人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

徐脈の治験 - 施術と漢方

2022-02-02 | 日記


施術での治療
不整脈の治療は胸椎の4番あたりが歪んでいることが多い。そこを治すと不整脈も治る。
以前、心臓カテーテルアブレーションをしても不整脈が再発した患者の治療を、
施術だけでおこなった経験があるので、そこの施術をすることにした。

漢方丸薬での治療
紫雲膏(しうんこう)という塗り薬がある。火傷や切り傷を治す薬として知られている。
成分は紫根(しこん)と当帰(とうき)、それに豚脂やゴマ油が入ったものだ。

紫根は以前から書いているように傷の修復を促し、火傷も治すから
これを第一の選択肢として用いた。
また循環を良くするために丹参(たんじん)などを加えた。

治療経過
意識は飛ぶこともなく、以前あった喉と胸のつかえはなくなり快適だというが、
脈拍は朝30台、診察時は40台で未だにペースメーカーが必要な状態だった。

その後、1か月で脈は40-50台になり、落ち着いていたが、
たまに朝食後に脈が飛ぶことがあるという。
さらに1か月の治療で脈は飛ばなくなり、2か月後の受診時、
脈は50から60くらいで症状もなかった。

それ以降受診しなくなったが、3か月後に受診した時は、異常はないという。
この先、どのくらい良い状態が続くかわからないが、様子をみていくことになった。


https://www.higasa.com/blog/diary/dy-64.html
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