ボロボロになった覇権国家(アメリカ) 北野 幸伯 著
『アメリカは戦争をしなければ没落する。だからこれからも戦争が続くことは不可避なのだ。(本文より)』「外交の目的は国益の追求である」・「国益とは金儲けと安全の確保である」
「覇権国家であるアメリカは、財政赤字と貿易赤字の累積がとりかえしのつかないほど巨額になり、内情はボロボロ。アメリカが破綻しないためには、ドルを防衛し、世界の石油利権を押さえ続けるしかない。そのためには、戦争をし続ける。」のだそうです。
(30件のカスタマーレビュー) 著者の分析によると、アメリカの地位を脅かそうとしているのは、中国、フランスを中心にしたEU、ロシアです。著者の予測では、没落寸前まで追いつめられたアメリカは、難くせをつけてイランに戦争をしかけ、アラブ全体を巻き込んだ「中東大戦争」に勝利します。中東の石油を支配下に置いたあとは、台湾独立をけしかけて中国との戦争を開始する。米中戦争になった時には、日本が戦場になりますよ、というところまで来ると、背筋がゾッとしました。 著者が予言する米中戦争は、北京オリンピック後の2010年ごろに起る、とのことです。 恐ろしい予言です。
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国際政治の弱肉強食の修羅場で、平和共存は不可能なのでしょうか? 日本はアメリカの戦争に加担してはいけません。なんとしても「テロとの戦い」を止めなければいけません。これが日本の国益(安全の確保)です。
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