気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

北海道幌尻岳周辺の花々Ⅰ

2019-06-01 11:20:51 | 高山の花
北海道幌尻岳周辺の花々Ⅰ
北海道日高山脈最高峰幌尻岳周辺周辺で見かけた高山植物の
花々を掲載して参ります
今回の投稿は幌尻山荘へ向かう途中見かけた花々が中心となります

幌尻山荘へ向かう 糠平川徒渉地点まで長い林道を歩きます

ミヤマハナシノブ
名は、ハナシノブに似ていて深山に生えることからついたもの。
ハナシノブは葉がシダのシノブに似ていて花が美しく咲くことからの命名。
絶滅危惧Ⅱ類(VU)。亜高山帯~高山帯の沢沿いや湿り気のある草原などに生える多年草で、
高さは40-80cmになる。花が美しく、園芸植物のような趣がある。
茎に細い稜があり、上部に腺毛と細毛がある。根生葉は花時にはない。
茎葉は互生し両面無毛、奇数羽状複葉でふつう8個が互生する。
中部の葉は長さ13-18cm、幅5-7cmで長い柄がある。
小葉は7-10対あり、長さ2-2.5cm、幅0.8-1.4cmの広披針形~狭卵形で基部は
円形~広いくさび形、先はしだいに細くなってとがる。
上部の葉は小さく柄も短い。
茎の上部に散房花序をつくり、淡青紫色の花をややまばらにつける。

ヤマオダマキ
糠平川徒渉地点までの林道沿いに見かけました

ヤマオダマキ

幌尻山荘へ向かう 糠平川徒渉地点に到着です

糠平川を徒渉しながら幌尻山荘に向かいます



糠平川沿いに咲いていたウコンウツギ
北海道、本州(北部)の亜高山~高山の尾根や斜面に生える
落葉低木です。和名の由来はウコンのような鮮やかな
黄色の花を咲かせることからで、夏場の大雪山では一面黄色の花
を咲かせている姿が見られます。

ツマトリソウ
亜高山帯~高山帯の林縁などに生え、
茎の高さは5~20センチ。茎上部の葉腋から
伸びる花柄に直径1.5~2センチの白色の花を上向きに
1個つける。花冠は深く7裂する。葉は茎の上部に
やや輪生状につき、広披針形か倒披針形で、
先はややとがる。
和名は、花冠の裂片のふちや先が赤く染まる
つまとりがあることに由来するという。

糠平川を十数回徒渉しながら幌尻山荘に到着しました



最後まで御覧頂きありがとうございます
次のシリーズ 北海道幌尻岳周辺の花々Ⅱに続きます





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トムラウシ山周辺の花々Ⅳ | トップ | 北海道幌尻岳周辺の花々Ⅱ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

高山の花」カテゴリの最新記事