イレイナは『ニケの冒険譚』を読み、魔女になって旅をする夢を抱く。史上最年少で試験に合格し、あとは他の魔女に弟子入りして一人前になるだけ。なのにその優秀さが敬遠されて、どの魔女からも門前払い。遂に怪しげな「星屑の魔女」に弟子入りを頼むことにする。
《自分で言うのも何ですが私は懸命に努力し》
《毎日毎日必死に勉強しました》
《そして…》
《平和国ロベッタにおいて史上最年少14歳で魔術試験に合格し魔女見習いになった少女がいます》
《そう!私です》
《あちこちを旅していろいろな経験をし、3年が過ぎました》
《はい!それでは問題です。殺伐とした山岳地帯を往く溜息をこぼしてしまうほどの美貌の魔女は一体誰でしょう?》
《そう。18歳の私です!》
第2話では___
魔法使いの国を訪れたイレイナは、入国早々ほうきに乗って猛スピードで突っ込んできた少女・サヤと正面衝突した挙句、魔女の証しであるブローチを紛失してしまい散々な1日を送ることに。一方、少女・サヤはイレイナに魔女見習い試験の極意を教えてほしいと頼み込む。
《この魔女の証であるブローチを着け灰色の髪をなびかせて》
《その美しさと才能の輝きに太陽さえも思わず目を細めてしまうほどの美女は誰でしょうか?》
《そう!私です!》
綺麗に配色された風景。穏やかに語られる口調。主人公・イレイナ役CVの本渡楓さんが本当に適任だと感じますね。
過去にも「魔法使いの嫁」や「色づく世界の明日から」など、思わず見入ってしまう程に綺麗な作画のアニメはあったのですが、それらに劣らないこのアニメ。
魔法使いの出会いと別れ___と言う事で、単話完結型のストーリーなのかな。
これからストーリーも盛り上がるのでしょうけれど、序章としてはとても見入りやすい展開だと思いました。
キャラクターの表情や風景の色彩など、安定して美しいと感じます。
静かな夜にアニメの世界に浸りたい___見ている人に、そう思わせるアニメの主人公は誰でしょうか?
そう。イレイナです。
ちょっと後味の悪い終わり方の回もあり、子供たちが好きな「怪談レストラン」を彷彿とさせます。我が家での評判は上々で、この後も楽しみです。
「ホウキに横座りは変」「え?ウィッチクラフトワークスの主人公も横座りだったぞ」なんて話をしました^^;
このお話に何度か登場するサヤのCVを担当するのは我らが黒沢ともよさん。
聞き耳を立てていると間違いなく黄前久美子ちゃん。
なんか少し嬉しくなります。
10話、11話あたりは結構、面白いストーリーでしたよ。
ボーイッシュな感じの役でしたが、久美子の中の人が出ていて嬉しくなりました。
他の作品を知らないのですが、バンドリ!の一番ぶっ飛んだグループの子もされていました。着ぐるみに翻弄?される様子が久美子っぽくて楽しかったです(^^)
ハローハッピーワールド!のミッシェルですね。
因みにキーボード担当のCVは豊田萌絵さん。「響け!」のサファイアちゃんですね。
ついでにギター担当のCVは田所あずささん。
なんだか、それだけでハロハピ!が好きになってしまう自分でした。