私たち夫婦は中二階に寝室を構えてます。
夜中の爺ちゃんの行動がどうしても気になるのでちょっとした音も耳に付きます。
その夜も部屋の前の格子戸の音、トイレのドアの音、頻繁に聞こえて来ました。
下に行くとやっぱり明かりがついていて、布団が床の間に積み上げてありました。
私:「爺ちゃん!寝んかいね。夜中やがいね。」
「どんや。床の間は布団を片付けるとこと違うやろ。」
年寄り達がこの座敷に住むようになって床の間は物置とかしてました。
婆ちゃんが亡くなってからはそこも全部撤去して何にも置いてありません。
爺:「知らんがいや。ワシと違う。」
私:「知らんない。ワシなんや。」
そう言いながら布団を敷き直しました。
私:「早よ寝ねま。」
と、爺ちゃんの腕をつかんで寝かせようとしました。
爺:「待てま!何でそんなキツうするんじゃいや。」
私:「何でもいいさけ早よ寝ね。布団掛けてあげるさけ。」
無視して続けました。
なかなか、横になりません。
私:「言うこと聞きねま。早よ寝んかいね。」
爺さまおこり出しました。
爺:「ワシを殺すつもりやな!」
私に襲いかかって来ました。
払いのけたら・・・コテッ!
ついでに布団を覆い被せて
私:「もう、起きて来たらいかんよ!」
爺:「殺したる!」
こんな言葉も平気になってしまいました。
私:「私、死んだら誰が爺ちゃんの面倒見るんや。」
電気を消して戸をピシャリ!
しばらくそこで様子を見てましたがぶつぶつ爺ちゃんの文句の声。
寝たようで・・・。
明くる朝、爺ちゃんの座敷の真上で寝ている娘に
娘:「夜中、やかましかったぜ?またバトったんか?どっち勝ったん?」
とんちんかんな爺ちゃんを相手に本気になって腹を立てて途中で挫折している私をいつも見て笑っている娘です。
私:「お母さん・・・勝ったわね!」
「がんばれ!わたし。」
夜中の爺ちゃんの行動がどうしても気になるのでちょっとした音も耳に付きます。
その夜も部屋の前の格子戸の音、トイレのドアの音、頻繁に聞こえて来ました。
下に行くとやっぱり明かりがついていて、布団が床の間に積み上げてありました。
私:「爺ちゃん!寝んかいね。夜中やがいね。」

「どんや。床の間は布団を片付けるとこと違うやろ。」
年寄り達がこの座敷に住むようになって床の間は物置とかしてました。
婆ちゃんが亡くなってからはそこも全部撤去して何にも置いてありません。
爺:「知らんがいや。ワシと違う。」
私:「知らんない。ワシなんや。」
そう言いながら布団を敷き直しました。

私:「早よ寝ねま。」
と、爺ちゃんの腕をつかんで寝かせようとしました。
爺:「待てま!何でそんなキツうするんじゃいや。」
私:「何でもいいさけ早よ寝ね。布団掛けてあげるさけ。」
無視して続けました。
なかなか、横になりません。

私:「言うこと聞きねま。早よ寝んかいね。」
爺さまおこり出しました。
爺:「ワシを殺すつもりやな!」
私に襲いかかって来ました。
払いのけたら・・・コテッ!

ついでに布団を覆い被せて
私:「もう、起きて来たらいかんよ!」
爺:「殺したる!」
こんな言葉も平気になってしまいました。
私:「私、死んだら誰が爺ちゃんの面倒見るんや。」
電気を消して戸をピシャリ!

しばらくそこで様子を見てましたがぶつぶつ爺ちゃんの文句の声。
寝たようで・・・。
明くる朝、爺ちゃんの座敷の真上で寝ている娘に
娘:「夜中、やかましかったぜ?またバトったんか?どっち勝ったん?」
とんちんかんな爺ちゃんを相手に本気になって腹を立てて途中で挫折している私をいつも見て笑っている娘です。
私:「お母さん・・・勝ったわね!」

「がんばれ!わたし。」