平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

この一年

2010年12月30日 | Weblog
 昨年9月政権交代を成し遂げた我が国は、多くの人が大きな期待と希望を持って新しい民主党政権を見守ってきた。しかしながら、鳩山首相は沖縄基地問題でつまずき、小澤幹事長とともに辞任した。とりあえず新たに首相の座に着いた菅氏は、脱小澤色を鮮明にしつつ、民主党の政権公約を次々に反故にして、多くに人の反感を買いつつ9月の党首選に臨んだ。結果は菅氏の圧勝に終わった。この結果については様々に選挙の不正の存在などが囁かれたが、全て有耶無耶のうちに終わってしまった。民主党を支持していた多くの人には大きなわだかまりと不信感が残ったのでは有るまいか。私個人としては不正は間違いなく存在したと思うのであるが、これを暴けなかったことが、今に至る民主党と我が国の政治混乱を招いていると思われる。

 尖閣諸島における領土問題をめぐる、譲歩、混乱、朝鮮半島における動乱、これらをてこに我が国の対米隷属を決定付けようとする、既得権益集団、旧勢力が息を吹き返し、挙句の果てには民主党菅政権自体がすっかり旧既得権益集団に化けたかのようである。

 12月になってからは、社会党はじめ自公、その他の党に連立を呼びかけてみたりと全くただ単に政権維持のために、動いているようである。

 全く現在の政治と民主党や既成政党、に嫌気がさし、意気消沈してブログを書く意欲も全く無くなってしまう日が殆どであった。

 今日図らずも,Bshiで中国の文化大革命に関する番組を見た。紅衛兵運動、文化大革命前後を生きた、多くの人が当時を振り返り証言した。文化大革命については多くを知らないが、国家の中央で支配する人の考えが、多くの人を幸福にも、不幸のどん底にも落とす事が出来るということがよく分かった。中国のこの歴史は、形こそ違え、わが国のかっての姿であるし、もしかすると今の北朝鮮の姿かもしれない。

 この中国の不幸も、我が国の今次大戦にいたる経緯も、世界を支配する闇勢力が全ての国の支配者をも支配しているのかもしれない、と思った次第である。

 今年最後の記事になるかもしれません。来年はもっと粘り強く、精神を鍛え少しでも、後世に希望が持てるような事柄を書き残したいと念じています。

 一年間、ご苦労様でした。よいお年を。
 未来に明るい希望の灯をともに燃やしましょう。

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