平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

睡眠の効能

2013年10月24日 | Weblog
以下転載
NHKの国民生活時間調査(2010年)によると、日本人の平均睡眠時間は7時間14分となっていますが、この数字は世界的に見て非常に少ないです。例えば、各国の睡眠時間を見てみると、フランスの平均睡眠時間は8時間30分を超えており、アメリカやスペインなどの国も8時間30分前後の平均睡眠時間を確保しています。

日本ではうつ病や精神病などの患者数が年々増えていますが、この裏にはもしかすると、薬害と同時に睡眠不足という理由もありそうです。

ロチェスター医療大学の共同センター長であるメイケン・ネダーガード博士とその研究チームが睡眠時の脳について調査してみたところ、睡眠によって脳の老廃物が洗い流されているのが確認されました。この研究は10月18日付けのサイエンス誌で発表されており、睡眠不足がアルツハイマーなどの脳疾患と関係している可能性もあることが示されています。


☆睡眠には脳の老廃物を除去する働きがあることが判明、脳疾患の治療に光
URL http://gigazine.net/news/20131018-sleeping-clean-brain-waste/
引用:
「人はなぜ眠るのか?」という研究は古くから科学者と哲学者を悩ませ続ける永遠のテーマですが、「睡眠によって脳の老廃物が洗い流される」ということが発見され、アルツハイマー病などの多くの脳疾患の治療が大きく進展する可能性が明らかになりました。

Sleep Drives Metabolite Clearance from the Adult Brain
http://www.sciencemag.org/content/342/6156/373

To Sleep, Perchance to Clean - News Room - University of Rochester Medical Center
http://www.urmc.rochester.edu/news/story/index.cfm?id=3956

BBC News - Sleep 'cleans' the brain of toxins
http://www.bbc.co.uk/news/health-24567412

ロチェスター医療大学の共同センター長であるメイケン・ネダーガード博士とその研究チームは、脳の持つ脳細胞内の老廃物を洗い流し排出するという機能が、深い眠りにある間に最も活発に働くことを発見しました。この研究は、10月18日付けでサイエンス誌で発表されています。

これまでにもネダーガード博士によって、「Glymphaticシステム」という脳細胞から老廃物が排出されるメカニズムが発見されていましたが、今回の研究は、このGlymphaticシステムの応用研究として実施されました。Glymphaticシステムは、脳細胞内に脳脊髄液(CSF)が流入することで、トキシンなどのタンパク質が洗い流され排出されるというもの。
:引用終了

☆うまく歳取るコツは健やかな眠り,睡眠はアルツハイマーに関連
URL http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MV2RZ76TTDSA01.html
引用:
10月22日(ブルームバーグ):よく眠れなかったり睡眠が不足していたりすると、アルツハイマー病に関連した脳の異常につながる可能性がある。
神経学に関する雑誌、JAMAニューロロジーで21日発表された研究は平均年齢76歳の成人の脳の映像を比較。睡眠時間が少ない、またはよく眠れないと答えた人の脳にはアルツイマー病の特徴の一つであるβ(ベータ)アミロイド斑が見られた。

眠りの質が悪いとアミロイド斑が増えるのか、アミロイド斑が眠りを妨げるのかを判断するにはさらに研究が必要だが、アルツハイマーの兆候を早期に発見する一つの手段になりそうだ。
ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ・スクール・オブ・パブリック・ヘルスのメンタルヘルス部の助教授で、論文の執筆者のアダム・スピラ氏は18日の電話インタビューで、「健やかな眠りが健康全般のため、特にうまく歳を取るために重要だという幅広いメッセージの一部だ」と述べた。
原題:Poor Sleep May Be Tied to Alzheimer’s, Study Suggests(Correct)(抜粋)
:引用終了

☆[Part1] [睡眠の重要性]眠らない日本人。理想は、7時間?8時間?
URL http://globe.asahi.com/feature/110821/03_1.html
引用:
日本人の睡眠時間は、この半世紀で緩やかに減ってきた。NHKの国民生活時間調査(2010年)では、平日の睡眠時間は7時間14分。40~50代は6時間台と最も短い。調査方法が違うため単純には比較できないが、調査を始めた1960年より1時間ほど減っている。

これは世界の中でも短い。
経済協力開発機構(OECD)の調査(09年)では、日本人の1日の平均睡眠時間は7時間50分。1位のフランスより1時間も少なく、18カ国中、韓国に次いで2番目に短かった。

アジア太平洋小児科睡眠協会がジョンソン・エンド・ジョンソンの協力を得て、アジア太平洋17カ国・地域の0~3歳の睡眠時間を調べたら、日本の赤ちゃんは最短の11時間37分だった。
:引用終了

☆不眠を起こす怖い病気 前編:心の病
URL http://allabout.co.jp/gm/gc/300280/
引用:
不眠症を起こす病気の中で最もよくみられるものは、「精神生理性不眠症」です。これは、神経質な性格の傾向を持ち、完全主義傾向が強い人に多くみられます。

精神的なストレスが高まると一時的な不眠になることは、多くの人が経験することです。普通は不眠の原因がなくなると不眠は解消されますが、睡眠に対するこだわりが必要以上に強い人は、不眠そのものを強く意識して悩み続けます。

そして、眠れないことに対する不安や恐怖が芽生え、ベッドに入ると「眠らなければいけない!」と精神的に緊張します。この「不眠恐怖」が新しいストレスとなって、不眠を慢性化してしまうのです。また、睡眠障害に詳しくない医師に相談しても、「気にしすぎ」などと軽くあしらわれて、さらに悪化していることもある

「精神生理性不眠症」は睡眠薬による治療が効果的ですが、その前に自分でできる対処法があります。それは、次に挙げる正しい睡眠習慣や睡眠環境について十分理解し、これまでの睡眠習慣・環境の良くないところを改善することです。

・ ベッドに入る時刻や、睡眠時間の長さにこだわリ過ぎない
・ 起きる時間を一定にする
・ 朝の光を十分に浴びる
・ 午後から夕方にかけて、適度に運動する
・ 寝室の環境を整える
・ ベッドは、睡眠と性生活以外に使わない
・ カフェインやアルコール、ニコチンを減らす
・ 眠る前に、リラックスする時間をとる

それでもまだ不眠が続くときには、「睡眠制限療法」を試してみましょう。
:引用終了


つまり、「寝ていない」ということは、脳内の老廃物を排出することが出来ずに溜め込んでいる状態になっているということなのです。だからと言って、平日に寝なかった分を休日に寝溜めすることで取り返すことも難しいことが判明しています。

ペンシルバニア州立大学医学部が行った調査では、たった数日でも睡眠不足が続くと、集中力に大きな影響が及ぶようです。実験では、30人の被験者に平日の睡眠時間を削って週末に長時間寝てもらった結果、眠気やストレスは減少したが、集中力などは回復することが出来ませんでした。


☆【悲報】週末にどんなに寝溜めをしても睡眠不足による脳のダメージは修復できない:調査結果
URL http://irorio.jp/asteroid-b-612/20131011/81377/
引用:
平日は仕事などで忙しくて十分な睡眠がとれないから、週末にたっぷり寝溜めしてリフレッシュしているという人も多いだろう。ところがペンシルバニア州立大学医学部がおこなった調査によれば、たった数日でも睡眠不足が続くことで、日中の集中力に取り返しがつかないほどの影響を及ぼすことが明らかになった。

実験では、30人の被験者に平日の睡眠時間を削って週末にたっぷり眠ってもらい、それぞれの健康状態と日中のパフォーマンスレベルを分析した。その結果、週末の寝溜めにより日中の眠気や血液中の分子の炎症、ストレスなどは解消されたが、集中力の高さを測るテストの結果は全く改善されていないことがわかったという。
:引用終了


睡眠不足になると脳内に老廃物を溜め込み、その影響で集中力の低下や精神疾患などを引き起こします。そして、寝溜めもあまり効果が無いので、毎日たくさん寝るようにしなければ、脳を健康な状態に維持することが厳しいです。

もちろん、睡眠時間には個人差がありますが、「睡眠時間が短い」と言われていたナポレオンですらも、移動の合間などに何度も仮眠をしていたので、寝ている総時間には大きな差は無いと私は考えています。

いずれにせよ、脳は人体の動きを管理している中枢なので、ここに毒を溜め込むのは非常に危険です。ですので、睡眠は毎日しっかりと取るようにしましょう。
*快適な睡眠を得るためには、枕や温度調整なども重要


↓ちょっと分野が違いますが、「マンガで分かる心療内科・精神科シリーズ」はこの手の情報を学べる上に、中々面白いのでオススメです。
☆マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 第28回「不眠症・睡眠障害を治すには?」
URL http://yuik.net/man/422.html
引用:
転載以上
 所感
 脳の老廃物とは如何なるものなのか知らない。専門的見解はどのようなものであろうか。生体は絶えず投入されたエネルギー源を消費する過程で何らかの物質を排出するのであろう。マクロに見たものは一目瞭然であるが、脳、などの器官におけるそれは目で見ることができないし想像不可能である。
 電流を流し続けている時に電気機器どのような変化が生じるのであろうか。電線の劣化という事が起きるのかもしれない。電線劣化と脳の老廃物との関係を結ぶ理屈があるのかも知れぬがそれは知らない。
 日常経験によればよく眠った時は頭がさえよく働くように感じるし、眠れなかった夜はぼんやりとしている。これは脳神経が疲れた(劣化、排出物による)状態の修復の成否によるのだろう。
 数日眠らなければ死に至ると聞いた事があるが真実であろう。
現代人は睡眠を削って(削らされて)病を呼び込み、その病を治すと称するもろもろの事業医薬事業(が典型か)を生み出している様だ。私は10時間以上冬は寝ている。
 

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