面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

毎日新聞社説は国民の困窮を顧みない

2024-10-10 21:16:54 | 新聞社説批判
衆議院が解散された。これから選挙期間だが、すこぶる不調だ。ネットトラブルを引きずっているかと思うが、それ以上に我が家の雨漏りを直す音が五月蝿いのだ。仕方ないのだが、不調になるのも仕方ない音量なのである。

喫緊の課題は経済再生だが、新聞は財務省の犬だから財政ばかりに気を使う。それでは経済は良くならないのだ。

~~引用ここから~~
社説:党首選の論点 物価高と経済政策 その場しのぎから脱却を | 毎日新聞

社説:党首選の論点 物価高と経済政策 その場しのぎから脱却を | 毎日新聞

 場当たり的な財政出動を繰り返しても、物価高に苦しむ国民の生活は立て直せない。  食品の値上げは続き、10月は約3000品目にも及ぶ見通しだ。物価上昇を差し引いた実質賃...

毎日新聞

 


 場当たり的な財政出動を繰り返しても、物価高に苦しむ国民の生活は立て直せない。

 食品の値上げは続き、10月は約3000品目にも及ぶ見通しだ。物価上昇を差し引いた実質賃金は6月から2カ月連続で前年比プラスに浮上したが、ボーナスの増加という一時的な要因が大きい。

 岸田文雄首相は、ガソリン代や電気・ガス料金の補助に総額10兆円超をつぎ込むなど、その場しのぎの対応に終始した。

 にもかかわらず、自民党総裁選では、大盤振る舞いに前のめりな候補者が目立つ。

 高市早苗経済安全保障担当相や林芳正官房長官はガソリン代などの補助を延長する方針を示唆している。野放図な歳出拡大を踏襲すれば、財政を悪化させるだけだ。

 小林鷹之前経済安保相は「大胆な投資で地方の産業を活性化し、成長と賃上げを実現する」と訴える。これまでも多額の予算を投じてきたが、効果は限定的だ。

 日銀が今春、マイナス金利政策を解除し、「金利のある世界」が復活した。借金漬けの財政は一段と厳しさを増す。支援の対象を低所得者に絞り込む必要がある。

 小泉進次郎元環境相は企業が従業員を解雇する際の規制を緩める考えを示す。労働市場が流動化し、人材が成長分野に集まれば、賃金も上がりやすくなるという。

 だが再就職の公的支援や失業時の生活を保障する体制を十分整備しないまま、解雇を容易にすれば、国民の不安を高める。

 格差を是正する対策が求められる。株高の恩恵は富裕層ほど大きく、物価高の直撃を受けた低所得者には及ばない。

 石破茂元幹事長は、株式の売却益など金融所得への課税強化を唱える。「投資に水を差す」と批判する候補者が多いが、中間層向けには非課税枠が設けられている。検討を進めるべきではないか。

 今の日本経済にはアベノミクス路線の影響が色濃く残っている。大規模な財政出動と金融緩和を続けたが、非正規雇用が増え、賃金は停滞した。円安が進み、物価高に拍車がかかった。

 総裁選で、きちんと検証することが欠かせない。それが、暮らしの底上げに向けた政策を論じる出発点となるはずだ。

令和6年9月25日毎日新聞社説
~~引用ここまで~~


>場当たり的な財政出動を繰り返しても、物価高に苦しむ国民の生活は立て直せない。

財政出動の絶対量が足りないのだ。国債を発行してガツンと減税と財政出動をするしかない。

>食品の値上げは続き、10月は約3000品目にも及ぶ見通しだ。物価上昇を差し引いた実質賃金は6月から2カ月連続で前年比プラスに浮上したが、ボーナスの増加という一時的な要因が大きい。

食品の値上げへの対処は消費税廃止が最善だ。しかしすぐ財源が、財政がと騒ぐ財務省の犬が反対するから消費税廃止ができないのだ。

>岸田文雄首相は、ガソリン代や電気・ガス料金の補助に総額10兆円超をつぎ込むなど、その場しのぎの対応に終始した。

ガソリン代や電気・ガス代への補助に10兆円超をつぎ込むことは間違いではなかった。つぎ込まなければ国民が支払わされていたからだ。原発の再稼働もするべきだったが。

>にもかかわらず、自民党総裁選では、大盤振る舞いに前のめりな候補者が目立つ。

当然だ。他に経済再生をすることはできないのだから。

>高市早苗経済安全保障担当相や林芳正官房長官はガソリン代などの補助を延長する方針を示唆している。野放図な歳出拡大を踏襲すれば、財政を悪化させるだけだ。

財務省の犬の毎日新聞が気にするのは財政ばかりだ。国民生活を改善するには補助金も決して悪くはない。

>小林鷹之前経済安保相は「大胆な投資で地方の産業を活性化し、成長と賃上げを実現する」と訴える。これまでも多額の予算を投じてきたが、効果は限定的だ。

地方再生は国家予算を地方に投入するしかない。これまで地方切り捨てをしてきたのだからそれ以上の予算を地方に当選するかはするしかないのだ。財務省の犬の毎日新聞は誤りだ。

>日銀が今春、マイナス金利政策を解除し、「金利のある世界」が復活した。借金漬けの財政は一段と厳しさを増す。支援の対象を低所得者に絞り込む必要がある。

国債金利はむしろ下がっている。消費税を廃止するのは無理でも減税ならできるはずだ。5%まで減税が必要だ。

>小泉進次郎元環境相は企業が従業員を解雇する際の規制を緩める考えを示す。労働市場が流動化し、人材が成長分野に集まれば、賃金も上がりやすくなるという。
>だが再就職の公的支援や失業時の生活を保障する体制を十分整備しないまま、解雇を容易にすれば、国民の不安を高める。

小泉進次郎のブレーンである竹中平蔵の考えだろう。もちろん誤りだ。そんなことをすれば日本経済が崩壊する。

>格差を是正する対策が求められる。株高の恩恵は富裕層ほど大きく、物価高の直撃を受けた低所得者には及ばない。
>石破茂元幹事長は、株式の売却益など金融所得への課税強化を唱える。「投資に水を差す」と批判する候補者が多いが、中間層向けには非課税枠が設けられている。検討を進めるべきではないか。

いわゆる分離課税の是正をするべきだろう。格差是正は金持ちから税を取り、貧乏人に再分配する以外にないからだ。

>今の日本経済にはアベノミクス路線の影響が色濃く残っている。大規模な財政出動と金融緩和を続けたが、非正規雇用が増え、賃金は停滞した。円安が進み、物価高に拍車がかかった。
>総裁選で、きちんと検証することが欠かせない。それが、暮らしの底上げに向けた政策を論じる出発点となるはずだ。

それが嘘なのだ。アベノミクスは大規模な財政出動などしていない。消費税を倍に引き上げ、財政出動を抑制したのがアベノミクスだ。だから賃金は上がらないし、GDPも増えなかった。ありたいに言えば失敗だ。検証は必要だが、財務省の犬による検証は財政出動抑制に使われるだけだ。


新聞を始め財務省の犬の減税と財政出動への反対の言論が増えている。新聞は国民がこれほど困窮して苦しんでいるのに財政財政だ。狂っている。新聞の不買・解約を大々的に進めたい。新聞の財務省の犬の言論は有害の極みだ。

テレビも国民の困窮には気づいていても財政出動には反対の財務省の犬でしかない。テレビも見ても仕方ない。

選挙は必ず行こう。今回の解散総選挙でかなり変わる。自民党も立憲民主党も消費税減税はないから比例は自民党、立憲民主党以外に投票しよう。貴方が保守なら国民民主党か参政党か日本保守党に。貴方がリベラルなられいわ新選組に。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-10-11 05:32:27
>財政出動の絶対量が足りないのだ。国債を発行してガツンと減税と財政出動をするしかない。

だからね、1300兆円もの借金を積み上げても経済成長することは無かったんだよ。
お金は有るけど、お金の流通速度は低下するばかり。
そして、行き場の無いお金は退蔵され、金融経済へと流れるばかり。
これでは血液は毛細血管までは届かず、細胞は壊死するしかないんだよ。

確かにGDP=GDI=GDEである。
でもね、家計の貯蓄は将来的に支出するであろうとして処理するわけ。
つまり、三面等価の原則は統計上の事後処理で成り立っているんだよ。
いいですか。お金の大半が実体経済の中で動いていた時代はとうの昔に終わっていて、今ではお金の大半が金融経済の中で動いているわけ。
だから、実体経済と金融経済の乖離が大きくなっているのね。
財政政策も金融政策もお金の大半が実体経済の中で動いていた時代に効果のあった経済政策であり、現在のようにお金の大半が金融経済の中で動いている時代に於いては効果を為さないんだよ。
したがって、いくら財政支出を拡大しても、生産も分配も拡大することは無いんだよ。
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