『夢は叶う伝説』★第2巻★

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■ 北辰斜にさすところ/清清しいガクラン姿

2007年12月28日 01時19分56秒 | ●映画2005~2007
【解説】
戦後の教育改革によって廃止されたエリート教育機関「旧制高等学校」をモチーフに、
学校教育のあり方や反戦を問いかける群像ドラマ。

ライバル校同士の因縁の野球試合を軸に、旧制高校生たちの青春や友情、
その後の半生を、『草の乱』の神山征二郎監督が描き出す。



主演は、自身も中国への出征経験を持つ名優、三國連太郎。
若き日の主人公が慕う先輩役に緒形直人がふんするほか、
林隆三、神山繁ら日本映画界を支えるベテランが脇を固める。
(シネマトゥデイ)



【あらすじ】
かつて旧制第七高等学校造士館の野球部のエースとして活躍し、
85歳を迎えようとしている上田勝弥(三國連太郎)の元に、
「五高七高対抗戦百周年記念試合」の案内状が届く。

七高OBの仲間たちが勝弥の故郷で開催することに決めた試合だったが、
彼は出席を断る。実は勝弥は、戦争にまつわるつらい記憶を断ち切れずにいて……。
(シネマトゥデイ)


初日の舞台挨拶後にイタリアンレストランで
主演の三國連太郎さん、林隆三さん、緒方直人さん達の「乾杯!」の声を
聞いたせいか、平日なのに満席に近い客入りに感激!
年配の方がほとんどで、女性も多いのはご夫婦なのかな。

旧制第七高(鹿児島)と旧制第五高(熊本)の因縁の対決。
過去と現在の移り方も違和感なくスムーズに入り込める映像。

川上哲治の故郷、人吉市の川上哲治記念球場での試合。
戦争を交えての物語り、悲惨さはあるものの清清しい。

劇場の席をうめた方達は、この話に関わった人達なのか
「それ」をご存知の人達なのか、色々な場面で
「ああぁー」と感嘆の声が・・・
東京でこれなら九州ではどんな雰囲気なのか?

デスノート初日の満席と違い回顧的な映画で
平日にこれだけの人が集まる!
「良い映画」とはこう云うものなのか!

北辰斜にさすところ~♪
最後は一緒に歌ってました。
■ 力のある俳優さん達が監督が丁寧に作った映画でした


 北辰とは北極星の別名で、
”北辰斜めにさすところ”とは、
北極星を斜めに見上げる 南国の地という意味で、
七高寮歌(第十四回記念祭歌)の冒頭に出てくる歌詞で
その 寮歌の名前にもなっているそうです。


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2 コメント

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来年です (ゆうぞう)
2007-12-28 10:55:31
もう始まってるんですね。
こちらでは来年公開です。

これの舞台挨拶の後の打ち上げに遭遇したんですね。
すごい豪華メンバーでラッキーでしたね。

映画も満足出来たようで、よかったですね。
返信する
バンカラ? (ちー)
2007-12-28 22:39:57
ガクランに帽子、下駄、マント。
そんな昔の雰囲気が良かったですね。
見たこともないファッションが
太宰治や芥川龍之介的。
昭和も時代劇になりつつ・・・
返信する

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