芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

東日本大震災(平成の大地震) - その132 備忘録

2012年02月19日 | 大地震
■2月19日(日、346日目)

14時54分頃、茨城県北部を震源とする地震があり、同県日立市で震度5弱、水戸市などで震度4を観測。東京23区は震度2。なぜか休日に地震が多い。

首都直下型地震の発生も言われているので、再度、地震対策を見直す。会社では1泊or2泊の対応と歩いて帰るための準備を。家庭では一週間程度の水と食料、日用品など。家具の転倒防止と食器類の飛び出し防止を徹底、滑り止めのゴムマットをいろんなものに敷く。

■2月18日(土、345日目)

14時13分ごろ、千葉県北西部を震源とする地震が。千葉県北西部、千葉市中央区で震度4を観測。東京23区は震度2。

■2月17日(金、344日目)

■2月16日(木、343日目)

東京電力福島第1原発事故調査委員会のHPが解説されている。資料などまだ準備中の画面もあるが、委員会の中継内容が動画でも見ることができる。
新聞やニュースでこのような URL を積極的に報道して貰いたいものだ。
http://www.naiic.jp/

15日の委員会で班目委員長はは「1週間以上寝ていないのでほとんど記憶がない」と発言している。こんな人が事故対策にあたっていたとは信じがたい。不幸なことだった。

たまたま見つけたサイトだが
http://tanakaryusaku.jp/2012/02/0003694

・産経web---『2トップ、福島事故で謝罪 「言い訳に時間をかけた」「私は文系で…」』
『国会が設置した東京電力福島第1原発事故調査委員会(委員長・黒川清元日本学術会議会長)の第4回委員会が15日、国会・衆院別館で開かれ、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長と経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長が、原子力の安全規制当局として事故を防げなかったことについて陳謝した。
班目氏は津波や全電源喪失に備える原発の安全指針について「瑕疵(かし)があったと認めざるを得ない。おわびしたい」と謝罪。指針が改善されなかった背景について「低い安全基準を事業者が提案し、規制当局がのんでしまう。国がお墨付きを与えたから安全だとなり、事業者が安全性を向上させる努力をしなくなる悪循環に陥っていた」と言及し、「わが国は(対策を)やらなくてもいいという言い訳に時間をかけ、抵抗があってもやるという意思決定ができにくいシステムになっている」と述べた。
寺坂氏は平成16年の美浜原発配管破断事故などを挙げ、「(保安院は)安全規制を進めようとしていたが、個別の問題の改善や安全確保に相当な時間や人員をとられた」と釈明した。
官邸への助言など、事故当時のそれぞれの行動について、班目氏は「1週間以上寝ていないのでほとんど記憶がない。私がいた場所は固定電話が2回線で携帯も通じず、できる助言は限りがあった」と説明。寺坂氏は「私は文系なので、官邸内の対応は理系の次長に任せた」と述べた。
また、放射性物質の拡散予測システム(SPEEDI)を避難に活用しなかったと政府事故調などで指摘されていることについて、班目氏は「SPEEDIがあればうまく避難できたというのは全くの誤解だ」と反論。寺坂氏は「避難方向など何らかの形で有用な情報になったのではないかという思いはある」と述べ、異なる認識を示した。
黒川委員長は委員会後の会見で「安全委員会と保安院は安全を担う使命を持っているが、緊急時の備えができておらず、事故がない前提で原子力行政を推進するなど、国民の安全を守る意識が希薄だ」と批判した。』
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120215/scn12021522210001-n1.htm


■2月15日(水、342日目)

sponichi---『班目委員長 指針に瑕疵と謝罪「やらない言い訳に時間をかけてしまった」』
『国会に設置された東京電力福島第1原発事故調査委員会(委員長・黒川清元日本学術会議会長)が15日、都内で開いた第4回委員会で、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は「指針にいろんな瑕疵があった。おわび申し上げる」と原発の津波対策や全電源喪失に関する指針の誤りを認め、謝罪した。
事故調査委員会は、経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長からも聴取。
班目委員長は、全電源喪失対策を想定していなかった理由について「わが国ではやらなくていい、という言い訳、説明ばかりに時間をかけてしまった。抵抗があってもやるという意思決定ができにくいシステムになっている」と述べ、短期間で担当を交代する官僚制度に言及した。
住民避難に使われる放射性物質の拡散予測システム(SPEEDI)は、原子炉のデータがないなど情報が十分でなく「動いていたらうまく避難できたのではないか、というのは誤解」と説明。一方で、予測データは「公開されてしかるべきものだった」と述べた。 』
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/15/kiji/K20120215002639680.html
→斑目委員長の発言はいつも他人事のように聞こえる。責任転嫁ばっかりではないのか。

・東京web---『原子力安全委の班目委員長が謝罪 国会の原発事故調で』
『国会が設置した福島第1原発事故調査委員会が15日、会合を開き、参考人として出席した原子力安全委員会の班目春樹委員長は「指針にいろんな瑕疵があった」と原発の津波対策や全電源喪失に関する指針の誤りを認め、謝罪した。
この日の会合には続いて、事故発生当時に経済産業省原子力・安全保安院の責任者だった寺坂信昭・前院長が出席。』
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021501001379.html
→「指針にいろんな瑕疵があった」のは解るが、原発事故以降の委員長自身の対応についてはどう答えているのか知りたいものだ。どこで見れるのだろうか。

・東京web---『圧力容器の温度計8個に異常 福島第1原発2号機』
『福島第1原発2号機で原子炉圧力容器底部の温度計の数値が異常に上昇した問題で、東電は14日、他の温度計の点検を進め、圧力容器に41個ある温度計のうち計8個に異常がみられると発表した。
一時、400度を超えた温度計1個のほか、2個に温度を測るもととなる電気抵抗値に異常が見つかった。残りの5個は故障と判断していた。東電は残る33個の温度計で圧力容器全体の温度傾向を監視する。
経産省原子力安全・保安院から、故障とみられる温度計に代わる温度監視の策を求められたことについて、東電は「新たに温度計を設置するのは難しい。実現可能性含め対応したい」としている。』
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021401002271.html


■2月14日(火、341日目)

12時28分と15時22分に茨城県沖を震源とする浜通りで震度3の地震が。東京23区も震度2の揺れだった。大きくは無かったが長く嫌な感じで揺れていた。
21時40分頃には、長野北部で震度4の地震が。

・東京web---『「逮捕者なし 不思議な会社」 東電に埼玉県知事皮肉 2012年2月14日 12時08分』
『「(原発事故で)満天下に迷惑をかけて、誰ひとり警察のご厄介になっていない。不思議な会社だ」。上田清司埼玉県知事は十三日の記者会見で、企業や官公庁向けの電気料金の値上げを計画する東京電力への怒りを爆発させた。
知事は「これまでさんざん節電に協力したり、(節電を)強いられた人たちに対するむごい仕打ちだ」と値上げを強く批判。「ガスタンク爆発やデパート火災でも(責任者が警察に)御用になるのに、まだ誰も御用になってない」とヒートアップし、「(東電から)誰か自首するやつはいないのか」と言い放った。
(杉本慶一・東京新聞)』
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021490120855.html


・産経web---『福島第1原発2号機 「完全安定」程遠く 計器不安、炉内把握できず』
『福島第1原発2号機の原子炉圧力容器下部の異常な温度上昇の原因は、温度計の故障であることがほぼ確実になった。だが、信頼性に不安が残る計器が頼りで、原子炉内の様子を把握し切れていないことが露呈。「完全安定」には程遠い状況が改めて浮かび上がった。(原子力取材班)
2号機原子炉には、下部に水をためやすい給水系、中心部にかける炉心スプレー系と呼ばれる2系統の配管で注水されている。
配管関係の工事のため、1月下旬から2系統の流量バランスの変更を重ねたところ、圧力容器下部に3つある温度計のうちの1つが温度上昇を示し始めた。
東電は流量変更が原因とみて注水量を増加したところ、いったんは低下傾向をみせたものの再び上昇。さらなる注水増などの対応に追われたが、結局、東電が「流量変更とはまったく因果関係がなかった。総合的に分析する仕組みが必要」と釈明するに至った。
今回の事故で、政府と東電が決めた冷温停止状態の条件の1つは、圧力容器下部の温度が100度以下。東電は、温度計に20度前後の誤差があるとみており、80度以下に保つことが必要とされてきた。
東電と原子力安全・保安院は「故障」が判明する前から、「原子炉全体は冷やされ、冷温停止状態は維持できている」と繰り返してきたが、誤った原因推定に基づく対応を取っていただけに、そうした説明には不信感も生まれかねない。
また、原子炉内には溶融した燃料があり、高い放射線量のため、温度計の修理や交換は難しい。内部の状況を知る貴重な手段が1つ失われたことで、廃炉に向けた状況把握が一層困難さを増すほか、残る2つの温度計が今後も正常である保証はない。
大阪大学の宮崎慶次名誉教授(原子力工学)は「他の2つの温度計は現在は正常だが、(故障の原因になる)湿度が高い状況では今後の信頼性に不安が残り、点検する必要がある。原子炉内の状態が分からない中で、完全に安定した状況にあるとは言い難い」と指摘している。』
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120214/scn12021401090001-n2.htm

・日経web---『福島2号機、温度計故障の見方強まる 一時400度 』
『東京電力は13日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計の1つが400度の上限を超え振り切れたと発表した。「故障とみてほぼ間違いない」というが、炉の状態については不安が残る。
Q 何が起きているのか。
A 東電が冷却水の配管の交換工事をした1月26日以降、それまで約50度だった温度が上がりだした。12日には冷温停止状態の目安とされる80度を超えて保安院に報告、緊張が走った。注水量を増やしても上昇は止まらなくなった。
Q なぜ温度計の故障と言えるのか。
A 6カ所の測定点のうち5カ所では温度は安定し低下傾向なのに、1カ所だけ乱高下がひどい。こうした事態は「実際の現象では考えにくく、温度計の故障であると見ていい」(奈良林直・北海道大学教授)。
温度計は熱電対と呼ばれ、2種類の金属を組み合わせた単純な構造。電圧を測って温度を割り出す。正常に機能しているか判断するために13日に電気抵抗を測ると通常よりも大きな値で、故障が確実になったという。
Q なぜ壊れたのか。
A 事故直後に原子炉内が高温高圧になったためと考えられる。計測機器メーカーによると、湿度変化や結露などによる過酷な環境変化で熱電対が破断する可能性があるという。金属の接合部分がはがれる際には、電気抵抗が上昇して大きな誤差が生じる。
海水の影響で熱電対を覆うステンレスにひびが入りやすくなり、水や塩素が入って反応を起こした可能性もある。腐食によって抵抗値が上がり、温度が異常に高くなるケースもある。衝撃などによるケーブルの断線や絶縁不良も、数値の上昇や乱高下の原因となる。
Q 温度上昇の心配はなくなったのか。
A 東電は当初、水の流れや溶けた燃料の位置が変わるなどして冷えにくくなった可能性があると説明していた。温度計の故障の時期は不明のため、実際に温度が上がったのかわからない。
東電も保安院も冷温停止状態の判断は変えておらず、放射性物質の測定などから再臨界も起きていないとみている。ただ温度計を信頼できないのは問題だ。本当に高温になれば、蒸発する水分とともに放射性物質の放出が増える恐れがあり、監視の強化が必要だ。』
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3E1E2E0998DE3E1E2E0E0E2E3E09C9CEAE2E2E2


■2月13日(月、340日目)

12日夜のNHKニュースで原子力委員会の近藤駿介委員長が、去年3月25日に政府に提出した『福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描』というタイトルの文書の存在が報道された。女性アナの手にはPowerPointで作成された文書が映し出されている。この文書は去年末まで情報公開の対象とはされていなかったらしい。ネットを検索すると当該PPがPDFで見つかった。早速見てみるが、専門的すぎてよく解らない。事象連鎖の防止策が述べられているが、素人にはなかなか理解できない。
ただ『上記の策を講じても、事象の進展が収まらない場合の最後の手段として「砂と水の混合物による遮へいが最も有効」』という文言が目に付いた。最後の手段が砂と水の混合物という文言にその恐ろしさを感じる。

13日、福島第1原発2号機の温度は94.9度を示したと発表した。東電は温度計の故障と見ているらしいが、新たな温度計は高線量のため設置できる目処が立っていないとのこと。他の2つの温度計は低温を示しているというがこれは正常なのか? そう簡単に線量が下がるとは思えない中で、この2つが故障したらどうなるのか??

・福島民報---『「再臨界防止」が急務 ウクライナの団体が郡山で講演会』
『ウクライナの原子力学会長・国立科学アカデミー原子力発電所安全問題研究所長のアレクサンダー・クリュチニコフ氏は11日、郡山市のホテルハマツで開かれた講演会で、東京電力福島第一原発事故に関し、燃料の核分裂の連鎖反応が再び起きる可能性を指摘し、「再臨界」の防止が急務と提言した。監視と対策のシステム構築を訴えた。
クリュチニコフ氏は福島第一原発1~4号機の使用済み核燃料について、チェルノブイリ原発で1990年に発生した核反応異常事象と同様の事態が生じる可能性が高いとの見方を示した。その上で、「燃料の監視システム、中性子吸収材緊急投入システムを開発し、再臨界を防ぐべき」と語った。また、チェルノブイリ原発で放射性物質の取り出し・取り扱い作業に必要な機能を備えた施設を2015年に完成させることを紹介。福島第一原発にも整備すべきと提言した。
講演会では原子力や放射線、医療、農業の各分野の専門家5人が持論を語った。国家安全技術副博士のヴァレンティナ・ヴァシレンコ氏は「内部被ばくの記録を残しておかないと、復元は困難」とし、データベース形成の必要性を強調。ウクライナではホールボディーカウンターで60万件以上調べ、データを蓄積していることを説明した。さらに、食料品による内部被ばくは、住民に対する啓発を続けないと上昇する実態を示した。
講演会はウクライナの原子力学会と医学アカデミー主催。会場には県民ら約100人が訪れた。講演の終了後、専門家が来場者の質問に回答した。チェルノブイリ原発事故以降の病気の特徴に関する質問に対し、専門家が「事故処理に当たった人は専門的にチェックされている。肺や心臓、循環器系、神経系統の病気が明らかになっている」と答えた。』
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9935232&newsMode=article
→メルトダウンした原子炉ではなく、『使用済み核燃料』の再臨界を懸念しているところが恐い。このような報道はなかなか目に入らない。一応、小康状態を保っている現在、あらゆる可能性について、国民に積極的に開示する必要があるのではないか。
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