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ししまるの空き箱

宝箱? びっくり箱? ゴミ箱?
どんな箱になるかは自分次第。あなた次第。

術後の外来診療

2016-04-06 | 日々あれこれ
退院して 2週間以上、手術から 3週間以上経ちました。

今日は有給休暇を取って、退院後初めての診察で病院へ。


体調としては、そんなに悪くはありません。
傷口はもう全く痛みもなく、入院中のような肩の痛みもなし。
ただ、ちょっと胃もたれのような症状が続いています。
脂っこいものは控えるように言われているので、それは守っているつもり。


診察は昼前からで、まず摘出した胆嚢の写真から見せてもらいました。
(そう言えば、妻は見たのに自分は見てなかった。)

外見はそんなに変なところはなかったけれど、
中を開いたら予想通り壁が厚くなっていたとのことでした。

それで、二つの部屋に分けられて、奥のほうに大量の石がたまっていたようです。
たぶん自分で壁を厚くして、石が外に出ないようにしてしまったんでしょうね。
奥のほうは機能していなかったかも、と。
壁はスポンジ状部分もあり、その中に石が入り込んでいるのもあったようです。


で、肝心な病理の結果。

退院直前にはだいたいのことは聞いていましたが、
悪性のものは一切なかったとのことでした。

これで、さらにひと安心。 この日最大の収穫!
心のどこかに残っていたモヤモヤがようやく消えました。


あとは手術痕の確認や、簡単なお話程度。
入院費の支払いと、保険会社へ出す診断書の依頼を済ませて帰ってきました。

もう病院に来なくていいと言われました。
内臓一つ落としたにしては、本当にあっという間ですね。



今回の件では、同僚にも「そろそろ若くないから無理は禁物だね」と言われました。

まさにその通り。
神様の忠告がこの程度で済んだことに、感謝したいと思います。


入院生活のこと

2016-03-30 | 日々あれこれ
一般病棟に戻ってからの生活は、約一週間でした。
(三連休の最終日 3/21 に退院しています。)


本来、動き回っていることが好きな性格なので、
ずっとベッドにいるのはやはり多少の苦痛を伴います。

手術の痕の痛み自体はたいしたことありませんでした。
背中からの硬膜外麻酔の管はそのまま残して、手元のボトルのようなものがつながれています。
痛くなったら自分でワンプッシュすると、適量の麻酔が入れられます。
試しにプッシュしてみると、背中に冷たい液体が入るのがわかります。

意外な苦痛だったのが、肩の痛み。
腹腔鏡手術は、お腹に二酸化炭素を入れて膨らまして作業するのですが、
その二酸化炭素が体に残ると、あちこちに痛みが出ることが多いようです。

自分の場合は右肩や左肩に痛みが出て、眠れないぐらいの痛さでした。
(ここは、ワンプッシュの麻酔が効かないところらしい。)
そのうちにうつ伏せになったり起き上がっていると楽なことがわかり、少しずつ対処しました。

結局、入院生活中(特に前半)は、ほとんど連続して睡眠することはありませんでした。
肩の痛み、じんましん、便秘、管をつながれている違和感、などが原因です。
早く家に戻りたいと、ずっと思っていました。


一方で、暇つぶしもいろいろ考えていたので、多少の楽しみもありました。

文庫本をいくつか持って行ったので、前半はそれを読んでいました。
最近は本を読むのも一気に読む感じではなく、少し読んでは中断という読み方だったので、
久しぶりに集中して読めた感じ。
途中で読む本もなくなったので、本好きのYに追加をお願いしました。
(東野圭吾とか、有川浩とか。)

パズル雑誌も持って行きました。
昔はパズル作成を趣味にしていたので、その特にお世話になった出版社のものです。

あと、テニス部の人が 2人お見舞いに来てくれたのですが、
2人ともテニス雑誌の最新刊を持ってきてくれました。
結果、一気に「テニスしたい病」になりました。(笑)

プリペイド式でテレビも視聴できたました。
はじめは、テレビはほとんど見ないかも、と思っていましたが、
テニス観戦できることに気づいて、後半はずっと楽しんでました。
ちょうど、インディアンウェルズ大会での錦織戦は放送してました。

また、カーリングの世界選手権もやっていたので、これにハマりました。
戦術とか考えながらの試合運び、面白いですね。
その後に銀メダルに輝く活躍をした日本代表ですから、ずいぶん自分では盛り上がってました。

病室の窓から、近くの景色を見るのも楽しみでした。
ちょうど季節もお彼岸前、たった一週間でも花が咲いていく様子が見られたり。
病室は 5階だったので、少し俯瞰的に知っている地域を見るのも新鮮でした。



約一週間の入院生活。
会社のみんなからは「こんな機会だからのんびり過ごして」と言われましたが、
なかなかのんびりはできないと思いました。(特に寝られないのが苦痛。)

やっぱり我が家が一番です。
その証拠に、家に帰った途端にしっかり寝ることができました。


手術のこと

2016-03-29 | 日々あれこれ
3月14日の午後に手術をすることが決まり、その前日 13日に入院しました。


手術や入院生活の説明を受けながら、
もうこの時点では医者に任せるしかないという心持ちです。

手術自体よりも、心配なのは全身麻酔とか人工呼吸とかそんなこと。
あとは便を出せるかとか、眠れるかとか。
結局、下剤とか睡眠薬の力を借りて、手術当日を迎えました。


一般病棟から手術室へ向かうのはあっという間。
そして、あれよあれよという感じでいつの間にか手術が始まっていた気がします。

背中から硬膜外麻酔というのを入れて、お腹あたりの感覚をなくします。
そしたら今度は、全身麻酔。

...以降は記憶がありません。


手術自体は、腹腔鏡手術ということで、大きな傷は残らないものでした。
おへそを少し切って、そこに12mm の穴を開けて管を通します。
そこから空気を入れたり、カメラを入れたり、内臓を取り出したり。
その他に、胸に 2ヶ所 5mmの管を通す穴を開けます。

結局、大きな開腹は必要なく、この 3ヶ所から操作して胆のうを摘出。
医者にとってはカメラ越しの映像にはなるけど、患者の負担は少なめ。
2時間ぐらいで手術は終わったようです。


起こされたときには、すべてが終わっていました。
手術が成功したことを聞いて、石を見せてもらいました。
(まだ、ぼーっとしていて記憶が曖昧です。)

妻は、摘出した胆のうを見せてもらったようですが、自分は見ませんでした。
胆のうは、そのまま病理検査へ。
生まれてからずっと働いてくれていた臓器、対面することもなくお別れ。
ちょっとさみしいですね。


その後、1日は救急病棟で過ごしました。
手術は知らない間に終わったけど、最大の苦痛はこの期間でした。

体にはいろいろ管がつながれ、酸素マスクも付けられています。
そして最も苦痛だったのが、尿道に挿されたカテーテル。
手術中に挿されたらしいけど、ずっと違和感あるまま。
自分の意思とは関係なく尿が排出されるとは言われたけど、ずっと残尿感あるし。

また、ずっと寝ようと思っても寝られない状態が続くのが大変でした。
痛みというよりも、いろんな管がつながれているという精神状態。
定期的に体温と血圧などは測られるので、ずっと寝られないし。

まだ、10分しか経ってない、20分しか経ってない、とか考えながら、
暴れたくなるような、気が狂いそうになるような。


寝たのか寝てないのかもわからない状態で、20時間ほど待ったでしょうか。
ようやく尿道カテーテルを抜いてもらう許可をもらい、多少スッキリしました。
これで、点滴や麻酔を引き連れながらですが自力で歩けます。
痛みはあるものの、食事もできて一般病棟に戻ることになりました。


そんな感じで、手術直後の 1日は大変な思いをしましたが、
手術痕も最低限で済み、たった 1日で歩けるようになるってすごいことですね。

あらためて、医学の進歩に感謝です。





胆のうから取り出した胆石、記念に?手渡されました。
予想通り、ゴロゴロとたくさん出てきました。

一般的にはコレステロールが主成分といわれていますが、
自分の石は白くなかったので、ちょっと主成分が違うようです。

さて、石をもらったのはいいけど、これをどうすればいいというのか。
手近に置いて、目にするたびに健康に気をつける、といったところでしょうかねぇ。



病気のこと

2016-03-29 | 日々あれこれ
退院してだいぶ時間も経つので、病気のことを少しはまとめておきたいと思います。
ちょっと重い内容ですが、記録しておかないと忘れちゃいそうなので。


今回症状のあったのは、上腹部の痛み。
2月中頃に、胃のあたりがおかしいなあ、ということがありました。

今までにないような痛みだったのだけれど、翌日は収まっていたので会社へ。
でも本調子ではないということで、翌々日に近くの病院へ行きました。

胃カメラを飲むつもりで行ったら、胃じゃないようなことを言われて、
大病院の救急へ。(この時点でエコーで胆石ではないかとのことでした。)

確かに、胆石ありました。しかもゴロゴロとたくさん。
そして検査を重ねていくうちに、思いもしないことが判明しました。


自分の胆のう、どうやら構造的に「くびれ」ができて2つに分かれているとのこと。
そして画像診断では、そのうちのひとつ(奥側)に影らしきものがあると。

胆のう内部の壁が厚くなるのは、おそらく良性のもの(胆のう腺筋腫症)ではないか。
でも、胆のうの一部は機能していなくて悪性の疑いもあるのではないか。

そんなことを言われて、結局、胆のう自体を摘出することになりました。


はじめは、簡単に臓器を摘出するなんて言う医者の言葉に耳を疑いましたが、
どうやら胆のうはなくなっても、ほぼ普通の生活ができるらしい。
(帰って調べてみると、胆石だけでも摘出している方は多いようでした。)


そんなこんなで、検査・診察を繰り返し、3月に入院・手術となりました。

病院で、手術歴は?と聞かれて、初めてだと答えていました。
でも、実はそうではありませんでした。
1歳半頃にヘルニア(脱腸)の手術をしていたそうです。(親にも確認)

まあ、記憶のある範囲で初めての手術には変わりないですね。
手術まで約一ヶ月、症状(痛み)はそれ以降でなかったものの、
かなりの不安の中で仕事をしていました。


悪性かどうかは、摘出してから病理で判定されるとのこと。
そして、胆のう癌は転移しやすいらしく、追加手術の可能性ありと説明がありました。

摘出までは腹を決めたけど、どうか悪性でありませんようにと...。
自分にとっては長く感じる 1ヶ月でした。









10周年

2016-03-26 | 日々あれこれ
3月26日は、このブログの誕生日。

ちょうど10年経ったことになります。


昔はほぼ毎日更新していましたが、後半は結構サボり気味。
それでも気負わずやることが、続けてこれたポイントかも知れません。

一時期は、そろそろ潮時かと考えたこともあったけど、
まあやめるのはいつでも出来るので、しぶとく続けようかと思っています。


書き続ける意味も、それなりにいくつか見つけられています。
忘れっぽいことも多いから、あとで見直すことが出来るのも意味あること。

Mにとっては、生まれてすぐあたりからの記録があるので、
昔の自分の記事を見たりするのもいいみたい。(結構、自分好き?)


見ていただいている方々のおかげで続けられているブログ。
本当に感謝の限りです。

11年目となるこれからも、ぼちぼちやっていきますので、
よろしくお願いします。


同期仲間と

2016-03-24 | 日々あれこれ
マレーシアから友人が一時帰国していたため、
何人かのメンバーで集まって飲み会でした。
(自分は病み上がりのため、おとなしめに参加...)

彼が赴任してから何回かこういう機会がありますが、
いろんな話が出来るこの機会は毎度楽しみです。


赴任していた彼の家族も、海外の学校に通っていましたが、
4月から日本の学校へ復帰するようです。

久々の日本での生活のため、準備はホント忙しそう。
本人はまだ少し海外生活になりますが、
家族のためにいろんな契約・買い物で駆け回っているみたいでした。



メンバーは全員同期入社で、同じような年の子供がいます。
なので、最近は子供のことが話題に上ることが多く、
特にそろそろ受験なども気になるメンバーが多いですね。

というか、我が家も来年高校受験ですが。

退院報告

2016-03-21 | 日々あれこれ
3/13 から入院しておりましたが、本日 3/21に退院しました。

胆石と胆のう腺筋腫症であろうということで、
胆のうを摘出してきました。

手術前は悪性の疑いもあると脅されていましたが、
病理診断の結果は、大丈夫そうとのことです。(詳しくは 4月に話を聞く予定)


家族や同僚にもいろいろ迷惑をかけました。
また、このブログをご覧の方にもご心配をおかけしました。


食事はいろいろ考えないといけませんが、
普通の生活が送れそうなことに感謝しています。

胆石の痛みのおかげで悪いところが早めに見つかったのだと、
良い方向に解釈しておきたいと考えています。

短期間でダイエットも出来たしね。
内臓一個分以上?


病院での生活のこととか、帰ってきて気づいた庭の変化なども
徐々に載せていきたいと思います。

今日は、とりあえず報告のみということで失礼します。




▲帰宅したら、家族からの花がありました。



病院へ

2016-02-16 | 日々あれこれ
14日の夜に胃が痛くなって苦しんでました。
家族に貰ったチョコレートを食べ過ぎた?なんてことはないのですが。

翌15日朝はよくなって会社行ったけど、まだ胃が重い感じ。
それで 16日になって、有休とって医者へ行きました。

当初の痛みは今まで経験したことがないぐらいだったので、
胃カメラを飲むつもりで朝食抜きで。


そしたら、どうやら胃ではなく胆石があったみたい。
(アナタの胃はここじゃない、みたいな感じで。)
小さな医院でエコーで見て、大きな病院を紹介されました。

その検査の過程で、ちょっと悪いところ?が見つかったので、
3月上旬あたりに手術入院ということになりました。

いろいろ検査を重ねて、あれよあれよという展開。
こんなにスリリングな一日も久しぶりでした。

まあ、まだ検査は続くし、詳細もこれからだし、
今のところブログに書くのはここまでにしておきます。


それはそうと、
検査待ちしているときに、病院の防災訓練に遭遇しました。

突発地震想定の訓練だったけど、特に避難はせず。(建物は丈夫だから?)
受付あたりに災害対策本部が設置され、トリアージ用のシートなどが敷かれていました。

入院患者のケアなど、病院に勤める方も大変ですね。
きっと普通に会社勤めしている我々に比べると、かなり訓練されているかも。


何で今?ってビックリしたけど、貴重な経験でした。



新東名つながる

2016-02-13 | 日々あれこれ
2月13日。

我々にとっては待望のニュース。

新東名の「浜松いなさJCT」と「豊田東JCT」間、ようやく開通です。


帰省を含む西方面へのお出かけは、ちょっと距離のある東名のICを利用していましたが、
これで「新東名・最寄りのIC」が使えます。

そして、いつもハマっていた渋滞もこれで緩和されるだろうから、
快適なドライブが出来そうです。

何しろ、実家へ帰るのって、
正月、ゴールデンウィーク、お盆あたりが中心だから、
どうしても渋滞になってしまうのです。

なので、かなり期待感があります。


ちなみに、途中に出来た「長篠設楽原 PA」って、かなり気になってます。

戦国時代を意識したパーキングエリアって、一体...!?


ひな人形

2016-02-07 | 日々あれこれ
立春過ぎたら、恒例のひと仕事。
ひな人形を出さないと。

Yが生まれたときからだから、もう 14回目。
もう並べるのも慣れたものです。

毎年苦労するところも同じで、
お内裏様の烏帽子を付ける紐がうまく結べないところ。

ちょっと作業も、回数を重ねるごとに雑になってきたかも。


子供たちは最近は手伝ってくれませんが、
でも、お菓子だけは毎年買ってきて並べています。



▲今年もいっぱい並びました。


ひな人形のセットに入っていた写真立ても使い続けています。
ここに飾っているのは、もうずいぶん昔の写真。(9年ぐらい前?)

姉妹ともお互いのことが大好きで、なかなかこういう二人笑顔の写真もないので、
ずーっとこれを飾っています。



▲昔の写真なので、思い切ってブログにも載せてしまいましょう。