地球温暖化を象徴する映像の一つに、南極の氷の崖が、ザバーーン!と崩れ落ちる様子があります。
温かい海水が棚氷を解かし氷河が海に流れ込むため、南極の氷が少なくなっています。
でも地球の気象は複雑でそう簡単な話ではないことが、NASAの地球観測衛星「アイスサット2」によって解ってきました。
南極上空には「大気の川」が流れてることが解ってきたのです。
「大気の川」は巨大な水蒸気の帯で、熱帯や亜熱帯の海上で形成、南極に雪を降らします。
そうすると失われつつある南極の氷を補充してくれるわけです。
温暖化するとさらに「大気の川」は長く続きます。
温暖化は南極の氷を解かし、一方で温暖化によって出来た「大気の川」は降雪によって氷を作る。
46億年かけて作られた美しい地球、たかだか七百万年前に現れた小賢しい人類が起こしてる地球温暖化、地球はこの破壊を止めようと必死なんでしょうか。