myanchanの社交ダンス

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日本人のうつはもう薬では治せないのか(高田明和医学博士による1935年生まれ)

2017-05-04 16:13:23 | 医学

アービン・カーシュ氏(米コネチカット大学医学博士)は、抗うつ剤SSRI(選択的セレトニン再取り込み阻害剤)に関しての多くの研究をまとめて結論を出すというメタ解析の方法を使い、薬は5割の人にはブラセボ効果であり、3割の人は効かない、効果のある人は2割くらいだと報告し衝撃を与えました。12年間も続いて年間3万人を超える人が自殺していることや、70万人を超す人が引きこもりになっているのは、こうした薬の事情と無関係ではないでしょう。

第1章 睡眠薬と抗うつ剤を止めるのにどんなに苦しかったか、いかに不安が強かったか私自身の恐怖の体験を語りましょう

第2章 うつ病の診断がいかに難しいか。医師がこの人はうつ病だと診断した時、自分の内なる声に耳を傾けた時が、うつ病の始まり

           ●医師と薬が作り出した病気、それがうつ病?

第3章 うつ病を治す目的で多くの人に施された手術の数々。しかしその人の脳を変える結果となり、別人にしただけ

第4章 うつ病は脳の中の神経伝達物質の異常が原因だとつきとめられた。それに作用する薬も続々登場したのですが・・

    ●その薬を飲むと一生病気から抜けられないという悲劇

第5章 うつに克つ超特効薬として登場したSSRI、世界でもっとも多く処方される抗うつ剤ですが、再発も多く、果たして

    効いているのでしょうか

    ●うつ病の薬の深刻な副作用、それは自殺志向

    ●抗うつ剤で本当に効果のあったのは2割という米国の報告

第6章 抗うつ剤がうつ病を治らないものにしているとの報告。もっと深刻なのは抗うつ剤を止めようにも止められなくなる

    極度の不安

    ●SSRIを止めようとしても止められない状態に

第7章 薬を使わないとして注目の認知療法。でも、認知療法の特性そのものがうつ病をもっと悪くする恐れがあります

    ●自己否定的な考え方がうつ状態を引き起こすのです

第8章 うつ病からの脱却には脳を使わない、脳に刺激になることは一切しないこと。それには座禅の調身、調息、調心がいちばん

    ●抗うつ剤も認知療法も決定的な治療法ではありません

第9章 心は脳の働きで維持されており、その脳の機能は良質の栄養で保たれています。うつ病に効く食生活がわかりました

第10章 ちょっとした日常生活の工夫一つでうつ病を防ぎ、再発が防止できます。光、体、言葉がその重要ポイントです