食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

夏は伊豆の海でシュノーケリング♪ 秘境といわれるヒリゾ浜に、今年こそ!!

2019年08月04日 | 旅行

 

関東は、暑いです!!

数年前から、夏は海できれいな魚をながめたいと思い、シュノーケリングを始めました。

自動車で手軽に行ける範囲で、よいところはないかと探しているうちに、伊豆の秘境といわれるヒリゾ浜を見つけました。

秘境って・・・!?

それは、是非とも行ってみましょうっ!!

 

こちらは、ヒリゾのガイドブックです。

ヒリゾ浜は島ではないのですが、陸地から近づけませんので、南伊豆の中木から船でしか行く事が出来ないのです。

昨年は、台風が過ぎ去ったにもかかわらず強風で、渡し船が出航しませんでした。

今年こそ!!

 

渡し船の出る中木は狭い地域で、数件の民宿はあるのですが、温泉やホテルはありません。

コンビニもありませんし、飲み物は自動販売機程度しかありません。

渡し船の乗り場近くに、昼間だけ営業している売店がありますが、観光地料金です。

 

今回は金曜日の夜から、素泊まりの民宿を確保しました。

はっきりと言って、あまり快適とも言えません。

(昨年宿泊した時の食事は美味しかったです、民宿の方は親切でしたが・・・、ごめんなさい)

それでも、中木に宿泊した方が良いのは、駐車場を確保するためです。

こうでもしなければ早朝から満車になりますので、駐車場に入る事が出来ないのです。

朝6時前に民宿の窓から見た駐車場です。他に少し離れた場所にもありますが、いずれもすでに満車です。

手前に赤いコーンが置かれている場所がありますが、民宿の利用者は駐車場が確保されるのです。

駐車料金も、一般の来場者は1日千円ですが、民宿利用者は1泊千円で、2日間の出入りは自由です。

朝の6時には(もっと早いのですが、私が確認した時間です)駐車場に来ていた人たちが並び始めますので、8時から出向するにもかかわらず、すでに長い行列となります。

でもっ!!

宿泊者であれば、8時位にゆっくりと来てもOK。

3隻の漁船がピストン輸送してくれますので、最初の人たちはみるみるうちに、はけてゆきます。

ひと段落しても、10分おき位には船が出ていますので、落ち着いてから浜に渡っても良いでしょう。

しかしっ!!

ヒリゾ浜に到着してみると、混雑度はすごいです。

船着場から近い位置は、この通り!!

どこにテントを張ったものかと、途方に暮れてしまいました。

奥の方に行けば、空いている場所もあるのですが、潮の満ち引きも要注意です。

浜の少し高い場所には監視員もいて、海の遊泳エリアにはボートで監視している人たちもいますので、安全体制は整っています。

こんなに大勢の人たちがいるのなら、魚も逃げてしまうのではないでしょうか・・・、

ところが、海をのぞいてみると、たくさんの魚たちが岩陰にいるわ、いるわ。

 

 これ、これっ、これを見たかったのです!!

海の中の写真はきれいに撮影できませんでしたので、パンフレットで申し訳ございません。

パンフレット通りの魚が岩陰で群れを成していて、ピンクのサンゴ礁もあります。

手を出すと、一緒になって泳いでいく事が出来ます。

浜にはトイレも売店もありません。

2千円の一日乗車券となっていますので、何度でも中木に戻る事が出来ます。

日中はガラガラで、待つこともありません。

防水のポーチに、乗船券と少しの現金、車のキーを入れて持ち歩きます。

 

こちらの渡し船は、昨年に来た時には台風で出航してくれませんでした。

早朝に、関係者14人位で話し合って決めるのだそうです。

「海のこわさは、みんなよーくわかってますから」

と話していましたが、なかなか慎重なのです。

渡し船が出なかった場合も、問題はありません。

船で渡らなくてもいける、目の前のトガイ浜でシュノーケリングを楽しむ事が出来ましたから。

・・・と、昨年までは、そうでした。

堤防の向こうの浜なのですが、駐車場から遊歩道の様に通路が整備されていました。

しかしっ!!

今年は通行禁止となっています。

落石のために、橋が壊れて通路も塞がれてしまったのだそうです。

ですから、渡し船が出航しなければ、ここで海を楽しむことは出来なくなりました。

うーん、早朝から来ても、リスクは高いですね・・・。

 

私たちは、13時にはすでに、浜を引き上げました。

その程度で十分、海を楽しみましたし、テントでゆっくりするには暑すぎますので。

すると、午後からやってくる人たちもいましたが、駐車場はある程度空きが出来ていました。

駐車場の利用を考えると、午後から来るというのも、1つの方法だと思います。

 

多くの民宿では、あまりに遅い到着は歓迎されません。

今回選んだ素泊まりの民宿は、完全に人がいないセルフサービスの宿ですから、遅い到着も問題ありません。

「みなみの家」というのですが、入り口を入るとその日の宿泊者ごとに部屋番号がボードに書かれていて、キーも置かれています。

ですから、他のお客には出会いますが、民宿のスタッフには一度も会いません。

共有の大型冷凍冷蔵庫や電子レンジ、電気ポットなどありますので、スーパーで購入してきたものを温めたり、ペットボトル飲料を凍らせることも出来ます。

お風呂は、9キロくらい離れた場所にある、南伊豆の日帰り温泉「下賀茂温泉銀の湯会館」を利用しました。

共用の大型冷蔵庫はありましたので、飲み物は、その温泉の近くにあるマックスバリュー下賀茂店というイオン系のスーパーを利用して、ペットボトルごと凍らせて浜に持ち込みました。

夕食は、中木の唯一の食堂である双葉食堂を利用しました。

1階は売店で、朝の7時からおにぎりを販売していますので、朝食も購入可能だそうです。

今回の朝食は、スーパーでいろいろ買いましたけどね。

メニューはそれほどバリエーションがあるわけでもなく、期待した刺身も品切れだったのですが、

ビヤガーデンの様に海の風を楽しむことは出来ました。

車を利用すれば、近くに美味しそうな海鮮料理のお店はいくつかあります。

民宿入り口にも、お店のチラシが置かれていました。

でも、お酒を頂いたら運転は出来ませんからね~!!

他に、集落内にカレーのお店もあったようですが、アルコール優先です。

あの岩の裏側が翌朝行くヒリゾ浜だと思って、眺めながらいただく事が出来ました。

 

やはり、ここまで来たら美味しいものを頂いて、温泉にも入って帰りたいです。

ヒリゾ浜を引き上げた後は、西伊豆のリゾートホテルに一泊するのが良いです。

 

堂ヶ島では、青の洞窟へクルージングしてみました。

船が発着するのは、加山雄三記念館のある場所です。

しばらくクルージングして最後に、あの、岩のところの洞窟に船が入っていくのです。

 

入口は結構狭い感じなのですが、中は上部から日からがさしていて、海面は青くなっています。

洞窟の上部が開いているのですね。

クルージングの乗り場は、なぜか加山雄三ミュージアムと一緒になっていて

加山雄三のミュージアムのショップもあって、

入口のソフトクリームがミルキィな感じでとても美味しいです♪

 

それから、近くの観光で土肥金山。

こんなところで、金が採掘されていたのですね。

池の鯉も金色です!!

中の温度計では気温18℃となっていました。

涼しい観光スポットです。

 リアルな人形ですが、女性も働いていたんですね。

出来上がった御用金を江戸に運ぶところです。

このように、金塊に手を触れる事が出来ます。

本物という事ですが、セキュリティーが気になりますね・・・。

土産物は、予想通りゴールド三昧です。

伊豆縦貫道の途中で見つけた、いちご大福の店。

裏の木陰にイスとテーブルがあって、涼しくいただく事が出来ます。

かき氷も、ソフトクリームもありますし、真夏でもいちご大福があって、幸せを感じる事のできるスポットでした。

 

東伊豆よりも、西伊豆の方が人が少なくて、のんびりと楽しめるように思います。

午前中に東京方面に向かうと、ほとんど渋滞なしで帰る事が出来ました。

コメント
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