こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
今回、画像が殆ど無いうえに意外にも真面目な内容なので、読んでてアレかも知れないですがご了承下さい。
(アド街を見た!というような感じで)時折「ブログを見た!」とお問い合わせを頂くシューベルトのヘルメット。
そのシューベルトですが、残念ながら2024年現在モトラッド京葉では取り扱いを終了しています…。
恐らく藁をも縋るようなお気持ちでご連絡頂いていることと思いますが、申し訳ありません…。
その為、在庫状況や現在お持ちのシューベルト製ヘルメットの修理等に関するご相談など、いずれも当店ではお答えが出来ません。
中村がモトラッド京葉で勤務し始めた頃には既に取り扱いを終了していたので、事の詳細は不明。
~ですが、まぁ察するに「日本国内の保安基準に適合しないから」というのが一番の理由でしょう。
以下、余談。
シューベルトのヘルメットが危険ということではなく、(2~3回だけですケド…)現物を見たことのある中村からしたら、「むしろ安全じゃね?」と言いたくなるユニークな構造が売りのメーカーですが、日本国内の公道でバイクを乗る際に着用が義務付けられるヘルメットは、”必ずPSCマーク及びSGマーク(便宜上、以下SGマークで統一)が記載されたヘルメットでないとNG”という決まりがあります。
詳しくはコチラ。
SGマーク。
「~それよりもアライのロゴが削れてるのが気になる」って?
王子駅付近の駐輪場でメットホルダーに掛けてたらガリッと擦られたんだよチクショウッ…!
今までは海外製ヘルメットを輸入販売する際、SGマークを取得するのはさほど難しくなかったようですが、ある年にそれらに対するルールが変更され(多分コレ)、SGマークを取得出来る海外製ヘルメットの数が減ったんではないかと。
その際、シューベルトもSGマークの認証を得られず日本から撤退したものと思われます。
シューベルト同様、フランスのシャークも日本国内での正規販売を終了しているようですし。
尚、仮にSGマーク等が無いヘルメットを被って事故に遭った場合、怪我を負っても「認定を受けていないヘルメットを着けてりゃ怪我もするわ」という理由で保険金がおりないなんてことになりかねないので、認定を受けていないヘルメットを着用して公道を走ることはお奨めしません。
又、軽視されがちですけど、SGマークのシールを剥がす行為も同様のものとして扱われますので、「シールがダサい」といって剥がすと後で泣きを見ます。
加えて、ヘルメット自体はどのメーカーも一様に「使い始めて3年経ったら交換しておくれ」と言っている為、可能であれば3年を目安に新品へ交換しましょう。
「デザインや柄が好き」、「被りやすい」など好みがあるのは分かりますけど、”後悔先に立たず”と言いますし…。
ちなみに我が家には倒産したメーカーのヘルメット(推定30年前。勿論使っていない、というか使えない)がありますよ!
~話が少々脱線しましたが、改めて当店ではシューベルト製ヘルメットの取り扱いを終了している都合上、同社の商品については一切お答えが出来ない状況となりますので、予めご了承下さい。
怒ってるわけじゃないです、ただ単に折角お電話を頂いたのに、都度「ウチ取り扱い終了しました」としか言えないのが中々に心苦しくて、…はい。
ただ、過去のシューベルト関連の記事については消さずに残しますので、引き続き読み物としてご愛読頂ければ何よりです。
ほら、押し入れの奥から偶然見つけた旧い雑誌とか面白いじゃないですか。アレと同じっす。
(暗い話のまま締めるのもアレなので)ちなみに、当店では扱っていないので何も手出し出来ませんが、「どうしても海外製のヤツがカッコ良くて好きぃッ…///」という場合、SUOMYやAGVなどのメーカーは一部モデルに限り日本国内での認証を得ているモデルもあります。
ご参考程度にこちらもご覧下さい。
BMW Motorradの純正ヘルメット?
あるんですけど公式が何も案内してないっぽいので入荷したら紹介します。
以上、中村でした!