いつの間にやら、もう 6月。
蒸し暑い日も多くなってきて、梅雨入りも間近でしょうか。
会社帰りに車の窓を開けると、田んぼから蛙の大合唱が聞こえてきます。
オイラ達の季節だよ、と喜んでいるみたい。
庭のガクアジサイも少しずつ咲いてきました。
厳密に言えば、咲いてきたのは中央の花じゃなくて周りの花、ですね。
中央に咲くのは、雄しべと雌しべのある両性花。
周りに咲くのは、ガクの変化した中性花(装飾花)。
鞠のようなセイヨウアジサイは中性花だけで、
両方あるのがガクアジサイなんだそうです。
でも、「萼紫陽花」じゃなくて「額紫陽花」が正解。いわゆる額縁咲き?
我が家にあるガクアジサイは 2種類。
両方とも、妻の実家から挿し木でもらったものです。
まだ周りの額縁も絵(中央)も、色があまりついていませんね。
徐々に絵の色が濃くなっていく様子が好きです。
なんだか、美味しそうにも見えてくるし。
いっぱいの花をつけているユキノシタ。
アジサイって、ユキノシタ科というのもはじめて知りました。
「ユキノシタ科アジサイ属」。
でも、ユキノシタは花びら 5枚で、アジサイは 4枚???
ちょっと不思議に思いましたが...
よく考えると、中央の両性花は 5枚なんですね。
装飾花と両性花で花びらの枚数が違うこと自体も不思議ですが。
もう少し咲き進んだら、また観察してみましょう。