勝手に応援、桃太郎日記

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私の 「忘備録」・「切抜き帳」の、公開でもあります。

アメリカ「世界支配」の終わり/ 今こそアメリカとの従属関係から脱出すべきとき

2008年01月28日 | Weblog

カレル・ヴァン・ウォルフレン ()

ドル崩壊に備え日本は外交も経済もアメリカ依存体質から脱却せよ カレル・ヴァン・ウォルフレン SAPIO 2008年1月23日号
『日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わりの』の著者カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、これまでの日本とアメリカの関係は、外交的にも経済的にも世界でも例のない“異常な関係”だと指摘する。そしてドルの崩壊が迫っているいまこそ、日本はアメリカ依存の体質から抜け出すチャンスだという。・・・  

今こそアメリカとの従属関係から脱出すべき 誰が大統領になるにしても、私が日本にアドバイスしたいのは、外交的にも経済的にも日本はもっとアジアの他の国とフレンドリーになり、強固な関係築くべきだということだ。中国は日本にとってもっとも重要な近隣国である。中国に関して、有事になっても、アメリカは日本を助けることはないだろう。だからこそ、中国と友好と不可侵について総合的な理解に達することが重要であり、その後ASEAN+3(東南アジア諸国連合+日中韓)のような共同体を目指していくべきだ。それが日本にとってベストである。もちろん、アメリカとの何も言わずに従属する異常な関係も考え直した方がいい。・・・小沢は、日本が外交面でアメリカに頼らざるを得ない、国際政治での弱さを理解している。だが、日本のメディアは小沢の徐々にでもアメリカの外交政策から距離を置こうとしている試みをきちんと評価していないのではないか。彼は大局的な見方ができる人で、物事を三次元的にみることができる数少ない有能な政治家である。彼なら、アメリカとの異常な関係を冷静に見直して、従属関係から抜け出す行動を取ると確信する・・・

[株式日記と経済展望](私のコメント)ジョージ・ソロス氏によれば、アメリカの金融業自身がモラルハザードを起こしており、金融テクノロジ-といいながら非常に複雑化して当局も価値計算が出来なくなり、格付け機関も債券の格付けでモラルハザードを起こしてしまっている。外からは全く何がどうなっているのか分からないから信用不安だけがどんどん大きくなっている。

ヘッジファンドは相場が上がっても下がっても儲かる仕組みであるはずだった。しかしマーケットそのものが干上がってしまってはヘッジファンドもお手上げだ。債権の保険会社もローンの保証会社も過剰な補償額を抱えておりシステムそのものがクラッシュしはじめている。相場の神様がそう言っているのだから間違いはない。アメリカの信用拡大の時代の、終焉を意味している。ジョージ・ソロス (2008127日) 日曜日[株式日記と経済展望] から

現在の金融市場のヤバサ加減をベテランの金融マンの方が告発。日本は世界のごみばこか・・・---[債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら]


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