施術での治療
不整脈の治療は胸椎の4番あたりが歪んでいることが多い。そこを治すと不整脈も治る。
以前、心臓カテーテルアブレーションをしても不整脈が再発した患者の治療を、
施術だけでおこなった経験があるので、そこの施術をすることにした。
漢方丸薬での治療
紫雲膏(しうんこう)という塗り薬がある。火傷や切り傷を治す薬として知られている。
成分は紫根(しこん)と当帰(とうき)、それに豚脂やゴマ油が入ったものだ。
紫根は以前から書いているように傷の修復を促し、火傷も治すから
これを第一の選択肢として用いた。
また循環を良くするために丹参(たんじん)などを加えた。
治療経過
意識は飛ぶこともなく、以前あった喉と胸のつかえはなくなり快適だというが、
脈拍は朝30台、診察時は40台で未だにペースメーカーが必要な状態だった。
その後、1か月で脈は40-50台になり、落ち着いていたが、
たまに朝食後に脈が飛ぶことがあるという。
さらに1か月の治療で脈は飛ばなくなり、2か月後の受診時、
脈は50から60くらいで症状もなかった。
それ以降受診しなくなったが、3か月後に受診した時は、異常はないという。
この先、どのくらい良い状態が続くかわからないが、様子をみていくことになった。
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