アナクロメディア

気がついたら、あやしい広島弁で書いとったけん。ネコとかスローライフとか部屋の片づけとかの日記ですけん。

ナマズおるけん

2016-06-12 02:00:54 | スローライフですけん
 ああ、とうとう温泉にもいきだせんまま帰京したけん……。

まーそろそろココらで総括しとくかのう……。

こんどの熊本地震、学術的なコトは語れんけど、わしなりの解釈をまとめるけん。

まずは健磐龍命の神話から復習じゃけん。

命は初代天皇神武の孫で、阿蘇開拓のカミサマ。

阿蘇が大きな湖になっとるのを見て、水を抜いて畑にしよう思うけん。

それで外輪山を蹴っ飛ばすと、大きなナマズせき止めてしまうけん。

命はこれを切って水を流すんじゃが〜、これとは別に下流まで流れていくハナシもあって、それがたどり着いたトコロが現在の嘉島町鯰ちう地名になっとるけん。

この鯰のはずれ辺りが4がつ16にちの本震の震央で、命を祭神にしとる阿蘇神社が倒壊、蹴っ飛ばした辺りにかかとった阿蘇大橋が崩落、そして阿蘇山が噴火となったワケじゃ……。

ジツは阿蘇神社の作りが気になっとったんじゃが、横向いとる参道は少しのズレもあるけど南北にのびとるけん。

地図を見て驚いたんは、切ったほうのナマズを鎮めた国造神社と阿蘇山の最高峰高岳をむすんだ直線上にこの神社があるけん。

ちょっとだけ学術的なハナシをすると、ナマズいうのはもともと阿蘇に住んでた先住民で、ヤマトからきたきたひとたちがこれを追い出したちうのが神話の元になっとるとか……。

阿蘇神社が東を向いとるのは、ヤマトの方角を向いとるちうコトかも知れんけん。

国造神社は先住民のたたりを鎮めて、高岳は命を象徴しとるとも考えられるけん……。

んで、追い出されたナマズのひとたちがたどり着いたんが、いまの嘉島町だっちうワケじゃけん。