今日は越谷宿から粕壁宿までの街道歩きです。
越谷駅前通りの交差点からのスタートです。
まもなくすると旧街道らしくなってきました。
白屋旅館は現役なようです。
素晴らしい!
横田診療所です。
なかなか凝った造りのお医者さんです。
窓の配置も綺麗に揃っていて、下屋の造りが跳ねだしで、エントランス周りがとてもすっきりしています。
「塗師屋」です。
見世蔵・土蔵ともに黒染めの塗り壁が素晴らしい。
漆商だったということです。
「塗師屋」の近くには 「鍛冶忠」。
このお店は今でも現役で頑張っています。
「会田金物店」です。
この辺は越谷宿街道歩きのメインイベントです。
うろうろしているので、なかなか進みません。
元荒川の大沢橋に着ました。
江戸時代は境板橋と称され、往時は越ヶ谷側は武蔵国埼玉郡、大沢側は下総国新方庄と元荒川を境として二つの国の境界だったようです。
「久伊豆神社」は藤の花が咲いていました。
人でも多く、お店が沢山出ていました。
「名所江戸百景」と言う展示会が開催されていました。
これが、入ってビックリなんです。
何と広重の絵と同じところで写真を撮っていました。
この凄い企画を考えたのは、越谷市在住の大野光政さんです。
本人がいらっしゃったので、いろいろ話を聞かせて頂きました。
街道から道草をして良かったぁ!
大野さんの話では、たまたま大正年代の同じ場所で撮った写真集を自宅で見つけ、これは面白いと言うことで、現代の写真を三年がかりで撮影したそうです。
しかも、広重の時代の地図と現代の地図を併載していて、みどころやお勧めポイントもあり、一カ所簡潔の素晴らしいパネルになっています。
一番右にいる人が大野さんです。
広重の絵から撮影場所を探すのは、とても楽しい撮影だったそうです。
せっかくなので、お参りもしました。
沢山の参拝客の列が出来ていました。
拝殿の脇では皆さんのんびりしています。
甘酒を配っていたので、私も頂きました。
ごちそうさまでした。
「越谷御殿跡」です。
「久伊豆神社」から街道への戻りは元荒川の南面を歩いてくると川沿いにありました。
越谷御殿は、徳川家康放鷹時の宿場所として、慶長9年(1604)に設営されたそうです。
この地は越谷郷の土豪会田出羽の陣屋でしたが、家康の求めによりこの地を差し上げたといわれています。
街道に戻りました。
大沢橋の北側にも街道の雰囲気が残っています。
この辺はかなり街道度数高いです。
東武鉄道の高架下をくぐって少し歩くと「宮内庁埼玉鴨場」があります。
鴨場とは、狩猟(鴨猟)を目的として鴨を保護・養育する施設のことで、地元では昔から御猟場と呼ばれています。
現在、宮内庁が管理している鴨場は、埼玉県越谷市にある埼玉鴨場と、千葉県市川市にある新浜鴨場の2ヶ所だそうです。
しばらく歩くと東武鉄道の踏切になります。
この辺から先は特に見るものもなく、街道をただ歩いて距離を稼ぐしかありません。
春日部市に入りました。
ここから先はずっと旧四号線を歩くことになります。
何かイベントになるような名所旧跡があると面白いのですが、なかなか見あたりません。
藤塚の一里塚跡です。
藤塚橋の交差点の南の歩道にポツンとあるので、うっかりすると見過ごしそうです。
ここまで、ただひたすら歩き続けましたが、キロポストがあるので、時間を計ったら時速5kmでした。
暫く歩くと東武野田線のガードが見えてきました。
間もなく粕壁宿です。
「東陽寺」です。旧国道から旧街道に分かれるところにあります。
「東陽寺」は「おくの細道」の芭蕉が泊まったとされるお寺です。
今は立派なRC造りになっています。
ロビンソンを通り過ぎると 「田村家」があります。
ここには道標があり、昔ながらの赤いポストもあります。
粕壁宿の雰囲気が出ています。
春日部駅前通りの交差点で今回の街道歩きは終了です。
粕壁宿は銭湯が絶滅しているのが残念です。
Your Happy My Happy !
どんな人生を歩んできたのか?
どんなライフスタイルをしているのか?
そう言うことが住まいに反映されると思います。
素材感を大切にした木の家(木造住宅)をつくることの歓びを体感したい。
そんな気持ちを形にする応援をしたい。
ハウスメーカーの家や大工さんがつくった家とも違う、設計事務所らしいアトリエ系工務店を目指しています。
自然然素材でつくる木の家
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自主事業ですね。
杉戸町に来たら「かわせみの家」の取材も宜しく御願いします。
楽しい自主事業になりそうです。