正社員が派遣社員のネタで芥川賞

芥川賞に津村記久子さん…直木賞は天童荒太さん・山本兼一さん(読売新聞) - goo ニュース

第１４０回の芥川賞、直木賞が発表された

私の勝手な予想では芥川賞は今度こそ山崎ナオコオーラさんだろうと思っていたが、今回は芥川賞を受賞された津村さんも三度目の正直となったが、「ボトスライムの舟」は作品が実にタイムリーだったのではないだろうか

まさに今、社会問題になっている「契約社員」が題材になっているが、この作品の主人公は夢に向かって頑張っている女性を描いている（のか？まだ読んでないのでわかりませんが）

しかし津村さんはれっきとした正社員の普通のＯＬさんが契約社員の小説を書くのも、いまとなっては皮肉なものか・・・

ここ数年の受賞作は、作家の話題性がクローズアップされていたが、今回は作家と作品もある意味脚光浴びそうで、久しぶりに買って読んでみたい本が現れました