ショウ頑張れ!保護された小さなショウの猫白血病物語

横浜元町で保護された小さなショウ。猫白血病と闘う小さなショウの物語です。

8/22 ショウは病気のデパートでした。

2009年08月22日 05時53分53秒 | 白血病

悲しいからこそ、こんなお茶目なショウを載せちゃいます。

2008年7月撮影

下記記事は病気に関するう私の考えですので
つまらない記事かもしれませんので、飛ばしちゃってOKですよ。
ただ、

愛猫と幸せに後悔のない旅立ちを望む飼い主さんは是非、ご一読ください

猫白血病は二歳で死んじゃうのか・・・・とか
やっぱり駄目なのか・・・とかって私のブログを見ると思ってしまうだろうと思い
取り急ぎ、書きます。

ショウは猫白血病のせいで死んだわけではないと思います。
今日獣医さんと話していてわかりました。
診療時間終了後およそ二時間も私に付き合ってくれました。
感謝しても足りないほどです。おかげで知識が増えました。

ショウの発熱事態は白血病が原因かもしれませんが、普通はこんなに早く亡くなったりしません。
発熱があって、それが数週間続いて、一旦症状がおさまる筈なんですが
ショウの場合は、幼少期から大腸炎、回虫、細菌性皮膚炎、コクシジウム
とにかく一番は大腸炎になる頻度でした。
すべてが手伝いこのような結果となったと判断します。

うってかわって、病院で保護されているショウと同じ年のネコ白血病の子は
ショウの様に病気のデパートではないと知った。
何も病気をしないのです。
ショウが二歳三か月で亡くなったのはむしろ長く生きられたと考えられなくもないと
いうことです。

もしお家のネコ白血病のネコちゃんにうちのショウの様な病気がち傾向が見られたら、または健常であっても、一度くらい
血液検査もそうですが、レントゲン!お勧めします
肺、心臓だけでいいです。1ショットで十分。

1ショットなら金額も大したことありません。
それに、今日リサーチしましたが、レントゲンのリスクはほぼないとの事。
時折、麻酔をかけてレントゲンと聞きますが、麻酔なんてよほどじゃない限りしません。と医師は回答。

手遅れになる前に、心臓疾患に気が付いていたら出来た事が私にはきっとあった。
これが私の唯一の後悔です。

ショウの病気は一歳までは本当に多かった。
一歳から二歳まではワクチンと定期健診以外では目立ったものはありませんでした。
そして先天的な拡張型心筋症。
とにかく病気のデパート。

そして最も重要な出生の状態。

ショウがいた場所の近所の人の話によるとショウの母がショウを身ごもっている時、
ご飯をもらいに来たが、丁度そのころ近所から「餌やりするな!」と苦情を言われたんだそうです。
だから、餌やりを中断したと聞いた。

ショウは母の胎内にいる時、ショウの母親が十分に栄養がとれなかった。
ショウの母親が推定、当時8歳という高齢での出産だった事。
そして白血病。

すべてが悪い方向へとショウの運命は動きだした。
あのまま野に居たら本来なら、もう生きてはいなかったかもしれません。

ショウ保護後はHさんや近隣の方の餌やりが始まり
ショウの母親はえさ場をしっかり確保して暮らしていました。
そして、気がついたらショウの弟が生まれていた。

ショウより数倍美人さんだけど、親ばかショウママは
やっぱり、ショウが一番可愛い
さて、この子の出生時期はショウ出生から半年後。
秋に誕生した。
私はジュニアと呼んでいますが、ジュニアが母の胎内にいる時は
私もHさんもみんな、ショウがいたので、食事には母ともども困ってはいない。

そしてショウの葬儀の日、仕事場スタッフから「ジュニア生きてた!」と
メールがきた。

猫白血病ではあると思われるが、その他は健康なんだろうと思います。
ショウの分まで長生きしないとね!ジュニア。

大切なのは病歴。
蘭もよく大腸炎で通っていましたが、自律神経でなくなるとは・・・・

循環器官って聞いたことも何となく、みなさん理解してると思いますが
今一度、おさらい一緒にしましょう。(ただしあたしの主観。詳しく獣医に食い下がってくださいね)

循環器官の最も要である心臓。
この心臓の機能が低下するとまず打撃を受けるのが肺。
肺うっ血が見られてきます。
肺に水が溜まるってよく聞きますね。溜まるのは血液なんだと。

心臓から送り出された血液は→肝臓→腎臓→四肢へと送られます。

そして心臓のポンプ機能低下により、次に打撃を受けるのが肝臓
脂肪肝、肝炎を引き起こす。
肝臓へ送られた血液がさらに次に送り出せず、滞り肝臓が腫れる。

そして腎臓もそれとほぼ同時期に腎不全を起こす。
もちろん、もっともくるのが、手足の冷え(貧血状態へとなる)

心臓が正常だったなら、ショウは復活を遂げる事が出来たと信じてます。

心臓が駄目になってくると脱水を改善する、腎臓の為に行う輸液すら
無意味なものとなってしまうのです。

消化器官も大事ですが、消化器官は最悪、切除しその後も生存可能です。
うちの先代がそうでしたから。
心臓がどうにもならないと私がもっと前から知っていたら・・・と悔やむけど
あれでも私は精一杯だったので、どうか責めないでやってください。

ショウの病気のサインはヒゲでした(チョビひげのヒゲではなくて眉毛とひげ)
ヒゲが折れるようになると病気になりました。
今回もそれでした。
だから7/2食欲低下ぐらいでも病院へ行ったんです。

日々の観察は非常に大事です。
それをノートに書くのも大事です。

よく見かける咳をするってどんなもの?という人もいませんか?
へーーへーーと咳をしていたコウはレントゲンの結果心臓肥大でした。
ショウの場合「クプークプー」という感じでした。
これも咳かと獣医に問うと、これは気管支の問題。

見分けがつきにくいのがコウのケース。
毛が原因でこういう咳になる事もあるのだそう。
が・・・・しかし食い下がりレントゲンを依頼すると肥大を発見。

知っていたら対応が出来る。
リスクが大きいなら勧めませんが、私は勧めます。

獣医さんとの付き合い方も難しいと実感しています。
私たちが伝えなければ病気は発見できない。
目に見える病状となった場合は、だいだい重篤の場合が多い。
じゃあ、どうするか。

日々の観察を書きとめて、私はストーカーみたいに電話しちゃいます。
電話でらちが明かなかったら、出向いて、おんなじ説明をして
懇願します。

血液検査のすすめ

血液検査に行くときは食後から6時間あけてから病院に行く。
正確な数値はこれで出るのだそうですから。

何か心配事や不安があって一人で悩んでる人
何か私に役立てる事があるかもしれません。
メールでもコメントでもいいから言ってください。
わかる範囲で回答しますし、幸い獣医さんとも仲良しですし
ボランティアさんたちの経験なんかもすぐ問い合わせできます。

大切な子のお母さんに差し伸べる手はここにもあるって忘れないでください




8/22 猫白血病との同居 実はこんなもの

2009年08月22日 04時17分20秒 | ショウという名の宝物


この写真は2008年9月のもの。
神経質になっていた2007年冬に比べ、こちらもかなりアバウトになってきた。
仲良しコウとショウは去年からこの様に並んで寝ることが日常となった。
もちろん、私のいない時はこれは出来ない。

こちらは2009年7月21日
元気喪失気味になっていたショウとコウ。
不思議といつもショウが枕側(向って右)コウが足もと側というセッティングは
一年経っても変わらなかった。
ショウは必ず私の顔近くを陣取っていた。

そして段々とコウの寝相が悪化してショウはのられている事も多くなる。
まるで死期を予期していたのか、2009年6月頃からケージで寝たくないと
鳴くようになった。
私もショウはトイレに行きたい。水が飲みたいという事を教えてくれるので
夜、私が寝る時に自由にしていました。
朝方、ショウにトイレ行きたいよ~と言われて寝ぼけまなこで
ケージを開けてやったりとしていた。

この二人は夜は寝てくれるので、二人で遊んだり、じゃれあったりはしないので
こういう風に寝かせていました。

保護当時には信じられない事でした。
ワクチン接種もし状況にもよるのですが、この二人の様な感じなら
こうして寝るのもありかもしれませんね。

ショウは私のベッドで、好きな時に私に乗っかって眠ったり、
また自分の居場所に戻ったりと好きに楽しそうにしていました。

自分で言うのもあれですけど、ショウの一番のお気に入りは私の上だったと
想うのです。
私の上で、私をひたすら毛繕いして寝むるのがうれしそうでした。

そしてショウ亡き後、二つ並んだベッド。
コウはやっぱり足元側に寝ています。
私はショウがいないベッドに顔をくっつけて泣きながら眠るという毎日ですが
時折、ふかふかさを感じて目を覚ます。

すると、絶対こちら側では寝なかったコウが私にくっついて眠っていた。
あったかい・・・
ありがとうコウ・・・と言いながらコウを枕に眠ってしまう。
コウは優しい音色をゴロゴロと奏でてくれる。

二部合唱だった優しい音色はソロとなってしまったが
次に会える日までの我慢だからって思っています。

今日はセーラパパさんYさんが来てくれました。
ショウが大好きだったシーバを持ってきてくれて
缶詰めまで持ってきてくれた。

セーラパパさんに久しぶりに会ったセーラはシャーシャーと言うし
なんって恩知らずなのかしらとうちの母はがっかり
ホントごめんなさいなのです。

そしてA動物病院診療終了時間をめがけてボランティアRさんと
動物病院へ行く(ショウ最後の治療費、往診費用を支払っていなかったので)
往診なんてしてもらったことないし、いくらかかるかドキドキだった私。
足りなかったら大変だから母の財布もしっかりあてにして。

が・・・しかし先生は受け取ってくれない。
他の子に使ってください。と・・・・
押し問答しても受け取ってもらえず、ありがたく御好意を受け取り
早々にでもうちの保護猫軍団のレントゲンをお願いしますと伝えた。

そして・・・昨日の記事で触れた猫白血病キャリアのネコの写真を撮る為
初めて病院の中に潜入した。
が・・・・・しかし・・・・カメラを向けると怯えてしまう。
先生が撮っておきますと、写真撮影断念。

この子は先月保護された捨て猫ちゃんの兄弟のうちの一匹。
ガリガリに痩せていたそうですが、今はふっくら。
この二人の写真を撮ってとボランティアさんRさんに頼まれて
カメラを構える・・・でも・・・動く動く
苦戦していたら先生がケージを開けてくれた。

出てくる出てくる。
そして先生が抱っこしている間にシャッター

よく似た兄弟ですがこの子の方がほっそりした顔立ち。
べろが出てるあたりが可愛い
口腔内の異常ではなく、アメショーとペルシャがかかってるみたいで
と言っていた。

どちらも可愛く、元気で(内心、かなりうらやましかった私ですが)
早く里親さん見つかるといいですね~って。

こうしてブログを更新するのも、可愛そうな命を救う為に尽力するのも
本当はショウの死から逃げてるんだと思う。
でも寝室に行けば、「ああ・・・いないんだね・・・」と涙する。

うちのお姉ちゃんは「今は悲しいのは仕方ないんだからいいんだよ」って
言ってくれるから、三時間も電話でショウがいないだの
あ---あ・・・ショウに会いたいよ・・・だの
ショウが可愛いだの話してしまいました。

今日は病院で沢山ためになる話を聞きましたので
明日にでも記事にしたいと思いますが、明日もショウちゃん捕獲を
手伝ってくれた友達が来てくれるので、書けるかな?

でも、忘れずに書きますので見てください。