「自然環境を守る」ことが世界の重要課題になっているいま、日本では死語になっていた「もったいない」が、「MOTTINAI」として、世界語になっているようですね。
みなさん既にご存知の、ノーベル平和賞 (2004年)を受賞したワンガリ・マータイ(Wangari Muta Maathai)(1940年生まれ・ケニア出身)さんは、「もったいない」のように自然や物に対する敬意、愛などの意思(リスペクト)が込められているような言葉、また消費削減(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)、修理(リペア)の概念を一語で表せる言葉が見つからなかったため、そのまま『MOTTAINAI』を世界共通の言葉として広めているという。 MOTTAINAI・もったいない運動(Wikipedia)から
「言葉」や「もの」には、歴史やその精神の裏付けがあるものです。日本は島国のせいでしょうか、自国の文化のよさが分からなくなっているようです。日本人が海外にでかけたときや、外国人が来日し日本の文化に触れ日本人が気づいていないことを教えられるとき、日本文化のよさを改めて再発見できるようです。
マータイさんは、風呂敷やチビタ鉛筆に装填する文具に、日本人の「もったいない」の精神を汲み取っていました。
ところで、「戦争による破壊」ほどもったないことはありませんね。ある方の計算では、1秒間に戦費が320万円かかる。餓死者は0.4人。戦費を10%カットするだけで全てが解決できるそうです。
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