経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

付加価値をつける。<3,688本目>

2011-08-26 07:07:00 | ひとりごと
いわゆる、景気がいい頃は
製品にいろいろな機能をつけて”多機能”にすれば、
それは付加価値がついたと考えられてきた。

付加価値がついているので、
価格も“上乗せ”して、
高単価にすることが可能であった。

しかしながら今のような、商品が溢れ
消費者の商品知識も豊富になり、詳しくなってくると
「余分なものはいらない。」となる。

”使えない多機能”は無駄に感じるのである。
“使わない機能”も同じだ。

例えば身近にある携帯電話でも、
もはや“電話”ではない。

スマートフォンに至っては、完全に“携帯PC”である。

アプリケーションを入れさえすれば、
可能性は無限大のような気もする。

しかしだ。
そんなにしょっちゅうしょっちゅう使っているものでもない。

電車に乗ると、やたらと携帯をいじっている人を多く見かけるが、
何をやっているのだろうと思う。

ちょっと覗いてみると、
ゲームをやっているビジネスマンも多い。

そんなにゲームをやらなければいけないのか?
好きだからそれはそれでいいのだが、
慌ててやることでもない。

ゲームを楽しむことはいいことだが、
自分にとって何が残るか、
何が“付加”されるのかを知っているといい。

話を戻すが、
付加をするとは、何かを足すことではあるが、
そこに“価値”が付くと単純に何かを足せばいいというわけでもない。

その人にとって、「何が価値であるか?」の命題をクリアして
初めて付加価値となる。

いらないものがたくさんあってもそれ自体に価値がなければ、
付加価値とは言えない。

邪魔くさいだけだ。

しばしば、その邪魔くささを
売る側の論理で押し付けている場面にもよく出会う。

買う側としては閉口してしまうのだが、
もったいないとも思う。

もう少し考えるだけで、同じ労力やコストを使うのなら、
お客様に喜んでいただける”価値提供”もできそうだ。

目の前のお客様にとって、どんな“価値”を自分たちは提供できるのかを
じっくりと考える時間を持つといい。

そして、自分自身の付加価値は最前線で活躍するつもりなら、
いつだって、どこだってつけていかなければならない。

そして同時に、いらないものはそぎ落として身軽になることも大切だ。

インプットしたらアウトプット。
この循環サイクルが自分を磨きあげるのだ。














曇@セミの声もぱったりやんだ。
8月最後の週末は夏休みの宿題追い込みの週末?
ビジネスでも追い込みながら来てくれてありがとうございます。




いなかは儲からないか?<3,687本目>

2011-08-25 07:29:00 | ひとりごと
福井県の銀行である、
福邦銀行さんの会員さん組織、「福邦クラブ」主催で講演させていただいた。

テーマは
中小企業だからこそできる“個人主義”が成長戦略のストーリーを描ける」。

商工会議所の講演とはちょっと雰囲気が違い、
金融機関主催のため”厳粛”な印象だ。

プロの女性司会者までいる。

そこに平日の昼間だというのに、
80名近くが集まっている。



ほとんどが地元の経営者だ。
やはり、この時期に講演会へ足を運んでくる人たちの企業は”業績”がいい。

本来なら、業績が悪ければ、さらに勉強しなければいけないはずだが、
業績が良いうちに勉強しているからこそ、うまくいっているのだろう。

年間100泊近く出張をして、
各地で講演やセミナーをやらせていただいているといろいろな経営者に出会う。

そんな出会いの中で、日野が一番思っていることは、
「せっかくのご縁で出会った人たちのビジネスで成功してほしい!」
この1点だけである。

もちろんそれ以上にお付き合いをさせていた人たちもたくさんいる。

でも、やはりビジネスが上手くいき、
たくさんのお客様に喜んでいただくことは、
世の中への大きな貢献だ。

今だからこそ、できることは”自分のビジネスを立派に努めること”なのだ。

小さくても、全国でそれぞれの中小企業が必死になって一生懸命頑張れば、
世の中はきっとよくなる。

ただ、そんな取組の中で講演タイトルにもあるように、
「個店主義」で頑張っていただければいい。ということだ。

まず、自分のお店や会社できちんとやることを、
きちんとやりきることなのだ。

周りにとらわれる必要もない。
自分(経営トップ)の責任において、
ある意味で自分勝手に取り組むのだ。

もちろんその結果は自分にあるのだが、それでいいのだ。
その取り組みにお客様が賛同してくれればいいだけの話なのだ。

お客様が求めている”答え”を、
解決できるシナリオを描いて”ストーリー”としてお客様に提案するのだ。

「地方だから・・・・」
「人口が少ないから…」
「産業が衰退しているから…」
などなど・・・。

たくさんのビジネス障害要因もある。
でもそれは自分の会社(お店)のことではない。

周りのことなのだ。
地方だから売れないのではなくて、
売れないお店が地方にも(都会にも)あるということだ。

逆言えば、売れるお店は地方にもある。

講演終了後、何人かの経営者の方たちから名刺交換を求められ、
熱心さを感じることもできた。

しっかり今後のビジネスのことに取り組んでいるのだ。

都会だから、人が多いから・・・・、

と言わずに自分たちの住んでいる地域できちんと頑張っている経営者と触れ合うことができて、
頼もしさを感じました。

ありがとうございます。











曇@米子。
どこへ行っても来てくれてありがとうございます。


アタマが眠らない。<3,686本目>

2011-08-24 06:57:00 | ひとりごと
考え事がまとまらず、
気になることもいろいろあると

体は寝ているのに、頭が目覚めている感覚がある。

寝ているのか夢を見ているのか分からない状態だ。

不思議な感覚なのだが、
そこで脳みそが休まっていない感じもする。

アイディアをまとめようとして頭が
“カッカ”している時は、
夢心地でもそれは楽しい状態だ。

もっともっと、その夢を見ていたいような気分だ。

ところが、
気になって解決できていない“ちょっとした問題”
のときは、夢は夢でも“悪夢”のような気分になる。

夢は登場人物に脈絡がないことが多いが、
妙に、リアルだったりすると本当に起きているのか?
と思う。

アタマ(脳みそ)って本当に高機能だ。

自分の考えをさらに深く考えさせたり、
想像力をどんどん膨らませたりしてくれる。

人間の体の神秘的なところだろうが、
使うだけではなく休ませることも必要だと感じる。

そして休ませた後は、鍛えることがもっと必要だと思う。

体力とは違って、
“脳”力は可能性が限りなく大きい。

自分でその可能性をシャットアウトしてはならない。

もっともっとアタマを“開放”してあげよう!













曇@福井講演、夜には米子へ。
気温が一気に下がってもテンション下がらずに来てくれてありがとうございます。







期待の43人。<3,685本目>

2011-08-23 06:57:00 | ひとりごと
中小企業大学校広島校で講義をしています。

対象者は、
中四国地方の「経営指導員」のみなさん。

カリキュラム名的には、
「中小企業支援担当者等研修課程」
のうち
「財務・税務入門」となります。

経営指導員とは、全国各地にある
商工会や、商工会議所の職員が中心で、

地元地域の個人商店から中小零細企業の経営サメ[トを行っています。

”身近な経営コンサルタント”と言えばいいでしょう。

ただ、企業経営にアドバイスをするためには、
基本的な知識や考え方を学び身に付ける必要があるので今回の研修があります。

4週間(20日間)でカリキュラムが組まれていて、
ほとんどが財務と税務の勉強なのですが、

そのうちの2日間(正確には1日半)の
「企業経営の基礎(マーケティング)」を日野が担当しています。

個人商店を含め、なかなか経営情報や経営スキルを中小企業を学ぶ機会はありません。

そんな時、地域をよく知っている経営指導員に相談するわけです。

その相談を受けてどうやればその事業者の業績がよくなるかを一緒に考える立場にあるのが経営指導員なので、

地域振興としても、
とても重要で貴重な仕事を担っています。

全国各地が底上げできれば、世の中の景気も上がるのです。

自分たちのビジネスをしっかりと取り組むことが
世の中のためになるのです。

”一人前の経営指導員”になるために、
まずは基礎から学びますが、

女性10名を含む「平均年齢34.7歳」のみなさんは、
いいセンスを秘めています。

長期間の研修受講は、
なかなかしんどい部分もあるかと思いますが、

”難しいことを言わない日野の講義”で、
リラックスしながらたくさんのスキルや、
地元の経営者の役に立つスキルを身に付けて帰って欲しいと思っています。

みなさんの地元の商工会や商工会議所も上手に使ってみてくださいね。












曇@雨降りそうな広島。
気温が下がれば過ごしやすく、気持ちもいい状態で来てくれてありがとうございます。


おいしさをじっくりと。<3,684本目>

2011-08-22 05:05:00 | ひとりごと
暑い時期は、ついついいろいろな飲み物をがぶ飲みしてしまったりする。

「水分補給~」ってある意味でうなされすぎです。

日野はビールを飲みません。
麦は麦でも、「麦茶」が大好きです。

あの香ばしさが何とも夏らしくていいのです。
本当は、麦を使って沸かしてそれを
冷た~く冷やして飲むと「うん、うまい!!」って感じです。

汗をかいていても、蒸し暑くても
ふーっって一息つけます。

そんな暑くても、久しぶりにホットコーヒーを淹れいました。

この時期外出先では、アイスコーヒーを注文することも多くなります。
エアコンのききがいいので、気分によってはホットを注文することもありますが、

まだまだ今の時期はアイスコーヒーに偏りがちです。

でも、ホットを欲していたんでしょうね。

珈琲豆を蒸らすように静かにお湯を注ぎ、
しばらく待ちます。

すると、珈琲豆がふわぁーっと膨らんできます。

この時にコーヒーの香りが”アロマ化”する感じで、
”鼻で飲み”ます。

とても気持ちが落ち着きます。

そしていれたコーヒーを飲みながらの会話。

これがまたいい。

じっくりゆっくり飲むと、楽しさも倍増だね。

「カフェMORE」は、
珈琲に合う”お茶菓子”を持ち込みの場合は、
ホット、アイスともおかわりフリーとなっています。

ワインとイモ焼酎も受け付けております。












雨@まとまって降る中、広島へ。
週の初めで、夏も終盤にバテないで来てくれてありがとうございます。
メルマガも届きますよ。