<List>
1. Mondrago
2. Rock of Faith
3. A New Day
4. Ive Come to Take You Home
5. Who Will Light A Candle?
6. Nothings Gonna Stand in Our Way
7. Altro Mondo
8. I Believe in You
9. Take Me to The Waterline
10. I Lay Down
11. When You Were Young
<Member>
・John Wetton(Vocal, Bass)
・John Mitchell(Guitar)
・Geoffrey Downes(Keyboard)
・Clive Nolan (Keyboard)
・Steve Christey (Drums)
2003年リリースのソロアルバム。5作目となります。John Wettonは本当にいつも休まず創作活動を続けていますね。
2ndアルバムの"Battle Lines"が良い曲が集まりである傑作だったのに対し、彼のソロアルバムの中でこの作品だけがプログレッシブ・ロック、とりわけシンフォニック・ロックの傑作であると言いきれます。
少し衰えを感じさせたJohnのボーカルも持ち直したというか、以前より良くなったような気がします。
"Mondrago"のギターソロはのちにIt Bitesに加入するJohn Mitchellじゃありませんか。彼の独壇場。非常に叙情的で哀愁を帯びたスローな演奏を聴く事が出来ます。
2曲目の"Rock of Faith"はエスニックというか、パーカッションを大幅に導入した異色な曲です。とてもゆったりとしたなか、Johnのボーカルが力強いです。
こ の後もスローな曲が続きます。このアルバムに速い曲は1曲もありません。ストリングを大幅に導入したロック色の低い楽曲ばかりです。キリスト教の曲の様で す。あえてロック色が感じられる曲を挙げれば、"A New Day"、"Nothings Gonna Stand in Our Way"、"Take Me to The Waterline"といったところ。部分的に局面が変わる部分はあるけれど、基本的にシンフォニックです。
"Battle Lines"がJohnのソロアルバムではこれ以上のものはないだろうと思っていましたが、この作品を聴いてからはこちらの方を聴く機会が増えまし た。"Battle Lines"はドラマーがアメリカ人なんですよね、上手いんですけど。このアルバムは非常に湿り気のあるブリティッシュ・ロックという感じです。トータル イメージを重視したことで、本当に素晴らしい作品が出来ました。アルバム全体を1曲として評価して欲しい作品です。癒されます。何度も言いますが、本当に 素晴らしい作品ですよ。
個人的にはこの作品に伴う来日ツアーを見ていることもあって、忘れられないです。
Johnは体の線が崩れてジャージ姿。1曲目はAsiaの"Wildest Dream"でした。
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