もぐもぐキッチン

胆江地区の学校栄養士(14人)によるブログです♪給食のレシピなど投稿しています♪

変わり大学いも

2016年08月30日 | おすすめ料理

料理講習会で作った「変わり大学いも」のレシピを紹介します。

 

材料(10人分)

さつまいも      800g

ひよこまめ(水煮) 200g

ちりめんじゃこ    30g

植物油(揚げ油)  適量

きび砂糖       70g

しょうゆ        40g

水           40g

でん粉        小さじ1

白炒りごま     小さじ2

 

 

作り方

さつまいもは、1.5cmくらいの角切りにし、からりと揚げる。

ひよこまめはゆでておく。

ちりめんじゃこは、から炒りして冷ましておく。

砂糖、しょうゆ、同量の水を加え、少し煮詰めて、でん粉でゆるめにとろみをつける。

 のたれに、さつまいも、ひよこまめ、ちりめんじゃこを入れてよくからませ、白炒りごまをふる。

 

甘辛のたれで、ごはんのおかずにもなりますし、おやつにもおススメです

 


果報団子

2016年08月16日 | レシピコンテスト

料理講習会で食の匠・立木睦子さんに教えていただいた『果報団子』をご紹介します。

果報団子は、岩手県の県南地方の行事食です。

 毎年旧暦の11月24日は大師講または御大師様(弘法大師)の日という行事があり、この日は団子を作って神棚にお供えをして食べたそうです。

 団子の中には萩の枝が入れてあり、その団子を食べた人には果報が授かるという言い伝えがあるため、子供たちが競って食べる家族団らんの楽しい行事食です。

果報団子には『あずき団子』と『汁団子』があり、11月24日の夕食には両方の団子をセットで食べられるそうです。

『汁団子』は大根、人参、ごぼう、干ししいたけ、鶏肉、みつ葉などの具が入った醤油味の汁物です。この汁の中にも萩の枝入りの団子が入ります。

 

材料6人分

団子粉  150g

お湯    適宜

あずき   150g

砂糖    150g

萩の枝   適宜

 

作り方

【団子】

団子粉にお湯を少しずつ加えながら耳たぶくらいの柔らかさにこねる。

1個約5gの大きさに丸めながら30個の団子を作り、そのうちの数個に萩の枝を入れる。(※外から見えないように)

団子を茹で浮いてきたら冷水に取り、ざるにあけ水切りをする。

【あずき団子の粒あん】

あずきを洗い鍋に入れ、あずきがかくれる位の水を入れ、沸騰したら茹で汁を捨てる。

鍋に水とあずきを入れ、沸騰したら火を弱め柔らかくなるまで煮る。

砂糖を2~3回に分けて入れ、焦がさないように煮詰める。煮詰まり水が少なくなってきたら塩を加え、火を止める。

【あずき団子】(ぜんざい風)

鍋にあんを入れて火にかけ、湯を加えながら好みの濃さに溶く

団子を入れ、沸騰したら火を止める。

今年の『旧暦11月24日』は12月22日です。おうちでも果報団子を作ってみてはいかがでしょうか?

 


ひよこまめドライカレー

2016年08月09日 | おすすめ料理

 

材料(6人分)

ひよこ豆缶・・・80g

豚ひき肉・・・300g

根しょうが・・・1かけ

玉ねぎ・・・1.5個

にんじん・・・1本

サラダ油・・・大さじ4.5

カレー粉・・・72g

トマトジュース・・・285cc

固形スープのもと・・・1.5個

塩・・・少々

こしょう・・・少々

パセリ・・・少々

米・・・3カップ

バター・・・60g(※)

(※)油、バターの量は調整してもおいしく作れます。

 

作り方

①しょうが、玉ねぎ、人参をみじん切りにする。

②フライパンにサラダ油を熱し、①とひき肉を炒める。

豆とカレー粉を加えてさらに炒める。トマトジュースと固形スープの素を加えて、弱火で20分程度煮る。

③汁気がなくなったら(↓の写真のように)

塩、こしょうで味を整える器に盛ったバターライスにのせる。パセリ(きざんで水に浸し、水切りする)をちらす。

 

 

ひよこ豆は、ガルバンゾとも呼ばれます。

ホクホクとした食感が他の具材とも相まって、おいしいカレーになりました

 


豆のふりかけ

2016年08月09日 | おすすめ料理

豆のふりかけ

※材料は6人分です!

材料

・青ばた豆     50g

・にんじん      60g

・かつお節     2.5g(小袋1袋)

・ごま油        大さじ1

・水             大さじ2

・酒             大さじ1

・みりん         大さじ2

・白だし          大さじ1

・きび砂糖      小さじ1

・しょうゆ        大さじ1

・塩              少々

作り方

 

①青ばた豆は、一晩水に浸す。

②ひたした青ばた豆を熱湯で2~3分ゆがいて、あく抜きをする。

③②の水気を切って、細かくみじんきりにする。

④にんじんを2~3mm程度の大きさになるように、角切りする。

⑤フライパンにごま油大さじ1をいれ、③の青ばた豆を炒める。ある程度炒めたら、④のにんじんをいれて、さらに炒める。

⑥ある程度炒めたら、酒、みりん、水、白だしをいれて煮る。豆がやわらかくなったら、きび砂糖、しょうゆをいれて焦がさないように弱火で煮る。

⑦最後にかつお節をいれて、味をみて、足りない場合は塩を少々いれて、味をととのえる。

⑧水気がすっかりなくなったら火をとめる。

とっても簡単で、おいしいふりかけです

 

 

 

 


豆の翡翠あえ

2016年08月09日 | おすすめ料理

料理講習会で食の匠の佐藤愛子さんに教えていただいた「豆の翡翠あえ」です

 

 

材料6人分

ミックスビーンズ缶・・・・・・120g

ぷりっとむきえび(冷凍)・・12匹

きゅうり・・・・2本

<調味料>

すし酢・・・・大さじ1

5倍酢・・・・小さじ2

きび砂糖・・大さじ1と2/3

酒・・・・・・・・大さじ1

白だし・・・・小さじ2

塩・・・・・・・少々

 

作り方

 ぷりっとむきえびは、冷蔵庫から出し、よく洗い、酒を入れた熱湯100㏄でゆがいて、ざるに取る

 ミックスビーンズは、白だしを入れた熱湯200㏄でゆがいてざるに取り冷ます(煮過ぎると割れるので注意

 きゅうりを荒目のおろし金でする

 のきゅうりを150g程度スプーンですくいあげる

 のきゅうりに、すし酢・5倍酢・きび砂糖を入れて、よく混ぜる

 を入れて、よく混ぜる

 食べるまで冷蔵庫で冷やす

さっぱり食べやすい和え物で、夏にぴったりのメニューです

ミックスビーンズを使っているので様々な豆の食感が楽しめます


酒粕のおづけ

2016年08月08日 | おすすめ料理

料理講習会で食の匠の佐藤愛子さんに教えていただいた酒粕のおづけ(鮭の粕汁)です

レシピを紹介します

材料 4人分

塩鮭甘口・・・2切れ

だいこん・・・6㎝(250g)

にんじん・・・1/2個(80g)

じゃがいも・・1個(200g)

ごぼう・・・50g

油揚げ・・・1枚

板こんにゃく(白)・・1/3枚

長ねぎ・・・1本

だし汁

干し椎茸・・・3枚

煮干し・・・12g

水・・・5カップ

調味料

酒粕(やわらかいもの)・・・60~70g

みそ ・・・40~50g

酒・・・大さじ2

みりん・・・大さじ2

 

作り方

下ごしらえ

①鍋に水7.5カップを入れ、頭と腑を取った煮干しと干し椎茸を3時間程度浸しておく

②にんじんはいちょう切り、じゃがいもは一口大、長ねぎは斜め切りにする

③大根はいちょう切りにして下ゆでしておく。

④こんにゃくは一口大に小さくちぎって下ゆでしておく

⑤油揚げは油抜きをして、縦半分に切ってから2㎝幅に切る。

⑥塩鮭は骨を取り除き、3~4当分の一口大に切り分ける。

⑦⑥で切り分けた鮭をざるに並べ、熱湯に入れて湯引きをする。湯びき後、すぐに水にとり、そっとうろこを取った後、キッチンペーパーで水気をとる。

⑧ごぼうはささがきにして、水にさらしてあく抜きをする

 

鍋を火にかけ、沸騰して5~6分したら煮干しを取り出す。干し椎茸も取り出し、薄切りにして鍋に戻す。

の鍋に大根、酒大さじ3を加え、煮立ったらじゃがいも、にんじん、ごぼうを順番に加える。さらに、野菜が柔らかくなったらこんにゃく、油揚げを加えてあくを取る。

仕上げに酒粕、みりん、みそ、ねぎうお加えて、香り漬けにしょうゆを加えて味をととのえる。

だし汁を入れた小鍋に⑦の鮭を入れて煮る。

をお椀に盛り、その上に4の鮭を盛りつける

奥州市前沢区には、昔から造り酒屋があり、粕汁や粕漬け、粕煮など酒粕を使った料理が身近でした。

粕汁には、塩鮭を使ったものや白菜の古漬けを利用したもの、星大根や魚のアラを使ったものなどがあり、冬の寒い時期に食べると

体がよく温まり、冬期間の保存食を利用した家庭料理として食べられてきました。

酒粕のおづけは、夏に食べてもおいしかったですよ

涼しくなってきた頃に作ってみてはいかがでしょうか


大福豆のグラタン

2016年08月01日 | おすすめ料理

料理講習会で作った「大福豆のグラタン」のレシピを紹介します

<材料 4人分>

大福豆(レトルト) 140g

ベーコン・・・・32g

たまねぎ・・・・60g

無塩バター・・4g

食塩・・・・・・・少々

こしょう・・・・・少々

コンソメ・・・・2g

水・・・・・・・・40g

ホワイトソース60g

牛乳・・・・・・40g

とろけるチーズ20g

パセリ・・・・・4g

アルミカップ・・4枚

<作り方>

ベーコンは千切り、たまねぎとパセリはみじん切りにする。

バターでたまねぎを炒め、ベーコン、大福豆を加え炒める。

コンソメスープを入れ、水分がなくなってきたら、塩・こしょうで味をととのえる。

ホワイトソース、牛乳を加え、混ぜ合わせる。

アルミカップに分け入れ、とろけるチーズ、パセリをのせ、230℃のオーブンで7分焼いたら出来上がり

豆は大福豆でなくてもOKです

豆が苦手・・・という人もこのグラタンならきっとおいしく食べられると思いますよ


食の匠による料理講習会

2016年08月01日 | おすすめ料理

7月28日(木)に、食の匠による料理講習会を行ないました

毎年恒例となった講習会ですが、胆江地区の栄養教諭・学校栄養職員・調理師が集まって、地元の食材を使った料理を教えていただいています

今年度は豆料理に取り組みたいという希望を伝えたところ、匠さんから豆を使った料理を中心に教えていただきました

作ったのは全部で7品

ひよこ豆のカレー

酒粕のおずけ

豆のふりかけ

翡翠和え

果報団子

大福豆のグラタン

変わり大学いも

上の5つが食の匠さんから教えていただいた料理、

下の2つが栄養士で相談し取り入れた料理です

どの料理もおいしくできて、 みなさんにもぜひ知ってもらいたいものばかりです

これからそれぞれのレシピを紹介しますので、ぜひお試しください

教えていただいた立木睦子さんと佐藤愛子さん、どうもありがとうございました