にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

肌や身体の不調の改善には、マルチビタミン・ミネラルがお勧め。にしやま形成外科皮フ科CL!

2012年12月20日 | ドクター処方のサプリメント

治療薬と高容量サプリメントの違い!

クリニックで処方する治療薬は、「 l日3回、食後に1回1錠ずつ服用」という具体的な飲み方が指示されています。また、他の薬との相互作用や副作用などの細かい情報もあります。

一方サプリメントには、「1日あたり3粒を目安に」など、あまり具体的な飲み方が明示されていません。これは、サプリメントは医薬品ではないので、治療薬のような表示をしてはいけないという規制があります。これは、サプリメントは健康食品のため消費者に誤解を与えないようにするためです。

TCAサイクルと栄養素について

TCAサイクルとは、人間の体の中でエネルギーを作り出す回路で、細胞の中のミトコンドリアの中で働く「人体のエネルギー工場」です。食事で摂取した栄養のうち、三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質はそれぞれブドウ糖、アミノ酸、油肪酸・グリセロールに分解されて細胞の中へ入 りアセチルCoAになりTCAサイクルに入り、有機酸に変化しながらATPというエネルギーが作られていきます。

この回路が上手く回ることで、生命活動に必要なエネルギーを作り出してゆきます。しかし、回路にエネルギーの材料が入らない・回路が上手く回らないなどの原因 によりエネルギーを充分に作り出せなくなると、肌の不調、身体の疲労感、だるさ、集中力が続かない等様々な症状が引き起こされます。

TCAサイクルを円滑に回し、エネルギーを作る為には、マルチビタミンや微量元素が必須となります。このため、単品のビタミン剤ではあまり意味が無く、マルチビタミンやマルチミネラル、アミノ酸などが必要になるのです。

具体的にどのように摂取したらいいのでしょうか?

たとえば、当クリニックでお勧めしているベースサプリメントの「White & beauty Health」を例にしてみましょう。このサプリメントは「1日あたり12-24粒を目安に」となっています。36種類のビタミン・ミネラル、29種類の果物 野菜抽出物が配合されており、高単位の栄養素を低カロリー(1日目安量で37kcal 程度)で摂ることができます。

ビタミンA、ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンアミド、パントテン酸、ビタミン B6 、ビタミンB12 、葉酸、ビオチン 、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、セレン、銅、クロム、マンガン、カリウム、ボロン、海藻灰、モリブデン、イノシトール、ルテイン、リコペン、マリー ゴールド抽出物、トレースミネラル、フォスファティディルコリン、バナジウム、L-シスチン、ベタイン、、L-グルタミン酸、L-メチオニン、野菜・果 物・ハーブオーガニックブレンドなどが含まれています。
 
治療薬では、B2・B6・Cなどの単剤ですから比較するとても内容が濃いですね。そのうえ、治療薬にはない微量元素までとれるのですから。

サプリメントの吸収効率から言えば、「食事と一緒に摂る方が望ましい」といえます。しっかりと食事を摂られた場合には1日12錠、今日はあまり食事を摂っていないなと思ったときには1日24錠服用してください。栄養素医学療法で、必要栄養素を調べていくと現代人は食事を3食食べていてもビタミンやミネラルは慢性的に不足していることが多いのです。

お肌や身体の健康を維持するためにには、毎日サプリメントを摂取しましょう。

当クリニックでは、ベースサプリメントとして「White & beauty Health」と「アミノ酸20」をご用意しています。アミノ酸20は、10種の必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸が摂れるサプリメントで「1日あたり3粒を目安に」となっています。

L-リシン、L-ヒスチジン、L-アルギニン、L-アスパラギン酸、L-スレオニン、L-セリン、L-グルタミン酸、L-プロリン、L-アラニ ン、L-シスチン、L-バリン、L-メチオニン 、L-イソロイシン、L-チロシン、L-ロイシン、L-フェニルアラニン、L-トリプトファン、グリシ ン、L-グルタミン、L-オルニチンを含みます。

女性には、オプショナルサプリメントとしてアイアンを追加します。

女性は、食生活の乱れや月経の影響で鉄を失いやすい状態にあります。日ごろのダイエット、不規則な食事、偏食などで食物からの鉄摂取が十分でない状態を早く改善させるのです。
アイアンは、程度により「1日あたり1~4粒を目安に」服用をしてもらいます。

アトピー性皮膚炎や蕁麻疹でお悩みの方にはオプショナルサプリメントとしてビタミンDを!

花粉症やアレルギー疾患の抑制、免疫力の強化、女性の骨粗しょう症や骨折のリスク低減効果、癌の発症抑制、および癌細胞のアポトーシス促進効果などにはビタミンDのサプリメントをお勧めしています。ビタミンDは従来のビタミンという範疇ではなく、副作用ないステロイドホルモンのような作用があり、かつ即効性が感じられるサプリメントです。ビタミンDは、程度により「1日あたり3~10粒を目安に」服用をしてもらいます。アレルギー疾患の場合には、5粒から効果を得られます。

期間はどのくらい飲めばいい?

マルチビタミンやミネラルといったサプリメントは、食事の栄養素改善もしながら6ヶ月以上は服用した方が良いでしょう。もちろん、慢性的な栄養素不足が続いているようであれば長期間の服用も考えなければならないでしょう。

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