食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【GWの斑尾】ミズバショウが見頃の斑尾高原を散策

2018年05月04日 | 旅行

ゴールデンウィーク後半は、大した渋滞もなく関越道を北上する事が出来ました!!

午後から斑尾高原の湿原散策として、ガイドウォークを申し込んでいます。

関東は、朝からきれいに晴れています!!

…と思いきや、長野インターを過ぎて小布施PA辺りから雲行きが怪しくなってきます。
雨は次第に激しくなり、ワイパーは最高頻度で動き出します。

斑尾高原の方向を見ると、空は真っ黒な雲に覆われています。

何だ、今日は無理かもしれない・・・。

とりあえず、斑尾高原のふもとである飯山駅近くでランチしながら様子を見ようと自動車を止めて散策することにします。



飯山駅って、新幹線も停車するんですね。



新幹線の改札近くには、名物の笹すしが販売されています。
日によって扱う笹すしの生産元は違うようで、本日の笹すしは地元でも人気のお店らしいです。
他にも、おやき、山菜など販売していました。
どれも美味しそう、でも、今はちょっと買うわけにいかないのが残念。



駅構内で自転車のレンタル発見。
後に人を乗せて走ることのできるタイプとか、子供用、種類は様々です。
登山用品、バーベキュー用品、レインウェアなどもレンタルがあります。
手ぶらで着ても、楽しめるんですね!!



どこか、ランチに適したお店をさがしているうちに、「ワレもこウ」という新しそうなお店を見つけました。
小ぎれいな雰囲気、なにか美味しそうな店構えです。
ところがこのお店、入り口を見ただけでは何のお店だかわからないのです。
しばらく眺めていると、サイクリングスタイルの男性2人が中に入って行きました。
呼び止めて、何のお店だか聞けばよかった!!
その後、ネットで検索してみましたが、やはり何のお店なのかわかりません。



そのうちに見つけたのが、「はなのや」。
これは、確かに手打ちそばののぼり旗がありますし、しっかりと営業中であることがアピールされていました。

ここに決めた!!

カウンターに座って、隣に座った見知らぬ地元のオジサマとも会話が弾んでしまいました。
温かい天ぷらそばを注文しましたが、海老店のほかに野菜の天ぷらも盛り付けられていて、とても美味しいです。

12時過ぎても雨は止みません。
心配になって、ガイドウォークの申込先である斑尾高原「山の家」に電話をしてみると、
「天気予報で、午後からは晴れるようですので」
とまあ、落ち着いた応対です。

山の天気は変わりやすいとはいえ、慣れていらっしゃること。
とりあえず、斑尾高原山の家まで行きますが、霧で視界はとぎれとぎれ、まだこのように湿っぽいです。



うーん、ちょっと不安かな・・・。

ところが、出発時刻の13時30分になると、急に晴れ間が見えてきます。
散策する湿原に到着すると、問題ない天気になってきました。



さあ、散策開始!!




この沼の原湿原は、かつて荻原宿と呼ばれた集落があり、最も栄えた享保年間(江戸時代中期/1716〜1735年)には75戸を数えたという記録が残っているのだとか。

この湿原は、ダムをつくるために東北電力が買い取ったのですが、その後戦争となってダムは中止となったままなのだそうです。

え、このミズバショウの湿原に、民家があった!?
雪深く、冬は地元からも遠く離れた場所で、一体、どうやって暮らしていたのでしょう。

あんずの花が咲いていましたが、昔ここに住んでいた人が食用に植えていたものだそうです。



沼地の水の表面には、油がにじんでいます。
日本海には油田があったように、このあたりは地中から湧いているものに油が混じっているのだそうです。
以前はその油分を紙で吸い取り、灯としたそうです。

そんなことで、自給自足できたのでしょうか・・・。



ミズバショウとリュウキンカが見頃ですが、これからは次々と季節の花が咲いていくそうです。


季節を変えて、また来てみたいところです。

その日の夜は、「山の家」のすぐ向かいにある斑尾観光ホテルに宿泊しました。
建物は新しくはないのですが、室内はリフォームされていて清潔感があります。
温泉もあって、24時間入浴可能、こちらも新しそうできれいです。

夕食は付いていないプランのため、ホテルの方が教えてくれた「ルドルフ」というイタリア料理の店を予約しておきました。
このあたりで他にお店はないというのです・・・。



軽い上り坂を歩いていくと、なかなか雰囲気の良いお店が現れました。



店内も、良い雰囲気です。



店の奥は個室にもなっています。



ワインは、赤と白のハーフボトルを。
料理に合う、コクのあるワインです。

次々に料理を注文しました。



トマトとモツァレラチーズのカプレーゼ



ピッツァマルゲリータ
専用窯で焼かれています。
バジルと言い、トマト、モツァレラチーズと言い、似たような味が続いてしまいましたが、それぞれ美味しいです。



シーフードのトマトソースパスタ



シーフードドリア

ケーキも美味しそうだったのですが、お腹いっぱいになってしまいました。

思わぬ本格的なイタリアンに満足、満足・・・!!

コメント
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