とりあえず笹、中島と来たらオギーと行きたい所だが、オギーは慎重を期さないといけないので、とりあえず恵子を先に済ませよう。
恵子を紐解くキーワードは「いつも放任主義してるくせにさ!」である。サクサク書くと恵子は両親の愛を十分に受けられずに成長した可能性が高い。なおかつ第2子という事で、第1子の笹は最初の子供という事でそれなりに丁重に育てられたと思うのだが、第2子の恵子はそれなりになおざりに、また、父親からはちゃんと面倒を見てもらえなかった可能性が高い。そこで「人間の性格の原因は両親に由来する」というフロイド的に解釈すると、放任主義で自分の面倒を見てくれなかった親だが、そのような形で自分の事を愛していることを証明するために、父親に似た男を彼氏にしたくなる、というのがフロイド流だったりする。多分。
友人に染められたってのも、友人に男との付き合い方を指南されたら、本当にモテてしまうので、自我の安定先を探していた恵子にとってはコギャルメイクなんか抵抗無かっただろう。愛を得る=自我を安定させるためには人間何でもするし。
イケメン好き、DQN好きというのは基本設定なのでつっこまないが、笹嫌いは笹の精神分析で書いた通り。受験の時や最終回を見るに及ばずとも、放任主義の両親の元では、基本的には唯一頼れる存在であるお兄ちゃんっ子にならざるを得ないのだが、笹は笹で両親不在の心の隙を二次元=オタに求めてしまったので、恵子は笹にすら頼れなくなってしまったと(世間のオタバッシングではオタは虐げられる存在でないといかんから)。両親が不在で兄が頼れないとなると、もう家にいる必然性は無いんだよね。そこでたまーにしか帰らなくなるとゆーことか。両親は両親でかまってあげられない後ろめたさで恵子が何やっても放任&お金はあげているみたいだが、そうすればするほど恵子の抑圧は強まる一方なのでよろしくありません。いいけど。
イケメン好きについて考察すると、イケメンでないオタのすっとこさんでは偏見が混じってしまうのでパス。
まぁ基本的に恵子は家族愛に飢えているというくくりでいいかと。だから笹の残してった「ドラクエV」をプレイしとるんですな。
おもむろに買い物中毒について考える。前にも書いた覚えがあるが、例えば薬物中毒について考えると、脳が快感を感じるのは(性欲とか満腹感とか)脳内で脳内麻薬が分泌されるからで、基本的に脳内では麻薬が常時分泌され続けているのである。そこで、脳内麻薬と同じ成分の薬品を体内に取り入れると(以下「体外麻薬」)、人為的に快感を感じる事ができる。ところが、人為的に麻薬を体内に入れると、体は「麻薬物質が体内に多すぎ、分泌量ちょっと減らそう」と判断する。すると体外麻薬が切れると、脳内麻薬の分泌量は減るので、結果的に快感は減る。ここでちょっと我慢して体外麻薬の摂取をやめれば「あ、麻薬少ねー、分泌再開」となって元に戻るが、不安に耐え切れずに体外麻薬を摂取すると、改めて快感を感じる事ができるが、脳内麻薬の分泌量がますます減る。この悪循環が断ち切れなくなった状態が、いわゆる中毒症状というものである。
さて、買い物(そしてその他の)中毒も基本的に同じである。買い物はストレス解消の有効な手段だが、中には買い物をする事により脳内麻薬の分泌を活性化させる事が主目的になってしまう状態になる事があり、恵子もそのクチであろう。こうなると、物を入手するのが楽しいのではなく、買い物をする事によって脳内麻薬を分泌させる事が主目的になるので、肝心なのは何を入手するかではなく、いくら使うかとか、買う段階でどれだけ店員にちやほやされるかが脳内麻薬分泌量の決め手になる。このへんを自覚できれば、買い物中毒はそれなりに抑制できるが、結局は他の手段で脳内麻薬の分泌を促す必要があるわけで、そうなると抑圧そのものの根絶を目指さないと難しいのではないかと。恵子の場合は基本的には両親の愛情不足、笹の頼りがいはオギーと付き合うことによって確立してきたので、若干「頼れるオニイチャン」を確保できてよかったんじゃないかな。
しかしながら、ここまで恵子に関する材料があるにも関わらず、恵子自身に関しての身の処遇が本編でヒントなりとも示されなかった不満が、斑×恵がある程度の市民権を得るに至った元になっているのではないかと。あとは現視研の男性部員では、笹とコーサカ以外で唯一喋ったのが斑目さんだという理由もある。本編で未来が示されなかった2人がくっつくと考えるのもいいのではないかと。クガピーとクッチーは知らない。
あとまぁ、これも前に書いたけど、3巻のコミフェスで、笹がいつ帰るんだという質問をしただけで、あまりよく知らないエロ同人誌からオナニーをあっさり連想するってのも、笹のオナニーを見たという経験が無いと出てこないと思うんだよねぇ。基本的には異性の兄弟のオナニーって知らんもんだと思うが、そこをあっさり読み取ってしまうには、それなりの過去が必要なわけで、「サル」という呼称も含めて、証拠はアリアリだと思うんですよ。
まぁこんなもんでどうか。次回はいよいよオギーについて。
恵子を紐解くキーワードは「いつも放任主義してるくせにさ!」である。サクサク書くと恵子は両親の愛を十分に受けられずに成長した可能性が高い。なおかつ第2子という事で、第1子の笹は最初の子供という事でそれなりに丁重に育てられたと思うのだが、第2子の恵子はそれなりになおざりに、また、父親からはちゃんと面倒を見てもらえなかった可能性が高い。そこで「人間の性格の原因は両親に由来する」というフロイド的に解釈すると、放任主義で自分の面倒を見てくれなかった親だが、そのような形で自分の事を愛していることを証明するために、父親に似た男を彼氏にしたくなる、というのがフロイド流だったりする。多分。
友人に染められたってのも、友人に男との付き合い方を指南されたら、本当にモテてしまうので、自我の安定先を探していた恵子にとってはコギャルメイクなんか抵抗無かっただろう。愛を得る=自我を安定させるためには人間何でもするし。
イケメン好き、DQN好きというのは基本設定なのでつっこまないが、笹嫌いは笹の精神分析で書いた通り。受験の時や最終回を見るに及ばずとも、放任主義の両親の元では、基本的には唯一頼れる存在であるお兄ちゃんっ子にならざるを得ないのだが、笹は笹で両親不在の心の隙を二次元=オタに求めてしまったので、恵子は笹にすら頼れなくなってしまったと(世間のオタバッシングではオタは虐げられる存在でないといかんから)。両親が不在で兄が頼れないとなると、もう家にいる必然性は無いんだよね。そこでたまーにしか帰らなくなるとゆーことか。両親は両親でかまってあげられない後ろめたさで恵子が何やっても放任&お金はあげているみたいだが、そうすればするほど恵子の抑圧は強まる一方なのでよろしくありません。いいけど。
イケメン好きについて考察すると、イケメンでないオタのすっとこさんでは偏見が混じってしまうのでパス。
まぁ基本的に恵子は家族愛に飢えているというくくりでいいかと。だから笹の残してった「ドラクエV」をプレイしとるんですな。
おもむろに買い物中毒について考える。前にも書いた覚えがあるが、例えば薬物中毒について考えると、脳が快感を感じるのは(性欲とか満腹感とか)脳内で脳内麻薬が分泌されるからで、基本的に脳内では麻薬が常時分泌され続けているのである。そこで、脳内麻薬と同じ成分の薬品を体内に取り入れると(以下「体外麻薬」)、人為的に快感を感じる事ができる。ところが、人為的に麻薬を体内に入れると、体は「麻薬物質が体内に多すぎ、分泌量ちょっと減らそう」と判断する。すると体外麻薬が切れると、脳内麻薬の分泌量は減るので、結果的に快感は減る。ここでちょっと我慢して体外麻薬の摂取をやめれば「あ、麻薬少ねー、分泌再開」となって元に戻るが、不安に耐え切れずに体外麻薬を摂取すると、改めて快感を感じる事ができるが、脳内麻薬の分泌量がますます減る。この悪循環が断ち切れなくなった状態が、いわゆる中毒症状というものである。
さて、買い物(そしてその他の)中毒も基本的に同じである。買い物はストレス解消の有効な手段だが、中には買い物をする事により脳内麻薬の分泌を活性化させる事が主目的になってしまう状態になる事があり、恵子もそのクチであろう。こうなると、物を入手するのが楽しいのではなく、買い物をする事によって脳内麻薬を分泌させる事が主目的になるので、肝心なのは何を入手するかではなく、いくら使うかとか、買う段階でどれだけ店員にちやほやされるかが脳内麻薬分泌量の決め手になる。このへんを自覚できれば、買い物中毒はそれなりに抑制できるが、結局は他の手段で脳内麻薬の分泌を促す必要があるわけで、そうなると抑圧そのものの根絶を目指さないと難しいのではないかと。恵子の場合は基本的には両親の愛情不足、笹の頼りがいはオギーと付き合うことによって確立してきたので、若干「頼れるオニイチャン」を確保できてよかったんじゃないかな。
しかしながら、ここまで恵子に関する材料があるにも関わらず、恵子自身に関しての身の処遇が本編でヒントなりとも示されなかった不満が、斑×恵がある程度の市民権を得るに至った元になっているのではないかと。あとは現視研の男性部員では、笹とコーサカ以外で唯一喋ったのが斑目さんだという理由もある。本編で未来が示されなかった2人がくっつくと考えるのもいいのではないかと。クガピーとクッチーは知らない。
あとまぁ、これも前に書いたけど、3巻のコミフェスで、笹がいつ帰るんだという質問をしただけで、あまりよく知らないエロ同人誌からオナニーをあっさり連想するってのも、笹のオナニーを見たという経験が無いと出てこないと思うんだよねぇ。基本的には異性の兄弟のオナニーって知らんもんだと思うが、そこをあっさり読み取ってしまうには、それなりの過去が必要なわけで、「サル」という呼称も含めて、証拠はアリアリだと思うんですよ。
まぁこんなもんでどうか。次回はいよいよオギーについて。