へいじつやすみ

 ☆ 趣味の記録帳 ☆
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縄文杉・太鼓岩登山 (3日目) (屋久島探索 その4) (2月27日)

2012-03-25 12:16:24 | 
~ 屋久島探索(3日目) ~

[  日時  ]   2月27日 (月)

[  天気  ]   晴れ

[ 交通手段 ]  バイク 、 徒歩

[ 主に行った場所 ]  縄文杉、翁杉、太鼓岩、もののけの森



[ まわった場所と時間 ]

 屋久島ユース(4時23分) → (バイク) → 荒川登山口(5時25分) →


≪ 縄文杉・太鼓岩登山 (5時25分~14時47分) ≫
   ↓ (詳細)
≪ 荒川登山口(5時25分) → 小杉谷集落跡(6時09分) → 楠川分かれ(6時20分) → 大株歩道入口(7時30分)

 → 翁杉(7時45着/7時52発) → ウィルソン株(7時56着/8時04発) → 大王杉(8時37分) → 縄文杉(9時07着/9時27発)

 → 大王杉(9時47分) → ウィルソン株(10時10分) → 翁杉(10時14分) → 大株歩道入口(10時28分) → 楠川分かれ(11時12着/11時37発)

 → 辻峠(12時05分) → 太鼓岩(12時15着/12時20発) → 辻峠(12時33分) → もののけの森(12時40着/12時50発) → 辻峠(13時08分)

 → 楠川分かれ(13時40分) → 小杉谷集落跡(14時04分) → 神社(14時06着/14時11発) → 荒川登山口(14時47分) ≫



 → 荒川登山口(14時47着/14時58発) → (バイク) → (ガソリンスタンド・おみやげ屋)

 → 平内海中温泉(17時10着/17時52発) → 湯泊温泉(18時04着/18時23発) → 屋久島ユース(18時38分)



〈 旅メモ(3日目) 〉

今日も3時半くらいに起きる。眠い(-_-)
宿を4時半くらいに出てバイクで縄文杉の登山口へ向かう。三日間続けてくねくね道をバイクで登る(-_-)

荒川登山口についたのが5時半前。車が数台とまっていて、人がちらほらいた。
荒川登山口には明かり(電気)や簡単な小屋みたいのもあった。
縄文杉は登山口から雰囲気が違うな、と思った。人がいたり明かりがあるのはやっぱり心強い(^-^)


準備して5時半くらいから歩き始める。
縄文杉をのんびり見たかったから、縄文杉まではいっきに歩いてしまおうと思っていた。
登山口に人は結構いたけど、歩いていると一組ぬいただけで、その後縄文杉につくまでは縦走で反対側からくる人としかすれ違うことはなかった。
みんなだいたい6時くらいから歩きはじめているのかな。前回縄文杉に来たときは、6時過ぎに歩き始めて、縄文杉着くまでに何組かぬいたりした。

縄文杉はトロッコ道をひたすら歩く。トロッコ道は木の歩幅が微妙に違って、なんか歩いていると少し変な感覚がする。
そんなトロッコ道がずーーーっと続く。でも山道とかそうゆう雰囲気ではないし、歩きやすい場所だと思う。
ただ早くから歩き出すと、暗い時に途中に道が少し狭い橋をわたったりもするので、その場所は注意は必要だと思った。

途中に気根杉、三代杉を通る。さらにいくと、仁王杉。仁王杉辺りにはまわりも明るくなってきた。
そして、大株歩道入口に到着。トロッコ道の道のりは長い。

 仁王杉 / トロッコ道 / 大株歩道入口
  

大株歩道入口からはトロッコ道じゃなくなり山道に。ただ、山道でも木道が整備している場所なんかもある。
そこまで歩きづらい感じではなかったような気がするかな。


そして翁杉に到着した!杉が折れてしまっている。折れている以外は看板もはずれてなく、そのまま。
どれだけ長い年月頑張って折れずにいたのかな。ちょっとしんみりした気持ちになる。

 翁杉 その1 / 翁杉 その2 / 翁杉 その3
  

 三年前の翁杉 / 名もなき木
 


翁杉をすぎるとすぐウィルソンの株に到着。ウイルソンの株の中から上を除いてみる。見る場所によって見える形が違って、ハートの形に見たりする。

ウイルソンの株 その1 / ウイルソンの株 その2 / ウイルソンの株 その3
  


そして歩くと次は大王杉。縄文杉が見つかる前は一番古い杉と言われていた。
そのすぐ先に夫婦杉。
途中に大きな木が沢山ある。

 名もなき木 その1 / 途中の道 その1 / 大王杉
  

 夫婦杉 / 途中の道 その2 / 名もなき木 その2
  

 名もなき木 その3 / 途中の道 その3 / 途中の道 その4
  


そして縄文杉近くになるとAさんとまた会う。Aさんは縦走なので、どこかで会えるんじゃないかと思っていたけど、また会うことができた(^_^)
白谷雲水狭にぬけると言っていたので、この先会うことはなくなってしまうかな(-_-)縄文杉ゆっくり見れますよと話していた。もう少しで到着だ。


そして、最後に木道の階段をのぼり、縄文杉に到着(^-^)

 木道の階段 その1 / 木道の階段 その2
 

 縄文杉 その1 / 縄文杉 その2 / 三年前の縄文杉
  
 
縄文杉についた時なにを思っていたかというと、なんか憧れていた物にめぐり会えたような気持ち。
正直、縄文杉の近くになると大きな杉が沢山でてきて、これが縄文杉と言われても納得しちゃうな、とか感じていた。
縄文杉だけがどーんとあればまた違うと思うけど、目がなれてきてしまって「すげー」とゆう気持ちは思った以上には小さかった。
ただ、もの凄い達成感があって、またこの場所に来たいなとなんか思ってしまう。なんか不思議な魅力がある(^-^)

縄文杉は木を見るだけだし雨でもいいや、と思って前回は雨の時に行った。
今回は天気がいい時に行ったけど、雨の時とはまた雰囲気は違った。晴れた日にも来れてよかったと思った。
次も屋久島に来たときはまたここに来たいな(^-^)


縄文杉からパワーをもらって下山する。またトロッコ道はしんどいけど、頑張らないと。時間もあるし途中に寄り道して太鼓岩によるつもり。
人に沢山すれ違う。宮ノ浦岳とは違い、縄文杉はほんと沢山の人が来ている。
すれ違う人を数えていたけど、途中で凄い大きな団体さんにも遭遇し数えるのがめんどくさくなって、だいたい70人くらいの人とすれ違った。多分(^_^;)
この時期でこれだけの人数だし、3月に入るとまた人数も増えてくるのかな。


またトロッコ道をてくてく歩き、三代杉をとおり、楠川分かれに到着。
楠川わかれで白谷雲水峡方面(左側の道)と荒川登山口方面(右側の道)に分かれる。白谷雲水峡方面に進み、太鼓岩をめざす。

 三代杉 / 楠川分かれ
 


そして山道を歩き、太鼓岩に到着。天気がよかったので見晴らしがよかった。

 途中の道にあった岩 / 太鼓岩からの見晴らし / 辻峠
  

太鼓岩を下っていると種子島から屋久島にきた旅人さんに会う。種子島も凄くいい場所でしたよ!と話していた。
種子島に行ったことがないので、種子島にもいつか行ってみたいな(^-^)


太鼓岩の後はもう少し先まで行き、もののけの森を見に行く。もののけの森は白谷雲水峡の一番奥(太鼓岩より)にある。
もののけの森に到着。苔だらけで屋久島ならでは、って感じる景色。

もののけの森 その1 / もののけの森 その2 / 途中の道
  

ちょうどもののけの森で偶然ガイドさんがいて、話している話を少し聞いていた(^_^;)
自分達がもののけの森を見ている場所も昔は苔に覆われていたらしい。今は柵ができてるけど、昔は柵がなかった。
ただ、真ん中の大きな丸い岩に上って写真をとる人が多く、苔が失われるので柵を作ったらしい。

知らず知らずのうちに自然とか傷つけてしまう部分もあるんだと考えさせられた。
こうゆう自然を見せられると凄く大きくて偉大だ、と感じるけど、
一人、また一人って小さくても自然を傷つけるような行動をとると、すぐに自然がダメになってしまうのかも。
翁杉みたいに自然の結果で倒れてしまったりするのは仕方ないことなのかもしれないけど、
人がよくない行動をして、それが積み重なりなくなっていく自然とかがあるのは悲しい気がする。
自分が年とってじいちゃんになっても、またこの景色を見たいなって思った。


もののけの森から先の白谷雲水峡はまわらず、きた道を戻って楠川分かれに戻る。楠川分かれに13時半くらいに到着。

寄り道してたので、縄文杉から下山してくる人にもほとんど会わなかった。荒川登山口までまたトロッコ道をてくてく歩く(-_-)
途中で、小杉谷集落跡をとおる。

 小杉谷集落跡



そして、15時くらいに荒川登山口に到着(^-^)無事歩ききれてよかった。

 荒川登山口 その1 / 荒川登山口 その2 / 道にいた屋久サル
  


バイクで来た道を戻って、安房のガソリンスタンドでガソリン補給に。
屋久島まわっていて感じたのは、登山道までにでるくねくね道は長くてガソリンも減るし、
ガソリンスタンドも営業時間が決まっているので、補給できるときにしておいた方がいいと思った。
朝早すぎてガソリンスタンド閉まっていたし、今日縄文杉に行ったときは結構ガソリンがやばかった(-_-)

ほっとして安房の町をバイクで走ってると、どこからか自分の名前が聞こえような。道見てみるとなんとBさんがいた(^_^;)
Bさんは昨日淀川小屋に泊まり(ここまでは一緒だった)、尾ノ間に歩いて下り、これからレンタカーをかりると話していた。
こんな場所で会うとは思っていなかったので、テンションが上がった!
島で狭いからまた会うかもしれないですね、と話していた。

そして屋久島ユースを目指す。時間もそこまで遅くもなかったので、平内海中温泉と湯泊温泉に入りにいってみた。
平内海中温泉は人が凄く沢山いた。解放感ありまくりで目の前が海。何個か石で囲まれた場所があり、潮のみちひきで温度が変わる。
時間を気にしていなかったけど、ちょうど潮がひいている時間帯に来ることができて、それで人が多かったらしい。

 平内海中温泉(三年前に撮った写真)


地元のおじさんと鹿児島から来ている学生旅人さんと話したりしていた。
寒い、といいながら入りにいくと「ここ適温だよ!」と言われ入ってみると温かい(^-^)
いや、天国だーと思って入っていると、下の石から温泉の熱がでてきている場所で「あつっ」っとなると「ナイスリアクション」と誉められた(^_^;)
くそーいきなり初対面の人にはめられた( ̄○ ̄;)と思ったけど、なんかそうゆう雰囲気で気楽に話せて楽しかった(^-^)

学生旅人さんは明日縄文杉と太鼓岩に行くと話していた。自分、今日行ってきましたよ。ただ足くたくたで相当しんどかったですよ!と話した。
次の日が天気が凄く悪くなったので、学生旅人さん無事に歩ききれたかな。気になるな。

地元のおじさんも加わり山、温泉、屋久島の話をしていた。
地元のおじさんが温泉について話していたけど、海中温泉はほんと自然なまんまなのがいい、と話していた。
なにかができると人も来やすくなり入りやすくなると思うけど、変わらないでいてほしい、と話していた。
温かくて気持ちよくてゆっくりできた(^_^)


その後、湯泊温泉に今度は行く。湯泊温泉も場所はそこまで離れていない。

 湯泊温泉


海が目の前にあるけど、海中温泉みたいに波が入ってくるとかそうゆう感じではなくて、簡単な仕切りみたいのは一応ある。
ただ、入ってみると、ぬるい(-_-)一度入るとなかなか外に出れなくなってしまう感じ。地元の人が親子で入りに来ていた。
こっちはぬるいでしょ、海中温泉混んでいるから子供もいるしこっちに来たんだよー、と話していた。
少しゆっくりして、寒かったけど気合で外に出る。体が冷えてしまったけど、温泉に入れてよかった。


バイクで屋久島ユースに戻る。今日泊まっているのは自分一人らしい(-_-)

明日は天気がくずれて雨になりそう(-_-)でも、ここ3日間は比較的天気に恵まれていたので、明日雨でも全然いいや、と思えた。
初めくる時は予報が雨が多かったから、それに比べれば(^_^)明日は雨の屋久島を楽しむぞ!
明日は雨なので龍神杉を見に行く予定。愛子岳は屋久島にいる間にちょっとよれなそうだな。また屋久島にきたらその時に行こう。
明日はちょっとゆっくり出発ができそう!


 < 龍神杉登山 4日目 >に続く

宮之浦岳・永田岳・黒味岳登山 (2日目) (屋久島探索 その3) (2月26日)

2012-03-23 18:28:26 | 
~ 屋久島探索(2日目) ~

[  日時  ]   2月26日 (日)

[  天気  ]   晴れのち雪曇

[ 交通手段 ]  バイク 、 徒歩

[ 主に行った場所 ]  宮之浦岳、永田岳、黒味岳登山


[ まわった場所と時間 ]

屋久島ユース(4時27分) → (バイク) → 淀川登山口(5時47分) →


≪ 宮之浦岳・黒味岳・永田岳登山 (5時47分~16時24分) ≫
   ↓ (詳細)
≪ 淀川登山口(5時47分) → 淀川小屋(6時20分) → 高盤岳展望台(7時15分) → 小花之江河(7時20分) 

 → 花之江河(7時30分) → 黒味岳分岐(7時43分) → (黒味岳に寄り道) → (黒味岳(8時12着/8時30発)

 → 黒味岳分岐(時分) → 投石平(9時05分) → 翁岳付近の水場(9時47分) → 栗生岳(10時10分) 

 → 宮之浦岳(10時22着/10時38発) → 焼野三叉路(10時55分) → 永田岳(11時40着/12時20発)

 → 焼野三叉路(12時58分) → 宮之浦岳(13時20分) → 栗生岳(13時30分) → 翁岳付近の水場(13時46分)

 → 投石平(14時21分) → 黒味岳分岐(14時38分) → 花之江河(14時49分) → 小花之江河(14時55分)

 → 高盤岳展望台(15時00分) → 淀川小屋(15時40着/15時59発) → 淀川登山口(16時24分) ≫



→ 淀川登山口(16時24分) → (バイク) → 紀元杉(16時36着/16時45発) → (パン屋(ペイタ)) 

→ 尾之間温泉(18時20着/19時00発) → 屋久島ユース(19時28分)




〈 旅メモ(2日目) 〉

朝の3時半くらいに起きる(-_-)今日は宮之浦岳を登る。残雪も気になる場所。
宮之浦岳は展望がいいので、天気がいいときに行きたいと思っていた。今日は天気が良さそうだ(^_^)
途中に黒味岳により、永田岳もできれば行きたい。長丁場だから頑張らないと!


4時半くらいに屋久島ユースを出て、バイクで宮之浦岳の登山口(淀川登山口)をめざす。
バイクで走ってるとはんぱなく寒い(-_-)手袋二重にしてネックウォーマーもつけて、風対策で雨具も着て完全装備で行ったけど寒すぎる。
ヤクスギランドをすぎると道の雰囲気が変わる。バイクでどんどん山の中に入っていく。


朝6時前に淀川登山口につく。なんと登山口に一人準備運動をしている人がいた!
以前、宮之浦岳に来たときは一人の人としかあわなかった。
宮之浦岳はほとんど人に会わないんだろうな、と思っていたので登りはじめる前にいきなり人に会えたのは嬉しかった!

旅人Aさんでこの後屋久島で何度も会う(^-^)途中まで一緒に話ながら登る。話ながら登っているといつのまにか結構進んでいた。
真っ暗な中に一人で歩くのは心細かったので、一緒に歩けて心強かった!

明るくなってくると少し気持ちに余裕が出てくる。
淀川小屋を通りすぎ、高盤岳展望台、小花之江河、花之江河と通る。昨日のヤクスギランドとは違い、山の道を歩いていく。

 高盤岳展望台 / 小花之江河 / 花之江河
  


そして黒味岳分岐に到着。荷物をおいて、黒味岳を往復する。
前回黒味岳に来たときはガスっていて景色が全く見えなかった。岩の雰囲気だけ覚えている(^_^;)
今日は天気がいいので、景色が期待できそう。到着するまでの道の見晴らしも最高!

 黒味岳分岐 / 黒味岳の途中の道 その1 / 黒味だけの途中の道 その2
  


そして最後に岩を登って黒味岳頂上に到着!最高の見晴らし!!こんな景色の場所だったんだ、と思った。
黒味岳頂上にいると入り口であったAさんとまた合流。景色を二人で見ていた。Aさんにもらった乾燥した塩トマトが凄く美味しかった(^_^)

 黒味岳頂上 / 黒味岳からの景色 その1 / 黒味岳からの景色 その2
  


黒味岳から黒味岳分岐に戻る。黒味岳分岐につきまた宮之浦岳をめざして歩く。途中で投石平、岩屋を通る。

 投石平 / 岩屋
 


蘇苔の沢を通り、宮之浦岳を目指す。

 宮之浦岳に向かう道 その1 / 蘇苔の沢 / 宮之浦岳に向かう道 その2
  


面白い形の花崗岩を見て、投石岳・安房岳・翁岳を背に歩く。
歩いた道を振り返るとこの山が連なって見える。最高!そして、栗生岳につく。

 面白い形の花崗岩 / 連なった山々(投石岳・安房岳・翁岳) / 栗生岳
   


ここまで来るともう少しで宮之浦岳。ラストスパートだ(-_-)
途中に雪が残っている場所もあるけど、硬い雪でアイゼンがなくても歩くことができた。

そして、宮之浦岳に到着した!!
宮之浦岳から色々な山を見渡すことができる。

 宮之浦岳頂上 / 宮之浦岳からの景色 その1 / 宮之浦岳からの景色 その2
  

頂上にいると、反対側の道から昨日新高塚小屋に泊まって宮之浦岳に来た旅人さんに会う。
話をしていると、屋久島に来て屋久島が好きになり、こっちに家を買ったと話していた。
観光協会に電話をしていて(電波通じるのかな)、登山の雪の状況を話していた。
自分が登ってきた方面の雪の状況も教えた。登った人の情報が大切なんだろうな。
雪の話とかも聞いていて、タイミングがいい時に来れたんだなとしみじみ思った。

前回は宮之浦岳で引き返したけど、今日は永田岳までできたらいこうと考えてた。
この先は行ったことがない道だけど永田岳まで行くと、時間がプラス2時間~3時間くらい。
前に宮之浦岳を下った時間とかも考えて、暗くなる前に下山ができそうだったので永田岳に向かう。
宮之浦岳をでたのが、10時30分くらい。
宮之浦岳を出る頃に雪が少し降ってきた。天気がよかったけど、ちょっとくずれてきたな(-_-)


焼野三叉路を通り、目の前には永田岳、後ろを振り向くと宮之浦岳とゆう道を歩く。

 焼野三叉路 / 永田岳 / 宮之浦岳
  


永田岳はごつごつした岩がなんか特徴的。途中で大きな荷物を持った旅人Bさんに会う。
Bさんともこの後何度か会うことになる(^_^)Bさんも前日新高塚小屋に泊まったと話していた。


そして12時前に永田岳頂上に到着!ついたー!!少しガスっているけど(^_^;)
頂上で昼飯を食べて少し休憩。頂上は風がふいて寒かった。

 永田岳頂上 / 永田岳からの景色 その1 / 永田岳からの景色 その2
  

休憩してるとAさんにまたあう。Aさんは宮之浦岳から縄文杉の縦走で、今日は新高塚小屋に泊まると話していた。
また屋久島で会えたらいいですね、と話してAさんとわかれる。


自分はこの後は来た道をずっと引き返して淀川登山口をめざす。
高盤岳展望台をすぎた辺りでBさんに会う。
Bさんは今日は淀川小屋に泊まり、明日下ると話していた。一緒に淀川小屋まで歩いていく。
話していると、同じ千葉から来ている人だった!
千葉のラーメン屋の話しとかしていて、まさか屋久島で千葉のラーメン屋の話ができるとは思わなかった(^_^;)
オススメのお店を聞いたので、今度行こう。
Bさんに会うまではひたすら来た道を下っていてすごく長く感じてたけど、Bさんと話ながら下っているといつのまにか淀川小屋についていた。
楽しい下山でした(^_^)
淀川小屋まで来ると淀川登山口まではあともう少し。


そして淀川登山口に到着。やったー!!歩ききった。時間は16時半くらい。暗くなる前に戻ってこれてよかった(-_-)

 淀川登山口



あとは宿にバイクで戻るのみ。
途中に紀元杉があるので、紀元杉に寄ってみる。
丁度、団体の人がバスできていた。久しぶりに沢山の人を見た感じがした(^_^;)団体の人もここまでくるんだなー、と思った。

 名前忘れてしまったけど、淀川登山口と紀元杉の間にある大きな杉 / 紀元杉 その1 / 紀元杉 その2
  


バイクでくねくね道を下る。途中で面白い屋久シカに遭遇。動きが一緒(^_^;)
家族かな。恋人同士なのかな。とか思いながらちょっと見ていた。

 屋久シカ その1 / 屋久シカ その2 / 屋久シカ その3
   


安房につきそこから尾ノ間に行く。
尾ノ間に「ペイタ」とゆうパン屋さんによった。安房の「ヒロベーカリー」とはまた違うパン屋さん。
三年前にも来たことがあるパン屋さんで、ここのパンはすごく美味しかったのと、店員さんが親切だった。
パン屋さんで雪の話とか尾之間の温泉の話を聞いた。
パン美味しいし、店員さん親切だし、屋久島いる間にまたこのパン屋さんに来よう(^_^)


パン屋さんで温泉の話を聞いたし、折角だし温泉に行ってみた。

 尾之間温泉


温泉は200円。観光客とゆうより、地元の人が多くきている印象。
独特の雰囲気だけど、地域に根差してる温泉なんだな、と感じた。
お湯は熱い!けど、バイクで走っていて寒かったし、湯船は最高に気持ちよかった!体の芯まで温まる感じ。
湯船の下の石もまたいい。足の疲れも少しとれた気がした。


温泉で温まり、屋久島ユースに戻る。部屋に戻るといつのまにか爆睡していた。起きたら深夜になっていた(^_^;)
数日前の予報だと明日は雨だったけど、天気がよくなりそう。
明日は縄文杉と太鼓岩に行く予定。寝坊しなければ(^_^;)

 < 縄文杉・太鼓岩 登山 3日目 >に続く

太忠岳・ヤクスギランド登山 (1日目) (屋久島探索 その2) (2月25日)

2012-03-17 08:52:04 | 
~ 屋久島探索(1日目) ~

[  日時  ]   2月25日 (土)

[  天気  ]   くもり

[ 交通手段 ]  飛行機(羽田空港~屋久島空港) 、 バイク 、 徒歩

[ 主に行った場所 ]  太忠岳、ヤクスギランド登山


[ まわった場所と時間 ]

羽田空港(6時30分) → (飛行機) → 屋久島空港(9時25分) → (バス) → 安房警察署前バス停(10時17分) →

レンタバイク(10時20着/10時25発) → (バイク) → パン屋(ヒロベーカリー)(10時33着/10時40発) → ヤクスギランド入口(11時24分) →


 ≪ 太忠岳・ヤクスギランド登山 (11時24分~16時33分) ≫ 
   ↓ (詳細)
 ≪ ヤクスギランド入口(11時24分) → 千年杉(11時32分) → ひげ長老(11時58分) → 蛇紋杉(昼飯)(12時04着/12時20発)

  → (太忠岳に向かう) → 天文の森(12時42分) → 太忠岳(13時27着/14時15発) → 天文の森(15時12分) → 蛇紋杉(15時35分)

  → (ここからヤクスギランドコースに戻る) → 天柱杉・母子杉・三根杉(15時55分~16時02分) → 仏蛇杉(16時20分)

  → 双子杉・くぐり杉(16時27分) → ヤクスギランド出口(16時33分) ≫



→ ヤクズギランド(16時33着/16時55発) → (バイク) → 屋久島ユース(17時49分)



〈 旅メモ(1日目) 〉

鹿児島で乗り継ぎ屋久島空港へ。屋久島かーと思うと凄くワクワクする(^-^)
鹿児島から屋久島への交通手段は2つある。フェリーか飛行機。
フェリーは鹿児島空港から少し離れたフェリー乗り場までいかないといけないからちょっと時間がかかる。
一日目も屋久島探索したかったので、鹿児島から屋久島は飛行機で行った。

羽田空港から屋久島空港までは四時間かからない。ほんと驚くくらいあっというまに到着!
昔は屋久島って遠いイメージがあった。実際に距離は遠いんだと思うけど、飛行機を使えばすぐに来ることができる(^-^)
飛行機って凄いなー、としみじみ感じた(-_-)ただ、あんまりはやくつきすぎて屋久島についた感じがしない(^_^;)


10時前に屋久島空港に到着し、バスに乗り安房へ向かう。
安房では予約していた店でレンタバイクをかりる。250ccをかりた。
原チャはたまに乗っていたけど、久しぶりに原チャ以上のバイク。
学生の時にバイクの免許をとったけど、バイクは買っていないので5年くらい大きいバイクには乗っていない(-_-)
マニュアルは怖かったのでオートマをかりた。荷物も入るし。


屋久島は色々な山がある。るるぶなんかを見ても、縄文杉だけじゃなくていろいろな場所の登山やトレッキングコースの紹介もしてある。
登る場所にもよると思うけど登山道まで出なくちゃいけない場所が多い。
手段はバス、車、バイク、タクシー、自転車、徒歩とか色々だと思うけど、自分はバイクで行動。
途中に「3月1日~11月30日まで縄文杉登山で奥まで車で乗り入れができないのでバスを利用して下さい」と書いた看板があった。
二月以外の屋久島は行ったことがないけど、それだけ人が多く来るということなんだろうな。

 縄文杉登山に関する看板



バイクをかりると早速荷物をバイクの中にいれ出発。
途中でヒロベーカリーとゆうパン屋によって昼飯を買う。この後も何度かこのパン屋に立ち寄る。

パンを買ったらバイクで荒川分岐(縄文杉の淀川登山口と宮之浦岳の荒川登山口の分岐点)をめざし、その先のヤクスギランドまで行く。
くねくねした道をバイクで登り、ヤクスギランド入り口に到着。

 荒川分岐 / ヤクスギランド入口
 


今日は太忠岳に行こうと思っていた。太忠岳は前回来れなかった場所なので行ってみたかった。
太忠岳に行くにはヤクスギランドを歩き、途中の分岐点で曲がり太忠岳方面をめざすことになる。

ヤクスギランドは整備されていて歩きやすい。30、50、80、150分と歩く時間によって4つのコースにわかれている。
いろんな変わった形の屋久杉を見ることができる。
縄文杉まで歩いて行くのはちょっと、と言う人でもヤクスギランドにくれば屋久杉を全身で感じれる。
なんか思わず上を向いて立ち止まりたくなるような雰囲気(^_^;)



11時半くらいから太忠岳に向かって歩き始める。時間も昼近くだし、頑張るぞ(-_-)
ヤクスギランドに入るとまず迎えてくれるのが、くぐり栂。切株更新を見て、千年杉へ。千年杉を見ると、屋久島に来たんだ、ってしみじみ感じた。

 くぐり栂 / 切株更新 / 千年杉 その1 / 千年杉 その2
   

さらに歩いていく。舗装された道でも雰囲気は最高!
ひげ長老につく。地元の小学生が根本の苔がひげのように見える、とゆうことでつけた名前らしい。そう言われてみると、そうなのかな(^_^;)
その次に見たのは蛇紋杉(倒木)。

 ひげ長老 根元部分 / ひげ長老 上の部分 / 蛇紋杉
  
 
蛇紋杉は休憩できる場所があり、太忠岳方面に向かう分岐点にもなる。
ここで休憩。買ってきたパンを食べる。
夫婦で岐阜から来ている人がいて話をした。こうゆうのってなんかいいな(^-^)
ガイドの人がいてその人とも話す。なんと四日くらい前はこの場所にも雪が積もっていて入山禁止になってたんだよ、とゆう話を聞いた。
ほんとですか!と話を聞いていた。ここまで雪があったとは。
歩いていて雪はなかったから凄く驚いた。雨が降ってとけてしまったらしい。
運よくタイミングがいい時に登りに来たんだな、と感じた。
前回二月の半ばに屋久島に来たときも、そこまで雪とかの影響もなく歩けた。けど、まだ二月で冬。
タイミングによっては凄い雪がつもったりもして登山とかもできなかったりするんだ、と感じさせられた。


蛇紋杉から太忠岳方面に進むと山道になる。人も全くいなくなる。ただ、自然をひたすら歩く。
凄くいろいろな感覚で自然を感じる。普段は気づかないような感覚がフル活動。

 千手観音みたいな木 / 苔がなんか凄い景色
 


途中で天文の森を通る。

 天文の森 / 名もなき木 / 苔がついた木
  

 名もなき木 / 木が帽子みたいになってる岩
 


こんな道を歩いて、太忠岳に到着!
天気は曇り。巨大な花崗岩、天柱石がある。
ぐるっとまわっていろいろな角度から天柱石を見てみる。でけぇ(-_-)天柱石からの見張らしも見ることができた。

 遠くから見た太忠岳 / 天柱石からの景色
 

 天柱石 その1 / 天柱石 その2 / 天柱石 その3
  


その後は来た道を戻り、蛇紋杉を目指す。
途中にこんな杉があった。ひょこって出ている枝がなんかすごさを感じる。数百年後とかにはこの木はどうなってるんだろう。でもなんか変わらない気もする。

 ひょこっと枝が出ている木 / 名もなき木
 

 屋久島の水 / 苔を食べてるっぽい猿
 


蛇紋杉に到着し、またヤクスギランドのコースに戻る。
天柱杉、母子杉、三根杉を見る。自然にこうゆう形になるのが凄い。
杉ってほんといろいろな形になるんだと感じた。なんか人と似てる、と少し思った。

 天柱杉 / 母子杉 / 三根杉
  

仏蛇杉、双子杉、くぐり杉を通る。見上げてばかりの一日だ(-_-)

 仏蛇杉 / 双子杉 / くぐり杉
  

くぐり杉をすぎると16時半くらいにヤクスギランド出口に到着できた。


ヤクスギランド入口にいると、バイクで道をあがってきた学生の旅人さんにあい縄文杉の話をしていた。
明日縄文杉に行くらしくその下見に来たらしい。
次の日無事に縄文杉につけたかな。屋久島のどこかでまた会わないかな、と思ったけど会わなかったから残念(-_-)


バイクでくねくね道をひたすら下り、宿を目指す。
宿は屋久島ユースに三日間お世話になる(^-^)屋久島ユースは平内海中温泉の近くにあるので、安房からは少し離れている。

 屋久島ユース その1 / 屋久島ユース その2
 


この日の屋久島ユースは凄く楽しかった!はじめ受付をしてると一台のバイクがきて同い年くらいの旅人さんと話す機会があった(^-^)
ちょうど社会人になって数年と話していたので、もっといろんな話がしたかった。テントで泊まると言っていた。

自分はテントは持ってきてないので宿泊。荷物を色々部屋にはこんでるとユースに泊まっていた学生の旅人さんに会う。
話していたら一緒に飯食べにいこうとなり、近くのお店にいって飯を食べてきた。凄く話しやすい旅人さんだった。
自分も人のことは言えないけど、変わった旅に出かけたりもしていて、話を聞いてて腹から笑えた(^-^)
初対面なのにこう笑える話できるのって凄く楽しい!テントの人も一緒に話したりできたらよかったな。楽しい一日だった(^-^)

 今日の夕飯 その1 / 今日の夕飯 その2
 

明日は屋久島は天気は良さそう。天気がいい日に宮之浦岳に行けたらなーと思っていた。明日は頑張って宮之浦岳を登るぞ(-_-)


 < 宮ノ浦岳・黒味岳・永田岳 登山 2日目 >に続く

映画 人生はビギナーズ

2012-03-13 22:17:20 | 映画
「人生はビギナーズ」を見てきました。人について考えさせられる映画。

出てくる人物は魅力的な人ばかりだと思いました(^-^)ただみんな悩みをかかえている。
父親はガン宣告をうけたことをきっかに75歳の時に同性愛者であることを息子のにはなし、自分らしく生きていきます。
他に出てくる同性愛者の人も凄く明るいです。気持ちいいくらい明るいです。
ただ悩みをかかえていて、自分らしくいることが他の人にどう受け入れられているのか、不安と格闘したりする場面があります。

息子は事実をなかなか受け止められず悩みます。ただ、父親の姿を見て自分自身も前に進んでいきます。
息子も人を思える魅力のある人物。息子にできる彼女も少し変わっているけど魅力のある人物。
息子の母親もまた変わっているけど、家族を大切に思っています。

みんな一人一人に個性があるけど、その個性が自己中に突っ走りすぎていない。
突っ走る部分もあっても、人を大切に思う部分をもっている、
とゆうのが感じれて人物の魅力にもつながっているのではないかと感じました。
個性的って言葉があるけど、みんな一人一人が違うし「みんなが個性的で当たり前」、
そう思えなくちゃいけないんじゃないかと考えさせられました。

意識で相手の個性に偏見をもっていないつもりでも、自分が本当にそう接することができているのか、
と言われると考えさせられました。映画でもそうゆう部分で凄く悩んでいる人もでてきます。
いろいろ考えさせられました。

屋久島探索 その1 (初めに)

2012-03-12 23:37:03 | 
[ 日時 ] 2月25日(土) ~ 2月29日(水)

[ 目的 ]  ○ 山登り


[ 行った場所 ]
〈 1日目 〉 太忠岳 、 ヤクスギランド
〈 2日目 〉 宮ノ浦岳 、 黒味岳 、 永田岳
〈 3日目 〉 縄文杉 、 太鼓岩
〈 4日目 〉 龍神杉
〈 5日目 〉 バイクで屋久島一周



[ 旅メモ(初めに) ]

屋久島に行ってきました(^-^)
三年前の二月半ばにも一度屋久島に行ったことがあった。今回で屋久島は2回目。
前回初めて来たときは「縄文杉と宮之浦岳は絶対に登ろう。自転車で屋久島一周はしよう」と目的があった。
今回は「絶対にこれはしなくちゃ」とゆうわけではないけど、ただ自然を感じたい(^_^;)


でも行けたら行きたい場所は、翁杉、縄文杉、永田岳、太忠岳、愛子岳に行きたい。

翁杉は2010年の9月頃、倒れてしまったというショックなニュースを見た。凄く気になっていた。

縄文杉はまた行ってみたい。
高校の時は神奈川と東京を出たことがほとんどなかった。その時から漠然とした考えだけど縄文杉はいつか行きたいなと思っていた。
自分にとって昔から憧れだった場所なので、二度目に行ったときにどんなふうに感じるか気になった。

永田岳、太忠岳、愛子岳は前回行けなかった場所。
よく紹介されている登山やハイキングコースで行けなかった場所だったので、一度行ってみたいと思っていた。


バイクをかりて山登りをする予定。屋久島は雨が多い島。天気はどうしょうもないけど、雨が降らないといいな(-_-)


 < 太忠岳・ヤクスギランド登山 1日目 >に続く