食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【秩父の街歩き!!】ガイドさんと共に、 西武秩父駅~秩父神社まで♪

2020年03月01日 | 旅行

(見出し画像は、秩父醸造所のウィスキーを扱っている酒店「秩父あさひや」さん店頭です)

 

さて、今週のお出かけは・・・、

時節柄、近くで屋外を楽しむものはないかと探していたところ、

「ガイドさんと秩父の街歩き」という項目を見つけました。

 

<秩父のゴールデンコースを秩父神社まで歩く> 

昭和から大正、明治、江戸時代までの文化財や秩父夜祭り、秩父事件の史跡、観音霊場を案内します。

人気の名所を地元ガイドの解説付きで見て周りましょう。

ガイド ちちぶ観光ガイドの会
定員 10名
所要時間 90分
料金 中学生以上1人1,000円 小人500円

 

そういえば・・・、

秩父は年間を通じてよく行く場所なのですが、幹線道路と目的地に行くばかりで、

駅周辺や街歩きはしたことがありませんでした(=_=)

 

屋外を歩くわけですし、安全で健康的な楽しみかたです、

早速申し込んでみました!!

西武秩父駅には、「祭りの湯」という温泉があります。

壁沿いに歩くと、中は土産物店が続いていて

その端っこの方に、

集合場所の西武秩父駅があります。

この改札前が、集合場所です。

午前10時、ここからスタート!!

ガイドさんは女性の方で、本日は私たちだけです。

この、西武秩父駅や祭りの湯のあった場所は、秩父農工高等学校(現・秩父農工科学高等学校)があったのだそうです。

当時のもので残っているのは、この大きな「ラクウショウ(落羽松)」だけで、その下には学校の沿革史の碑があり、台座の石をよく見ると、点々と約3億年前のウミユリの化石が見えています。

武甲さんを眺めながら、市庁舎に向かいます。

秩父を語るなら、「秩父夜祭」と「巡礼の地」だそうです。

その、夜祭の最後のクライマックスの会場となるのが、市庁舎前の広場です。

市庁舎の前の亀石。

のぞいてみると、

すごい形相の亀さんです。

秩父の象徴である武甲山と秩父神社を結んだ中間に亀石があり、

さらに、その延長上に北斗星があるという位置関係だそうです。

 

 秩父の夜祭というのは、秩父神社の姫神と武甲山の男神とが、この亀石で年に一度の逢瀬をする💕

・・・というものだそうです。

それで、この亀石の有るこの場所に屋台も集合して、とても盛大なのだとか。

見に来てみたくなりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

あちらの、羊山公園の方向に花火も上がる盛大なものだそうです。

街中を練り歩いた屋台は、最後にこの坂を上るのが大変なのだとか。

市庁舎から踏切を渡った突き当りの慈眼寺です。

目に良い神社という事で、境内にはメグスリノキが植えられています。

ここで、メグスリノキを煎じた目茶を頂く事が出来ます。

頂いてみると、なるほど!!

目薬の成分の香りがします♪

経典を収めた大きな八角経蔵があり、まに車のようなものです。

 

秩父の街中には、このようなものがいくつも置かれています。

 「どこいくべぇ」というもので、街の案内表示のような物らしいです。

既に診療は行っていない医院の後とか、

名物のみそ漬けを扱っているお肉屋さんとか、街中に登録有形文化財があります。

隣接しているパリーという洋食店、古めかしすぎる・・・。

今でも出前もなさっているのだとか。

オムライスとか、美味しいのかな。

こちらの甘味食堂は、赤飯とかいなり寿司、団子などいただけるのですが、地元の人たちから愛されている人気のお店らしいです。

店内のガラスケースには、美味しそうな出来立ての商品が並んでいて、中は満席でした。

商店街の中の駐車場、こちらは無料で利用できるようです。

 

街中が、大正っぽいですね。

横道に入り、踏切の向こうにもお寺があります。

境内には「秩父事件で殉職した警察官の墓」があったのだそうですが、今は工事で移動している様です。

牡丹がたくさん植えられていて、花の季節にはきれいなのでしょう。

間もなく秩父神社という場所ですが、こちらのお宅は秩父神社の宮司さんのお宅だそうです。

京都大学名誉教でもあり、大変名誉のある方だとか。

神々しいたたずまいだと感じました!!

商店街のまっすぐ向うに、秩父神社があります。

こちらは狛犬ですが、三峯神社はオオカミなのだそうです。

あまケ池」の向こうに、ご神木が祭られています。

境内には多くの装飾が施されていて、

その一つ一つに意味があるのだそうです。

こちらのお猿さんたち、

 

「お元気三猿」と言って、日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」と違って、

「よく見・よく聞いて・よく話そう」なのだそうです。

真ん中に、フクロウの彫刻があります。

フクロウは「知恵のシンボル」という事で、受験生に人気なのだとか。

他にも、改修中で隠れているものもありましたが、いろいろなパワーが感じられるものが沢山あります。

 

この時点で、すでに1時間が経過しましたので、ガイドさんのお時間は終了です。

でも、一休みしたところで、お向かいの祭り開館も是非どうぞ・・・と、案内してくださいました。

市庁舎の前の亀は、以前はこちらのものだったということで展示されていました。

少し破損があるようです。

祭りの屋台が展示されていて、

一定の時間ごとに背景がプロジェクションマッピングの様に映像が映し出されます。

夜祭の時の画像が流れ、まるで参加しているかのような迫力があります。

その後、街中の飲食店の多いところまで案内してくださり、本日のガイドは終了です。

 

通常よりも1時間多く案内してくださいまして、大変丁寧なガイドさんでした!!

各種クーポンや街の案内、絵葉書なども用意してくださって、ありがとうございました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

教えてくださったパリー洋食店も、甘味食堂の松むらも、満席で待っている人もいる位でした。

狭い路地の向こうに、気になるお蕎麦屋さんを見つけました。

美味しそうなのですが、朝食にお蕎麦を頂いたばかりで・・・。

本物のイノシシの皮でしょうか、食べ歩きは出来そうですが、座っていただく場所がなさそうです。

昔ながらっぽい洋菓子店があり、ランチもありそうです。

ガラスケースには美味しそうなケーキが並び、

昔懐かしい喫茶店の雰囲気です。

冬季だけという、フルーツパンケーキを頂いてみました。

ショートケーキのような生クリームに、フルーツがたっぷりサンドされています。

ピラフも、喫茶店らしい手作り感のあるものでした。

 

少し街歩きして

酒屋の店頭にイチローズモルトを見つけました。

地元秩父でつくられているウィスキーです。

色々種類はあるのですが、今、購入できるのはこちらの一種類だけです。

貴重な国産、しかも秩父のウィスキーとは、1本いただいてみる事にしました。

 

それに、もう一つ気になる名物が、みそポテト。

こちらのお店でいただいてみました。

注文してから、その場で揚げたての熱々を出してくださいましたので、

テイクアウトのつもりでしたが、その場でいただいてみしまた。

ホクホクとして、甘辛い味噌だれと併せて、とても美味しいっ♪

駐車している秩父駅まで戻ってくると、巡礼さんのレンタル衣装もあることが分かりました。

 

まだまだ、秩父のほんの一部です、四季折々に楽しめそうです。

 

購入した秩父醸造所のイチローズモルト、

創業者の肥土伊知郎(あくといちろう)さんの名前を冠したウイスキーだそうですが、

ふんわりと柔らかな口当たりで、大変美味しくいただきました!!

生産数が少なく希少性が高いうえに、世界的に権威のある賞を次々と受賞した大変な人気商品だったのですね。

驚くほどのプレミア価格がついている商品もあるのだとか。

 

秩父は水が良いので、日本酒もワインも、ウィスキーも美味しいんですね。

毎年2月にウイスキー祭りが行われるそうですが、次回は時に是非~っ!!!

 

 

コメント
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