


「日本において、最初に COVID-19 が「原因不明の肺炎」として報道されたのは、
2019 年の暮れも押し詰まった 12 月 31 日でした。
そのころは、この肺炎には名称もなく、また新種のコロナウイルスによって
引き起こされる疾病であることもわかっておりませんでした。
それから暫くの間、私たち日本人にとってこの疾病は、
エボラ出血熱などと同じように、海外の一地域で起こっていることと
認識されていたのではないでしょうか。
それが、年が明けた 1 月 15 日には日本で最初の感染者が確認され、
その後徐々に感染が広がり、3 月末からは感染者数が指数関数的に増加しました。
また重症化や重篤化、そして死亡者の事例が連日報告されるにいたり、
人々のもつ危機意識は相当高まってきました。
この一連の流れのなかで、2 月 13 日に和歌山県済生会有田病院の
医師がCOVID-19 に感染をしたとのニュースが流れました。
私はそのとき、あるフォーラムに出席をするために岩手県に滞在中でした。
この時期は国内の感染者数も未だ少なく、私自身、今ひとつこの感染症に
対する認識が低かったのですが、滞在先で有田病院のことを報道で知り、
俄に身近なものになったことを覚えております。
その有田病院は、最初の一報以降に医師や入院患者およびその家族が
複数感染していることがわかりましたが、和歌山県と密に連携しつつ
感染拡大防止の対応につとめ、院内の完全クリーン化がなされました。
そして、3 月 4 日からは通常の医療体制へ戻り、地域医療への影響を
最小限に食い止めることができました。
大阪府の中津病院では、感染の疑いのある患者を含め 200 人以上の
患者を診察しています。その中には、発熱した高齢者が PCR 検査で
陰性になったものの、医師が症状から感染を疑って入院してもらい、
再検査の結果、陽性と分かり、救命につながった例もあったと聞いております。
東京都の中央病院附属乳児院は、私が総裁に就任して間もない
時期に訪問した思い出深い施設ですが、そこで集団感染が発生しました。
陽性となった乳幼児 8 人は中央病院に入院し、陰性の 21 人は
施設に残りましたが、世話をする乳児院の職員は濃厚接触者にあたるため、
全員が自宅待機になりました。このため中央病院は一般診療を縮小し、
看護師を中心とした職員が特別ローテーションを組んで乳幼児の
世話にあたるとともに、済生会の他施設やボランティアの方々の応援も得て、
何とかしのぎきり、5 月 11 日より通常の養育体制に戻ることができました。
COVID-19 についての済生会の取り組みは、折にふれて炭谷茂理事長、
松原了理事から報告を受けております。
また、横浜港大黒埠頭に接岸したダイヤモンド・プリンセス号への
対応については、横浜市南部病院の竹林茂生院長と同市東部病院の
渡邊輝子看護部長から詳細な報告書をいただき、船内の様子や
DMAT、病院への受け入れの状況を理解することができました。
5 月に入ってからは、現場で医療に携わっている 3 つの病院長、
すなわち東京・中央病院の海老原全院長、東京・向島病院の塚田信廣院長、
横浜市東部病院の三角隆彦院長、そして樋口幸子済生会看護部長会長と
WEB 上ではありましたが面談し、各々の立場から現状について
伺う機会をもつことができました。
救急を休止して 2 病棟を専用収容病棟に転換して感染者を受け入れた
東京・中央病院、地域の基幹病院が集団院内感染したため患者を
引き受けるようになった東京・向島病院、クルーズ船の重症の感染者の
治療に当たった横浜市東部病院。
いずれのお話からも、感染の危険性を強く感じながらも日々最前線で
活動を続ける病院職員の方々の姿勢と奮闘ぶりに大きな感銘をうけました。
また、済生会の高齢者や障害者福祉施設における感染の危険性は高く、
やむなく入居者とご家族との面会を控えていただき、
コミュニケーションはテレビ電話を通じて行なうなど、
施設内にウイルスを入れないよう厳戒体制を取っていることも伺いました。
このメッセージを書いている 5 月 15 日現在、済生会の
26 病院で COVID-19 の患者を受け入れております。
このように、済生会の各施設が、常に感染の危険性に対峙しながらも
一丸となって高い使命感を持ち、献身的に医療を行なっている姿に深く敬意を表します。
そのいっぽう、感染防止のための防護服やゴーグルなどの医療資材が不足し、
また限られた人数で日々患者と向き合っている皆さんの身体的
そしてメンタル的な疲弊を心配しております。
また、誠心誠意治療や看護にあたっている多くの職員が、
地域で心ない偏見に遭っていることを聞き、深い憂慮の念を抱いています。
COVID-19 は長期にわたって続くものと推察いたします。
この感染症と日々向き合っておられる皆さんには、くれぐれも
自らの感染防止や心身の健康に留意しながら、誇りをもって
この大きな困難を乗り越えていかれることを願っております。
そして、皆さんを始め、日本の各地で医療に従事されている方々の
多大なご尽力にたいし深く感謝いたします。
秋篠宮文仁
日本の総理大臣になさっても良いのでは?
無理を承知で書きましたが・・・
もう少しです
頑張りましょう
・「日本において、最初に COVID-19 が「原因不明の肺炎」として報道されたのは、
2019 年の暮れも押し詰まった 12 月 31 日でした。
・それが、年が明けた 1 月 15 日には日本で最初の感染者が確認され、
その後徐々に感染が広がり、3 月末からは感染者数が指数関数的に増加しました。
クルーズ船についても、はっきりと書かれています
私が初めて記事にしたのが「2月11日」です。
数日ネット検索で、読み漁るも「日本の患者」が
まだ少なかった頃です。その後、ほぼ毎日、検索!
殿下は、ご自分の関わる病院以外からも「情報」を
収集されてますね。幼い時から、鳥や犬だのも
ご自分で世話をされています。好奇心が無駄なく
「地球規模」の方です。自粛で国民の生活の先が
全く見えない今、秋篠宮殿下の、うわべだけでない
「ご自分の、観た物が基礎にある、お言葉」
・このメッセージを書いている 5 月 15 日現在、済生会の
26 病院で COVID-19 の患者を受け入れております。
総理は無理かな^^ 天皇家に「派閥」?
秋篠宮殿下は、国民も知っているぐらい、子供の事
から、探求心旺盛で行動派。「生物に興味あり!」
この「生物が好き」な事から、天候や植物に~
更には、環境汚染や医学・経済まで「線が伸びる」
「生きる」その事が、環境をの先に「地球がある」
ご自分の「お立場」を、理解されるのも、兄あって
・なんでもかんでも「兄が1番」そんな中で
ご自分で選ばれた女性と、ご結婚。同じように
「生物」が、ご趣味の昭和天皇は「ご存じ」^^
・『入江相政日記』侍従長日記です。読みました。
意外と明け透けに~言葉は優しいけど。深いです。
今の侍従長は・・・残す事柄があるのだろうか?
令和」の元号渡り。私、2度も発作で運ばれた。
担当医が理解のある方で良かった。
ニトロで命拾い。これが秋篠宮様、なら無かった。
頑張り疲れ~~出てませんか?
ありがとうございました