涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

奈良国立博物館で「よみがえる正倉院宝物 再生模造にみる天平の技」展

2020-07-05 12:35:48 | 美術館・博物館

天気予報では天気は悪いとのことでしたが、朝には青空。

溜まっていた洗濯物を洗濯してベランダに干して、奈良国立博物館まで歩いてでかけました。

日焼けするのもアレなので、日傘をさして、日焼け止めローションを塗って。
じりじりとした日差しと飛行機雲。

博物館の北側の氷室神社の池。
以前来た時には水が抜かれていたのですが、今日は水が張られていました。
でも睡蓮はありません。

道路越しに国立博物館と鹿。

今日の特別展は、「『御大典記念』よみがえる正倉院宝物 再現模造に見る天平の技」です。

博物館の壁の案内看板。

博物館の手前の一番北側の池には、菱が葉を広げていました。

博物館側の池には蓮鉢。

正面入り口の東側の壁には

正面入り口。

館内に入る前に検温があって、マスクをつけるようにと指示されます。
館内正面には垂れ幕。

右と左が螺鈿紫檀五弦琵琶
真ん中が黄金瑠璃鈿背十二稜鏡

所々でいろいろな動画が放映されていて、
五弦琵琶の音がながされていたり。

基本館内は撮影禁止ですが、会場を出た所には撮影スポット。

螺鈿紫檀五弦琵琶と黄金瑠璃鈿背十二稜鏡の絵葉書を購入です。

 

螺鈿紫檀五弦琵琶は実物を何度か正倉院展で観ていますが、
この復元品の美しさはまた格別です。

確か以前テレビで復元作業の様子をしていたのを覚えています。
装飾に玳瑁というウミガメの甲羅を使うのですが、今はワシントン条約で輸出入が禁止されていて、
なんとかして探していると、たまたま在庫があるとの情報で再現できたとか。

その他にも絹は美智子上皇后が育てていた日本の蚕から採れる絹糸を使っているとか。
染色に使う「茜」も、日本固有種がたまたま皇居に少しだけ自生しているのを見つけ、
当時の天皇(現上皇)陛下がそれを増やして復元に使う量を確保したとか。

 

こういうパンフレットもありましたね。



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