平成うきよの覚え書き

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「よみがえる千島学説」から3 

2009年07月14日 | Weblog
忰山紀一さんの著作を要約しようと思いましたが図書の返却期限を過ぎてしまい、時間が無くなりましたので以下、千島学説を紹介している「革新医学の情報センター、新生命医学会」のホームぺージから転載させていただきます。
  以下転載
『千島学説』は次の8大原理から構成されています。

第1原理 赤血球分化説  1932年発表 …畜産学粋…明文堂
(赤血球は凡ての体細胞の母体である)
第2原理 組織の可逆的分化説  1954年発表 …総合医学新書…医学書院
(飢餓・断食時には体細胞から赤血球へ逆戻りする)
第3原理 バクテリア・ウイルスの自然発生説  1954年発表 …岐阜大学新聞…
(バクテリア・ウイルスは一定条件下で自然発生する)
第4原理 細胞新生説 1950年発表 …科学…20巻10号
(細胞は分裂増殖しない。6つの形態で新生する)
第5原理 腸造血説  1954年発表 …骨髄造血学説の再検討…医学書院
(骨髄造血説は誤り。造血器官は小腸の絨毛である)
第6原理 遺伝学の盲点  1932年発表 …畜産学粋…明文堂
(生殖細胞は赤血球から。遺伝は環境を重視)
第7原理 進化論の盲点  1956年発表 …アカデミア…NO.32-34
(弱肉強食思想は行き過ぎ。進化の基盤は共存共栄である)
第8原理 生命弁証法  1959年発表 …アカデミア…NO.40
(生命現象を正しく観察するための科学方法論  転載以上
 これらの説は現在に至っても、殆ど学会の権威筋(笑い)には黙殺されているようです。
 1957年東京医科歯科大学の森下教授が「赤血球は細胞に変化する」「血液は腸管で作られる」と言う千島説を実証する実験に成功し、同年3月24日の中部日本新聞に大きく取り上げられたが、学会の反応は益々冷ややかなものとなった・・・ということです。(第1原理、第5原理)

 第3原理は有名なパスツールが1859年に行った実験により「生命(バクテリア、ウイルスなど)は自然発生しない」と言うものを否定するものです。つまり生命の自然発生を主張するものです。パスツール説では赤ちゃんの腸内細菌(ビフューズ)の発生を説明できないそうです。
 1954年に発表したこの説に対して、赤痢菌の発見で有名な志賀潔氏は賛意を表明し、およそ10年後に牛山篤夫、後町力の両博士は(お二人がどういう方か私は存じませんが)「無菌処理された血液はたとえ冷蔵庫のなかに置いても10日以上経つとバクテリアが自然発生する」と発表した。又科学技術庁の顧問、齋藤憲三氏は麹菌が自然発生することを発見した。この発見に関しては追試がなされ微生物の自然発生が証明された。このような事から、1973年には生物学会の大御所、今西錦司氏も千島の説を支持するに到ったが、今日では(よみがえる千島学説の出版年頃か?1984年)自然発生説を批判していると言う事だ。
パスツールは生命誕生については何も説明していない。これに対しロシアのオパーリン博士が原始地球での自然発生を提唱した。オパーリン説は原始地球上のある期間において原始的生命が発生したのである、と言う説に対し千島説は今でも不断に発生している、と言う見解を取っているようです。

 第4原理は生物は細胞分裂によって生長するという、中学理科、高校の生物でおなじみのことですが千島説は細胞は血液から作られると主張します。細胞は細胞からと言う従来のの理論は1859年ドイツのウィルヒョウが「細胞病理学」に発表して以来生物学の根本原理として信じられてきたが、千島博士は卵黄が赤血球に変化し更にその赤血球が生殖細胞に変化している事を観察しウィルヒョウの説に異を唱えたものです。この事実を観察したとき千島氏は体が震えたそうです。
 
 第7原理の生物進化は適者生存ではなく、共存と言う事も理解できる気がする。昔読んだ本に(なんという本か忘れたが)動物の体は様々な種の生物が集まって出来たものだ、と言う説があった。人体を単体の生物だと仮定しても、腸内細菌との共存が無ければ人間は生きてゆけないようである事からも証明できるようだ。
 従来の進化論は突然変異が進化の要因という事であるが、千島説は、後天的性質(獲得された)ものも遺伝すると言う見解である。 続く

月曜は書くことが出来ませんでした。お詫びいたします。
 私的メモ
 日曜日は18キロ4時間ほど歩く。曇りであるがかなり暑い日。伊勢山皇大神宮辺りで「ミンミン蝉」を聞く。水分補給が少なかったせいか、軽い熱中症に罹ってしまったのであろうか。月、火両日こめかみの辺りが痛みぐったりしたがようやく回復した。もしかするとアルコールの禁断症状が本格的に出たのであろうか。

写真:保土ヶ谷区天王町 釣り人が多く見られます。鮎を釣っているようです。
 



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