この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

# 482「 ブログの更新」

2008年06月05日 | 随想
私のブログに新しい記事を書かないまま何日か経過してしまった。ブログの更新を怠ったという風に言うのかも知れない。
朝起きると書きたいことが沢山ある。まるで恋人に手紙を書きたいあの心境である。あんまり書いてもしかたがない。少し我慢していよう。などと思いながらいろいろとやることができてそれで時間をついやしてしまう。

夕方になると、ブログを更新していないのが気になって来る。すると一種の義務感のようなものが逆にプレッシャーになって来る。
何か書いておかないといけない、と思いながら書くのがもういやになっている。

私は体質的に夜になると体も頭も動かなくなって来る。

若い頃、マージャンをやっていて、私がツキに恵まれていくら勝っていても、夜遅くなるとどうでもよくなって簡単にふりこんでしまって吐き出してしまうのが常であった。
友人達はそれをよく知っていて私が勝っているときには、夜遅くまで私をみんなで
引き止めたものだ。

何を書いているのだろう。
そうそう、ブログの更新を怠っているということだ。

先日、高校時代のクラスメート達と横浜で飲んだことがある。
私が感心したのは、その彼は続きものの原稿を頼まれているらしいのだが、2ヶ月ほど先行して出来上がっているという。すでにストックの状態で2ヶ月ほども手持ちがあるという。立派なものである。

半分冗談で言っているのであるが、私達はJust in Time の資材管理、生産管理の中で育ち仕事をして来た。2ヶ月のストックを持つなんという発想はない。

連載もので2ヶ月ものストックを持って仕事をしていたら、気持がよいことだろうとあらためてこの友人に感心した。

4月の桜が散っているころに会ってこの友人達と大いに飲んだのだが、帰るときに今度はいつ会おうかという話になって、7月の横浜の花火のときに会おうということになった。
その友人はその場で私達のためにそのホテルの予約をとった。

なるほど立派なものだと思った。

しかしわかっているけどやめられない、というのだろう。私にはなかなか真似が出来ないのである。

学期末試験で翌日に試験がある学科を予定どおり勉強しないで、夜おそくまでTVで映画をみてしまっているあの追い詰められた気持、しかもその甘美な?気持は、このような心がけのよい友人は味わったことがないのだろう。

しかし私は今考えているのである。心がけをあらためてせめて私のブログに2~3日のストックを持ち、更新がとぎれないようにやって行こう・・・・・かなあ~と。

自己弁護するようだが、私がこう書いていても私は几帳面な男だと思っていてくれる人達が多いのである。私にEメールをくれた人は即座にレスポンスを受け取る。ある集まりで誰かが、私をレスポンスの王様だと言ったことがある。

これくらい自己弁護しておこう。

ブログをさぼったといってもそれほど長い日時ではない。せいぜい数日間のことである。

でもEメールへのレスポンスが早いと言って威張れることもないし、それが遅いと言っても罪の意識にとらわれる必要もない。

私が昔あこがれていた女性など、いくら私が手紙を書いて送っても返事がくるのは数ヶ月後であった。(これはちょっと大げさであるが。彼女が聞いたら怒るだろう。しかし返事をもらうまでにはウンヶ月は要したのではなかろうか これもちょっとうそっぽい。だがいずれにしても返事をくれるのはあきれるほど遅かった。)

それでも私は彼女のほかの面だけを見て、彼女は類い稀な完璧なスーパーウマンだとあこがれていたのである。いや今でもあこがれているのである。

クイックレスポンスばかりが能ではない・・・・・

などと言っていると私のブログの更新もまたまた伸びてしまいそうである。

                             (おわり)

画像:筆者撮影

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