずつ失われていく、5000塩基になると細胞は

    死んでしまう。人間は100歳まで生きられるようになっている。

    50歳からミトコンドリアエンジンに変える→必要以上の糖質を取らない、脂肪を燃焼してATPというエネ

    ルギー源を作る          

    糖質を制限し活性酸素を増やさない→ごはんやパンなどの炭水化物を減らし、野菜や果実を食べる。

    ミトコンドリアエンジンを回せばがんは減る

    タンパク質が老化をコントロールしている→ERP44というタンパク質が活性酸素とカルシウムを

    コントロールしている。 老化とかかわりが深い病気を防ぎ、健康センサーの役割を果たしている。

第2章 免疫力が老化を止める

    免役力を高めてがんを撃退する

    快適な生活は免役力の敵→歩かない、コンビニ生活、保存料、添加物入り、エアコンの普及

    により汗をかかない。

    心の持ち方が免疫力を変える

第3章 腸内細菌が長生きさせる

    腸内細菌は長生きのもと

    腸内細菌が好むオリゴ糖と糖アルコール

    食物繊維は腸内細菌の大切なエサ

    腸内細菌が働かないとビタミン剤は効かない→食物繊維を沢山取れるように食生活の改善

第4章 長生きのスイッチをオンに変える食事

    老化させない食事とは?→炭水化物を控える。

    野菜のフィットケミカルで老化を止める

    一日5皿の野菜と果物でがんを減らす

    プロポリスはがん細胞を殺す→ミツバチが採取した樹木の芽や樹液などを材料にして

    分解して作り出す物質。

    よく噛むと食品中の活性酸素が消える→唾液に含まれる消化酵素の中には活性酸素を減らす

    成分がある。

    伝統的な醗酵食品が長生きを生む

    肉を悪者にしないで食べる→コレステロールは細胞膜や細胞壁、筋肉の組織を作る

    がんを退治する植物性食品→ニンニク、キャベツ、甘草、大豆、生姜、せり科食物

第5章 長生きのスイッチを消す食事

    糖が老化のスピードを速くする→炭水化物の過剰摂取、ブドウ糖が過剰になると

    体内に終末糖化産物が作られる、体の機能に様々な影響を及ぼす悪玉物質

第6章 長生きさせる水の飲み方

    長生きの秘訣は生のいい水

    自然の水が活性酸素を減らす→アルカリ性の水は活性酸素を抑える。

第7章 長生きのスイッチをオンに変える生活習慣

    肥満がテロメアを短くさせる

    食事は一日3食でなくていい?

    睡眠は少なめの方が長生きする

何もせずに長生きしたいと願っているだけでは、長生きのスイッチはオンに変わりません、自らの意志で

生活習慣を変えていくようにしてください。それが健康で長生きすることにつながる。


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