昨日、新しい冷蔵庫が自宅に届いた。我が家の冷蔵庫は平成8(1996)年1月の初売りで購入した家電だが、1週間ほど前から突然水漏れをするようになった。それまでは故障はもちろんトラブルも全くなかったのに、使い始めて21年9箇月目にしてお釈迦となったようだ。
1週間ちかく前の朝、冷蔵庫を開けたら床に水が溜まっていたため、始めはタッパーから水が漏れたでは?と思った。しかし、その日から毎日冷蔵庫内の床に水が溜まるようになった。夜は水漏れせず、決まって翌朝床が漏れている。この分では冷蔵庫の外にも水が漏れるのは時間の問題だろうし、21年昔の家電なら修理も難しいだろう。そこで止む無く新品を買うことにした。
我が家に最も近いため、家電量販店のY電機で冷蔵庫を買い換えた。係員の男性に買うに至った理由を話したら、「21年ですか?よくもたせましたね」と驚いていた。この後も係員は「21年」について触れ、「21年ならば十分に持った方ですよ」と言う。
そこで試に、冷蔵庫の耐用年数は平均何年くらいか、と聞いてみた。「使い方にもよりますが、平均10年くらいでしょう」というのが答えだった。今度は私の方が驚いた。たった10年?先の冷蔵庫を買った頃、知人から冷蔵庫は20年くらいは持つと聞いたことがある。もちろん使い方にも左右されるし、男の子2人がいた私の友人の家の冷蔵庫は10年持たなかったそうだ。
ネットでも検索してみたら、やはり冷蔵庫の寿命は約10年という記事が多かった。但し、20年目でも使っているという例もあったし、本当の処はどうなのだろう?21年目は平均より持った方かもしれないが、30年前の冷蔵庫を未だに使っている家庭もあるようだ。
女性には機械に疎い方が多く、私もその例に漏れない。しかし、家電の耐用年数何年説にはいささかマユツバに感じている。客が機械に疎いのを見透かし、耐用年数を少なめに言っているのではないか?という疑念があるのだ。家電量販店もメーカーも、消費者が盛んに買い換えてくれた方が儲かる。実際はまだまだ使えるのに、買い替え時ですよ、と煽っているのでは?と疑いたくなる。
冷蔵庫に限らず、PC買い替え時にも似たようなことを言われた。購入8年目にして新しいPCを買ったが、店員は8年間もノートPCを使っていたことに驚き、新商品を勧めてきた。こうなると、家電量販店やメーカーは悪どく暴利をむさぼっている?と邪推したくなる。
但しPCに関しては、製造業勤務だった団塊世代のブロガー珈琲さんから、「先行メーカーは開発費が膨大なので、日本のPC屋さんはあまり儲からないと思いますよ」というコメントを頂いたことがあった。
一昔前は近所には電気屋さんがあり、そこで家電を購入、配達や設置も無料でしてくれた。電話ひとつで修理にも来てくれたし、今にして思えば便利だった。家電量販店の地方進出は、昔から街にある電気屋を駆逐するかたちになったが、配送無料であってもリサイクル料金を取られるのが現代。今回もリサイクル料と引き取りを兼ねた料金は税抜きで5,300円だから、本当にバカにならない。
リサイクルは環境保護を名目としているが、こちらも全面信用は出来ない。本当にリサイクルの役立っているのか、着服や犯罪的集団への横流しがないのか等、疑いは消えない。
ТV等と違い、特に買い替え時に急を要するのが冷蔵庫。幸いなことに店で購入した翌日に配達してもらえた。ダメになったのが10月前半だったのもラッキーだった。これが年末年始や真夏では困ったことになる。
静音設計と銘打っているだけあり、さすがに新製品の音は殆どしなかった。係員の話では昔に比べて電気代も節約されるそうで、21年で冷蔵庫もかなり技術進歩したようだ。技術進歩といえば聞こえはよいが、耐用年数はむしろ後退しているという見方もある。確かに昔の家電は丈夫で長持ちするものが多かったような。
10年間は確実に壊れないわけでも10年で必ず壊れるわけでもなく、ある一定の確率(例えば 1000個に1個)壊れる時間を寿命と定義して、それが10年になるように設計しているということです。車などの人命に関わる場合は、1000個に1個とかではなく桁違い(例えば1000万に一つ)です。
ですので、食物の消費期限や素材の耐久年数なんかとは全く考え方が異なります。機械的なものはその中間(両方考える)でしょうか。
20年でも100年でも設計できますが、その分だけ保護機能や出荷時の選別にコストがかかり高価になります。その兼ね合いですね。
昔の製品は耐用年数がずっと長かったと思いますが、多くの人にとりそれは無駄で、その分だけ無駄に高い値段で買わされていたとも考えられます。
家電に関しては、運用費用を考慮した買い替えをお勧めします。
基本的に新しい物ほど電気・水道・ガスなどを効率的に使用しますので運用費用が抑えられます。
古い製品を使い続けるより新しい製品を買ったほうが数年で元がとれることがあります。最近のメーカーはそういう宣伝もしていると思います。
また、PCやスマホは年々性能が劇的に上がる製品です。
この特徴は家電や車とは決定的に違います。(車は毎年2倍早く走れるようにはならないし、冷蔵庫が毎年2倍急速に冷凍するようにはならない。)
ですので、買い替えのメリットが大きく、ハードの耐久年数とは関係なく数年程度での買い替えを念頭に開発されています。
機械オンチの文科系の哀しさで、私は「設計寿命」も知りませんでした。うーん、家電は一般に10年ですか。10年よりもっと長くしてほしい、と思うのはシロウトの安易な要求ですよね。さらにPCやスマホに至っては、数年程度での買い替えの方がメリットがあるとは、、、
故障もしていないため、家電を長く使い続ける消費者も少なくないでしょう。特に年配者だと買い替えは勿体ないと思う人が多いと思います。
仰る通り家電は新しい物ほど運用費用が低くなります。今回もメーカーや大きさが同じくらいの冷蔵庫でも、より安い製品がありました。ついそちらに目が行きましたが、安い方は電気代がかかり、高い品を買っても3年くらいで元が取れるといった店員の説明で、高い方を買いました。
何と貴方の冷蔵庫は、製造から24年を過ぎた代物でしたか!冷凍機能はなくなっていても、食品を冷蔵できれば問題ないですよね。まだまだ大丈夫だと思っていても、突然お釈迦になるのが家電の怖さです。
血筋からすればフレディ・マーキュリーはペルシア系でも国籍は英国だし、インドではパールシー(※ペルシアから来た人の意)という少数民族の出です。ママ〜う〜ぅうぅ〜♪って曲は『ボヘミアン・ラプソティ』、クイーンの代表作でした。
https://www.youtube.com/watch?v=Xlej3ngsKew