芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

『ケトン体が人類を救う-糖質制限でなぜ健康になるのか』- HbA1c・血糖値を下げる『糖質制限食』

2015年11月19日 | 糖質制限食-血糖値、HbA1cの改善に!


糖質制限で必ず問題視されるケトン体。基準値は『26~122μM/L』だが糖質制限を行うと1000μM/L位に簡単に跳ね上がる。
私の場合は300~2000μM/L前後。厳格に糖質を制限すると2000を超えるようだ。ただ数値は結構ばらつく感じがある。

糖質制限を肯定する立場から、ケトン体についての詳しい解説書が出た。

宗田 哲男(著)『ケトン体が人類を救う―糖質制限でなぜ健康になるのか』(光文社新書)

ケトン体が高くてもなぜ問題ないのか。そもそもケトン体が高い食事が人類本来の姿ではないかとの説には説得力がある。
糖質制限が間違っていないことを実感できる一冊。

アマゾンの内容紹介より
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【内容】
胎児、赤ちゃんは糖質制限していた!
著者は、これまでに新生児や胎児の臍帯血や絨毛のケトン体(体内の脂肪の分解によって生まれる物質)
の濃度を多数測定、基準値の20~30倍にもなることを世界で初めて明らかにした。
これは、赤ちゃんがブドウ糖ではなくケトン体をエネルギー源としていることを意味し、
さらにヒトが本来、ブドウ糖ではなくケトン体代謝によるエネルギーシステムを基本としていた食物史を暗示させる。
今も危険とされる高ケトン状態だが、ケトン食は今では糖尿病や肥満だけではなく、
アルツハイマー病やがんなど、多くの疾患に有効として研究が進んでいる。
本書では自身の糖尿病や、妊娠糖尿病の妊婦の管理への有効性の実証に始まり、
学会からの激しい非難、それに対する反証を展開。
豊富な実例や体験談も交えながら、栄養学の新しい常識を打ち立て、
医学の新たな地平へと読者を案内する。

=====

山田悟・北里大学北里研究所病院糖尿病センター長の『糖質制限の真実―日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて』とともに、糖尿病患者・予備軍はもとより、糖尿病専門医・管理栄養士さんたち医療関係者にも是非とも読んでいただきたい一冊です。

勿論、糖質制限ダイエットを目指している方にも・・。

ごはん、ラーメン、パスタ、パンなど炭水化物が大好きな方々にも・・。


あと、もう一冊。夏井睦著『炭水化物が人類を滅ぼす - 糖質制限から見た生命の科学』も!


2015.11.24 追記
アマゾンのカスタマーレビューがとても参考になります。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4334038891/ref=cm_cr_dp_see_all_summary?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=byRankDescending

2016.1.27 追記
鹿児島でコウノメソッドを実践している脳神経外科医のブログより
「ケトン体が人類を救う」を読んで(書評)
http://www.ninchi-shou.com/entry/ketogenic-nutrition


以下一部引用
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我々は、パラダイムシフトの真っ只中にいる

・血糖値を上げる栄養素が糖質だけだったら、糖質を摂らなければ糖尿病にはならないのでは?
・赤ちゃんはケトン体が高いのにケトアシドーシスにはなっていない。ケトンそのものが悪いわけではないのでは?
・傷口に消毒薬を塗ったら何故痛いのか?それは消毒薬が組織を痛めつけているからなのでは?組織を痛めつけると、傷の治りが悪くなるのでは?
・抗認知症薬を添付文書通りに使ったら認知症が悪化する患者がいる。これは添付文書がおかしいのではないか?

真剣に患者さん達に向き合い、時に自らで実験し、そして自由な発想そのものを楽しんで追求し続ける人達がいる。こういう人達によって、パラダイムシフトは起きる。

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2016.3.4追記 宗田先生のfacebookより
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拙著『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』を読んで、ケトンダイエットを実施してくださった70歳の女性からうれしいFAXが届きました。ありがとうございます。
ご本を読ませていただいて、すっかりケトン体で生きることに魅力を感じてしまいました。
12月19日からですから、2か月になりますが、尿で毎回ケトン体を調べています。
2+くらい出ています。
ケトンダイエットの参考には宗田先生にお聞きしたご本『肉食やせ』のレシピを参考にしています。
まずありがたかったことは尿のおもらしがだんだんなくなってきたことです。
ケトン体には感謝、感謝です。身体が温かくなってきたこと、顔の色も耳も赤くなってきました。
尿は透明になってきました。
黄緑色の痰がほとんどでなくなったこと。
腰痛も軽減して痛み止めもやめました。
これからどう変わっていくか楽しみです。

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https://www.facebook.com/ketontai/photos/a.912684748812543.1073741828.912364522177899/980695515344799/?type=3


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