「夜行観覧車」 湊かなえ
父親が被害者で母親が加害者―。
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。
その家族と、向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。
この作家さんの作品の特徴は読後感の悪さ…
正直、「ここまでやる~」って思うくらいです。
が、今作は良い意味で裏切ってくれました。
何処の家庭にも潜む、問題や悩みがある日突然爆発
…なんて事もあるのかも、と思いました。
物語の世界に引き込まれ、母と取り合いながら呼んだ1冊です
何故か栞紐が2本(ピンク&ベージュ)あり、2人で読むのに丁度良かったですよ