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ANA B777-300 JA752A機

2020-10-01 00:00:00 | 日記

昨年、10月22日に新千歳空港で撮影した ANA B777-300 JA752A機 です。

東京発 NH65便 B777-381  一昨日、B777X に搭載するエンジンの GE9X が、アメリカ連邦航空局の認証を得たという報道がありました。

ANA が、現行の B777 の代替機として導入予定の B777X に搭載されるGE製の新型のエンジンです、従来の GE90 や PW400 や ロールスロイス・トレント よりも燃費が良くなります。

昔は、3発機や4発機の旅客機を普通に観ることが出来たのですが、今では双発機ばかりになってしまいましたね…、燃費というのが最優先されていて、双発機に敵わないそうです。

普通に考えても、重たい鉄やニッケル系合金で出来ているエンジンは、旅客機のユニットとしては一番重たい部分なので、4発よりも3発、3発よりも双発機になってしまうのは仕方がないです。

今世紀にデビューした、世界最大で総2階建ての4発機、エアバス A380 が、サイズが大きすぎて顧客が付かず、エミレーツ航空だけが115機導入(予定8機)して、他の航空会社は10機前後。

大きすぎて売れなかった A380 は、時代の徒花となってしまいましたね、ANA も当初は 5機 だったのが 3機に減ってしまいましたしねえ…。

東京行き NH68便  そして、武漢肺炎の影響を受けて航空需要が低迷している中、名機の B747 ジャンボ もとうとう生産中止というか製造終了になることになりました。

大型の4発機で、大勢のお客さんを乗せて飛ぶ時代は終わったんですね…年寄りの私としては寂しいですね。貨物機としてもう少し飛ぶかなと思っていたのですが…。

大型の旅客機でも双発機の時代になってしまい、A350XWB と B777 の時代になりました。B777X は、時代の覇者となり得るのかなあ…、今年から、飛行試験が始まっています。

GE9Xエンジン の飛行試験は、B747 のエンジンテスト機に装備してエンジンの運用試験を行っています、早く機体とエンジンが合体した、本当のB777Xを観てみたいですね。

この B777 は、ウイングレットという野暮ったいモノがなくて好きなのですが、B777X は B787 や A350XWB のような、翼端が少し反り上がった形状になるみたいですね。

そのサイズになると、世界の空港の設備上の問題で翼の幅が広すぎるので、B777Xは、零戦21型や22型のように翼端部が少しだけ折れ曲がります。

空母艦載機だったF-8クルセイダーでは、もっと翼の中間付近で折れ曲がって、翼を伸ばすの忘れてしまい、そのままカタパルト発艦した猛者が居たそうです。

が、B777Xだと、ほんの少しだけで、翼端を折った状態でも離陸できそうです、でも…ちゃんと、防止装置は付けるんでしょうね…。


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