にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

形成外科的幾何学切除のたばこやけど痕(根性焼き)。信頼のにしやまクリニックグループ。

2012年07月11日 | ケロイド・肥厚性瘢痕・キズアト

形成外科的幾何学切除のたばこやけど痕(根性焼き)。

○たばこのやけど跡は、飲み薬や塗り薬では治すことができません。

○主として局所麻酔でたばこのやけど跡を丁寧に切り取り、縫い縮める手術を行います。

○タバコの跡がどの部位にあるか、一個あるいはいくつか重なっているのかなど状態により、単純に切り取ったり、ZやW形成術などの形成外科的専門治療によって少し工夫を加えたりもします。

○例えば、2個が横に並んでいるような場合には、紡錘形で切り取るとキズアトの長さが長くなりすぎてしまいます。このような場合には、皮膚の良い部分を最大限に残しながら三角形を二つを逆向きにして底辺で組み合わせたデザインを行います。このようにすれば、キズアトはZ状になり目立ちにくくなります。このような幾何学的デザインを行うとき、私の形成外科専門医として最も楽しい部分です。





○場所や体質によっては、キズアトが赤く盛り上がることもありますので、手術後にトラニラストの内服をお勧めしています。

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