涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

歌舞伎座で六月大歌舞伎を昼夜通しで観劇、そして大チョンボ

2018-06-08 01:00:00 | 歌舞伎

今日の歌舞伎座の公演ちらし。

開演まで20分あるので歌舞伎座の撮影。

正面向かって左にある大きな看板。

正面右側、地下へ降りるエスカレーターのところにある大きな看板。

地下にあるセブンイレブンにコーヒーを買いに行きます。

地下、天井からつり下がっている提灯。

コーヒーを片手に芝居絵を撮影。

昼の部は、妹背山婦女庭訓、文屋、野晒悟助。

夜の部は、夏祭浪花鑑、巷談宵宮雨。

 

昼の部、

一、妹背山婦女庭訓 三笠山御殿。
舞台はまさに奈良市です。
三笠山、おそらく若草山でしょうね。
二年前に国立文楽劇場で通しで出ていますね。
そして一応通しで歌舞伎座でも出ています。その時三笠山ではお三輪を玉三郎、鱶七は今回と同じく松緑。

二、六歌仙容彩 文屋
文屋は菊之助。

三、酔菩提悟道野晒 野晒悟助
野晒悟助を菊五郎、浮世戸平を菊之助
舞台は大坂の住吉神社ですね。
国立劇場、歌舞伎座團菊祭で観た覚えがあります。
最後の立ち回り、傘を使った演出がいいですよね。

野晒悟助というと、ボストン美術館の国芳の浮世絵を思い浮かべます。

音羽屋の出演が多かったため、ロビーに富士純子さんのお姿が。

昼の部が終わってから、夜の部の休憩時間に食べようと、歌舞伎座の北側にあるローソンでサンドイッチ、コーヒーを購入。
サンドイッチ、かなりゴージャスな分厚いサンドイッチです。

夜の部、

一、夏祭浪花鑑 鳥居前、三部内、長町裏
これまた舞台は大坂住吉神社、神津神社近くの三婦宅、そして堺筋の長町です。
文楽ではしばしば通し狂言で、あるいは見取で上演され、
歌舞伎でもしばしば夏狂言として上演されますね。
団七九郎兵衛は十八代中村勘三郎、坂田藤十郎などで何度も観ています。
今回の中村吉右衛門も二度目です。
歌六の三婦、河内弁、凄すぎ。

二、巷談宵宮雨
二十四年振りの上演という事でしたが、初めて観ました。
残念ながら終演が午後9時10分、最終のぞみは東京駅午後9時23分。
歌舞伎座を9時に出て、最後まで観ることはできませんでした。残念。

 

今日の大チョンボ。

夜の部の休憩時にサンドイッチを食べようとしたときに、
新幹線のチケット、エキスプレスカードを入れたポーチが無いのに気づいて大慌て。
リュックの中を全部ひっくり返し、歌舞伎座地下一階のセブンイレブンへ行って落としていないか尋ね、
新幹線の落とし物問い合わせに電話し、何処からも見つかりません。

駄目もとで歌舞伎座の受付に尋ねると、同じようなものが昼の部が終わった後の清掃で届いていると。
なんでそんなところで落としたんだろう?
昼の部のチケットを提示し、中身を話すとどうもそれらしく、
無事受け取ることができました。

でもサンドイッチを食べることはできませんでした。

 

途中で歌舞伎座を出てタクシーで東京の八重洲口へ。東京駅着が9時10分。

八重洲口からビルを。

 

無事に最終のぞみに乗り込み東京を後にします。

車窓から東京タワー。

新横浜駅を過ぎて遅めの夕食。
東京駅で買ったお茶と、昼過ぎにローソンで買ったサンドイッチ。

無事に部屋にたどり着いたのは日を跨いで夜中の午前1時でした。