<List>
1. Subdivisions
2. The Analog Kid
3. Chemistry
4. Digital Man
5. The Weapon(Part II of Fear)
6. New World Man
7. Losing It
8. Countdown
<Member>
・Geddy Lee(Bass, Vocal, Keybord)
・Alex Lifeson(Guitar)
・Neil Peart(Drums)
1982 年リリースの9th。ここでまるで"Moving Pictures"での成功が無かったかのように劇的に音楽性を変えてきました。Keybordとテクノロジーの大幅な導入です。Geddy Leeの場合、BassからKeybord、KeybordからBassと持ち場を変えるのも見せ場ですけどね。初めて耳にした時にリバーブ類の掛かり具 合がかなり深く、前作と全然違うのでかなり戸惑いました。それでいてNeil PeartのDrumsの音だけはクリーンで何をやっているか聴き取り易い(真似は出来ませんが)プロデュースとなっています。そして、これはRushの 方向性ではないと思いました。ポップ過ぎやしないかと。ですが、テクニックは相変わらず凄いし、Lylicsも冴えまくっています。"Grace Under Pressure Live"を見てすっかりお気に入りのアルバムになりました 。Keybordを大幅に導入した"Subdivisions"、ストレートなロックナンバーの"The Analog Kid"、未だにライブで演奏する"Digital Man"、少し大作志向でNeil Peartの見せ場である"The Weapon"、レゲエっぽい"New World Man"、う~ん、最後の曲はどうかとは思いますが。