単純ヘルペスウイルス:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。
1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries
その中で116項目目の「単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex Virus)」の紹介です。
単純ヘルペスウイルス感染:
伝染性のただれを引き起こすウイルスで、多くは口の周囲や性器に発生する。
単純ヘルペスウイルスの感染は、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)でも単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)でも起こります。HSV-1は、主に口から口への接触によって伝播し、口腔内もしくは周囲に感染(口腔ヘルペス)を引き起こします。HSV-2は、ほぼ例外なく性行為で伝播し、性器や肛門に感染(性器ヘルペス)を引き起こします。しかし、HSV-1には、口と性器との接触を通して性器にも伝播し、性器ヘルペスを引き起こす能力もあります。
口腔ヘルペス感染のほとんどは無症状で、HSV-1に感染した人々の大半は感染していることに気づいていません。口腔ヘルペスの症状は、感染部位の疼痛を伴う水疱や口腔内や口腔周囲の潰瘍で現れるただれです。唇のただれは一般的に"口唇ヘルペス(COLD SORES)"と呼ばれています。感染者は、ただれの出現の前にしばしば口の周りに疼きや痒みや焼け付く痛みを経験します。時に高熱などの症状と上述の皮疹などが出現します。初感染後は神経細胞内に潜伏し、ストレス(紫外線、発熱、月経、心理的、高強度運動の持続)などによる免疫(特に細胞性免疫)の低下で潜伏ウイルスが増殖して、再発症します。
鼻の粘膜や口腔内の感覚神経から脳内に侵入し、脳の側頭葉や辺縁系などの部位を破壊することもあるので、回復後も記憶障害や健忘症、失語症、人格変化、症候性てんかんなどの後遺障害が残るケースもあり得ます。
Varicella zoster virus and herpes simplex virus reactivation after vaccination with COVID-19: review of 40 cases in an international dermatologic registry:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34487581/
COVID-19ワクチン接種後の水痘帯状疱疹ウイルスおよび単純ヘルペスウイルスの再活性化:国際皮膚科登録症例40例の検討:
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Herpesviruses reactivation following COVID-19 vaccination: a systematic review and meta-analysis
Arman Shafiee
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10413536/
COVID-19ワクチン接種とヘルペスウイルス再活性化との関連の可能性を示した。水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)と単純ヘルペスウイルス(HSV)については観察研究によって裏付けられた。
COVID-19 infection and vaccines: potential triggers of Herpesviridae reactivation
Alba Navarro-Bielsa
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0365059623000235
ヘルペスウイルス科の各メンバー(単純ヘルペスウイルス(HSV)1型(HSV-1)および2型(HSV-2)、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)、EBV、サイトメガロウイルス(CMV)、HHV-6、HHV-7、HHV-8)などのヘルペスウイルスの再活性化をヨーロッパで現在までに承認されている対応するすべてのワクチンは誘発する。
⇒ COVID-19 mRNAワクチンによる障害の報告のまとめサイト