結婚(を)意識(している人がいます)。
さほど遠くない過去、結婚したいと思ったことのある相手です。
その人とは気がつけば、もう7年以上もなる知り合い同士。
2年近く前わたしが一方的に片想いをし仲良くなりかけて自分勝手に手から零れ落とした。
相手を信じきれなかったのです。
仲良しの線が消えて知り合いとしての、それが残り。
意図的に相手方の連絡先を消してからも、ときおり必要最低限の連絡が回ってきました。
一縷の望みを繋ごうとして、また自分からそれを切る。
そんな繰り返しを1年以上も続けてきて。
程近い過去、夢をきっかけに。
なにかが、また結びついた。
といっても、ひさびさに隣りに座ったその人の。
首筋とか、はなし口調や。
その笑い顔の、それが好きだったよねと。
振り返って、ぁぁやっぱり(まだ)好きかもしれないと。
そう思った、それだけです。
そこまでに至る間、幾人かの人から。
優しかったり甘かったりする言葉もかけられて。
心がグラめいたり体がヨロめいたり、したこともありましたけど。
なんだか、いつまでも突っかかって取れない小骨を。
いつも気にかけて、いるみたいに。
進めなくて踏み込めなくて恋に遠く、ここまできました。
そして今また同じようなことを、なぞろうとしています。
まったくの、わたしからの一方通行で。
結婚の“け”の字さえ、どこにも見当たらないけれど。
かつて描いた夢物語のように、
もしこの人と...そんなことに(ついつい)思いを馳せてしまう。
そんな今日この頃なのです。
愛弟子の、ひとりから。
「結婚しましょう」そして「結婚してください」と、いわれて。
その余韻に浸りながら眠りに落ちた昨夜...
というか今朝、見た夢はこうでした。
......
わたしは“彼”と結婚を決め、しかし夢の中でも母R子に話せないでいるんです。
なのに式場の日取りは押さえてしまっていて、
とうとうその日となり。
困り果てた、わたしは。
わたしと彼との相手の共通の知人に相談して、
どうやら“ウソの結婚式”を挙げることになりました。
母R子にも、とりあえず会場には来てよ。
あくまでウソのものだからさ。
来てくれるだけでいいから。
新婦の格好とかしちゃうし?
新郎も、いるっちゃいるけど?
別に本当に(結婚)するわけじゃないから、とかなんとか。
無理くり取り繕って、なんとか母R子を会場へ同行されることに成功。
そこに共通の知人男性が新郎役の男性を連れてくる運びになっていて。
その新郎役の人は、わたしが結婚したい相手の身近な人で。
それで、とにかくその押さえた会場で偽りの挙式をして事なきを得ようという。
いかにも夢らしい陳腐な発想で。
どこまでも、そこで式を挙げなければダメなのかい?なんて。
夢中ですから、いったところで無駄な話で。
わたしが母R子を伴い会場入りすると、ほどなく。
前出の共通知人が、もう一人と連れ立ってやってきました。
ところが、そこに連れて来られたのが。
彼だったのです。
本人で。
わたしは天地が、ひっくり返るほど仰天してしまい。
ただ、あわあわと口をパクパクさせていると。
母R子が、わたしと彼を見て。
「あら、あんたたち?そうなの?ふーん。」
といいまして、それで何だかそのまま無事に結婚式に突入する運びとなりました。
夢の中では、わたしと彼は目出度く夫婦です。
......
実生活では、まったくそんなこともありませんけど、、
ただ一ついえることは。。。
その相手は、わたしが、、(以下略。。。
そして昨晩の稽古場で、わたしにプロポーズの言葉を発した愛弟子が、、
わたしと結婚させたいと思っているであろう相手で。。。
ということで...
というわけで、プロポーズの言葉を発した愛弟子が別にわたしに結婚を申し込んでいるわけでもなく。
「先生、結婚してください。ぃゃ結婚しましょう!」
するんですよ?と、いわんばかりに。
わたしに熱い言葉を投げかけたおかげで、
わたしは彼のことが(しばし)頭から離れなくなりました。
どうしてくれるのさ。
ぃゃ、どうにもならないけれども。。
「結婚しましょう」
言葉は、そうでした。
「結婚してください」に続けて、(そして)「結婚しましょう」と。
そういわれた。
なんて、ストレート。しかも他者の面前で。
公開結婚宣言?
うれしいわ、でもすこし戸惑うわたし。
結婚、決して考えてないわけじゃなかったの。
でも、まったく具体的ではなかったし。
もしかして?長い一生のうち、いつかそんな日も来ないとは言い切れないくらいの。
微妙に薄く淡い予感が、いきなり実感に変わった瞬間。
ただ即答は、できませんでした。
なぜかというと、その言葉を発したのが。
愛弟子の、ひとりだから。
そして他の愛弟子のいる前で、その言葉を聞かされたから。
咄嗟に、わたしは思った。
もう一人の(その場には居合わせなかった男性の)愛弟子のことは、どうしよう?
ぃぇ、どうにかなるわけでもないし。
大勢に影響は、ないといえるけど。
でも、もしわたしが一人の愛弟子のわたしになったら。
他の、お弟子たちはどんな感覚を覚えるのかしら。
......
いわれたことがあるんです。
わたしの将来を誓う相手として、そんな愛弟子2人のうちどちらか?というのはどう?と。
わたしは、そんな気はないと。
そんなつもりはないと、あったら師弟関係なんて結んでいられないと。
言い切ったのです。
でも人生には、どんでん返しがつきもの。
わたしにだって、わたしの人生わからないことだらけ。
どんな風に転がるのか、そう昨晩の稽古場で聞かされたことのように。
......
まあ、まったくこの件に関しては。
うそ偽りは、いっていなくて。
今まで、さんざん他者を混乱させるような物言いもしてきましたけど。
昨日のことは紛れもない事実です。
愛弟子の1人に「結婚してください」そして「結婚しましょう」と、いわれた。
わたしは耳を真っ赤にして、「ぅ、ぅん、、」と頷くので精いっぱい。
わたしに結婚生活なんて、できるのかな。
しかも彼と結婚しちゃうのかな?
しちゃうのかな...
......
そんなことを考えながら眠りに落ちたせいか。
思いっきり昨夜は、その“彼”と結婚する!という夢を見ました。
あまりにリアルな内容だったので、しばし目覚めて布団上で呆然としてしまった朝方の夢。
こ、これって正夢?(つづく...